運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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29話 「意識」

俺は、しばらくそのままえみを抱きしめていた。












「コータ??どう・・したの?」













「ご、ごめん・・・なんでもないよ」


















抱きしめておいて、なんでもない訳ないんだけど、
好きとかそんな言葉を言えるはずもなく・・・


相手が結婚したばっかりなのに、そんな重い言葉なんて
俺から言えるはずなかった。もし、言ったら
えみも混乱して、悩んで辛くなるだろう。













一瞬、きょとんとしたえみは、それからすぐニコっとして






「ご飯食べにいこっ」












こうして、俺たちはお店に向かった。










お店は、蕎麦屋で、この辺では結構有名なお店






えみは寒いから温かい蕎麦を選んで、






俺は・・・・天婦羅そばにした。















待ってる間・・・・えみはいきなり顔を梅干みたにクシャ顔にして
俺に見せてくる。






「うにゅ~~~~~~(>ж<)」














「ぶっーーーーーーー!!」(笑)








俺は、そのえみの顔を見て、お茶をブーッと噴いてしまった。










「えみ!!お前何やってんだよ!!噴いちゃったじゃんか」










「やだちょっとぉ~汚いコータあはははは(笑) もぉ~~」








ハプニングというか、お店の人も布巾を持ってきてくれて
大騒ぎとなってしまった。   (スミマセンデシタ)











えみのひょうきんな顔がなかったら、
俺は意識しちゃってて、なんだか重い空気になってたのかも・・・







えみはそういうの気が付いたのかな?

ぶっちゃけ俺の気持ちなんてバレてるだろうし(笑)











えみのホントの気持ちが聞きたい・・・・知りたいんだ。





















でも、聞けない・・・俺は心の中で葛藤していた。













食事を終えて店を出る時、俺はえみに、








「えみ、ちょっと公園歩かない?」












「いいよ~行こっか」






















2人で公園をブラブラ歩いた。











ここで、俺は本音ぶちまけて話ししようかな・・・・
そしたらえみは本音で応えてくれるのかな・・・?











今の彼の事・・・・そして俺の事・・・・・・・













えみは正直に言ってくれるかな?











「ここちょっと座ろうよ」















「うん」















俺は、すこし芝生の生えた地べたに座って
えみはその隣にチョコンと座った。



















俺は口数が少なく、どう切り出していいか悩んでいた。
言った方がいいのか・・・・・それとも・・・・


















突然えみが驚いた口調で


























「ねぇねぇ!!!コータ!!」







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28話 「温もり」

次の日、体調は意外なほど回復した。

大事に至らなくてほんとよかったぁ~~。









出勤してからも、大丈夫なのか?と、声を掛けてくれて




「もぉ大丈夫です!ご迷惑かけました」

 各部署に挨拶してまわった。







あの夜に来てくれた4人にはお礼として
ランチを奢る事にした。





この日の昼休憩に、佐々木君と安田さんとみつちゃんには
ランチを奢ってあげた。





最初はみんな遠慮がちだったけど、、、、ガッツリ食い過ぎ;;
懐は寒くなったけど、みんな喜んでくれて・・・・・



「コータさんのお見舞いすると、昼飯奢りだから
どんどん風邪引いてください(笑)」







「は・・・・?何言ってるの佐々木君!!今度は佐々木君の番でしょ!」







などと冗談も言いながら、その食事は楽しかった。









でも・・・・









今日えみは休みで、後日誘えばいいかなぁって思っていた。
あいつの事だから遠慮するだろうなぁ・・・・

そんな事しなくていいよって、断られるのかな?










今日は、彼氏と一緒にいるっぽいから連絡もできないし
まぁお伺いは、明日にしよう・・・・。










翌日の、朝食の支度の時、







「なぁえみ・・・昨日俺の奢りで、みんなで昼食べにいったんだよ。
あの時のお礼、えみにはまだだし、今日お昼に時間あったらどう?」

















「え?いいよそんな事しなくて・・・・」




















えみは奢られるとか、お金を借りるとか極端に嫌うって事を
話した事があった・・・・
案の定、断られた訳で・・・・・・・。























「そ、そっか・・・・えみだけなんもないって、何だか申し訳ないよ」






















「だからぁ~奢るとかそんな事しなくていいよ♪」



















「えっ・・・・??」

























「奢らないでいいから、ご飯食べには行けるよ♪」













「いいの・・・・??」
























「うん♪」
















なんだぁ(汗)無理かとおもったら、えみは承諾してくれて
なんとも、えみらしいなって思った。

















そのお昼、お店まで行く途中・・・俺はえみに、



「なぁ・・・あの手紙反則だぜ?
あぁいうのもらうと、何て言うかさぁ・・・心に沁みちゃうし・・・」
















「反則?、ふ~ん・・じゃぁもぉ書かない!」













「冗談だよぉ(笑)いや、マジで嬉しかったんだって!」












一瞬怒った様な口調で言いながらも、俺と目を合わすと
我慢できずにプっと吹き出して笑顔になってしまう。











照れ隠しなのか、俺のカバンをいきなり強奪して走って逃げて
中身チェックをするえみ・・・















「えへへ♪コータのカバンには怪しい物が入ってるはず!!」
















「コラコラコラ!! 返しなさーーい!!」











追いついて、カバンの取り合いしながら
じゃれ合ってしまう2人・・・・













えみといると、本当に楽しくて・・・
















こんなに気の合う人と付き合ったら
贅沢すぎるのかな・・・・












出会えただけでも
幸せなのかな・・・・













そう思ったら、俺は人目を気にせず、
えみをギュって抱きしめていた。






















「少しだけこのままで・・・・」


















「コ、コータ・・・」







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27話 「心に響く」

「ピンポ~~ン」







「だ、誰だろ・・・」















無用心な事に、この時カギは開けたままだったので、

「だいじょぶすか~~~」



の、掛け声とともにドカドカと、入ってきた





佐々木君に、安田さん、みつちゃんとえみの四人で
様子を見に来たのである(^^;)







すごい嬉しかったけど、ちょっとだけ迷惑・・・・ (苦笑)

寝かせてくれよぉって思ったけど、悪い顔は出来ず><









コータさんの体心配して色々買ってきたから、

栄養ドリンク

アミノなんとか・・・

チルドパックに入ってるおかゆ・・・

ポカリスエット・・・



このみんなの好意は、ほんとに感謝した。


みんな助けてくれて、そして温かい気持ちに俺は感動した。








「ありがとう、気使ってくれて、感謝だよぉ」






安田さんは、「早く良くなれよぉ、おかゆは俺の推薦で買ったんだぞ」




なぜか自慢げ(笑)








えみも、心配そうな顔して声をかけてくれて、おしぼりを
おでこに乗せてくれたりした。









時間にして20分ぐらいだろうか・・・




明日は午前中、半休が残ってるから、そのまま休んでくださいとのことで
ゆっくり休んで元気になってください~~と・・・




みんなは帰っていった。












これにはほんとに感激した。元気になったらお礼でもしなきゃって
思ったのである。












栄養ドリンクを飲んで、ボーっとしながらもトイレに向かった。









フッと玄関に目をやると、何か下に落ちてるのに気が付いた
















ん?これは・・・・・



















綺麗に折りたたんである紙・・・・


















これは手紙だ。















それは・・・・














それは、えみからの手紙だった。



















あいつは帰り際、ポトリと手紙を落としていったのである。















手紙には、こう書かれていて・・・・

















「コータへ、 初レターだね。コータがこんなんなっちゃって
ちょっとびっくり☆早く元気になってね コータがいない職場は
つまんないし、あたしが嫌なことあっても、コータと話してれば
そんな事忘れちゃうぐらい、癒されるんだょ♪

あたしは、コータがいなかったらこの会社たぶん辞めてたよ・・・
それだけお世話になってるから(^-^)
感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとう☆


実は今、見つからないようにコッソリ書いてるんだ(笑)ドキ×②

あたしは、いつも言葉では言えない事とか手紙で書くの♪
時間がないから、あんま書けないけど、また会社で会おうね
おやすみなさい(^∀^)  」


















えみ・・・・・













こんな事しやがって・・・・余計なんだか切ないじゃないか・・・











えみのやさしさと、感謝の手紙・・・・
















しばらく俺はそこにうずくまって、
そして、目頭が熱くなってしまった。

















なんで、恋愛って上手くいかないんだろう














なんで、こんなに障害があるんだろう











なんで・・・



















恋愛の神様がいるとしたら






























あなたは意地悪だよ・・・・









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26話 「手作り」

冷たい寒風が吹く2月、暦では春なのだがまだまだ寒い...
そんな中、恋人たちのイベント・・・バレンタインデーが
やってきた。












もちろん恋人のいない俺は、こんなイベント早く去ってしまえ!
という気持ちである。




チョコをあげるなんて、お菓子メーカーが作った
イベントだし、義理を何個もあげる人は堪ったもんじゃないだろう。






だからと言って皮肉っても仕方のない事で、








その日は、出勤で会社につくなり、みつちゃんが声を掛けてきた


「コータさん、どうぞ~~♪」








「あ、ありがとう」





みつちゃんは律儀というか、イベント好きで、会社で
チョコを配りまくっていた(笑)






えみの様子を伺うと、えみはそういう事は、あまり好きじゃない
みたいで、なーんも持って来てないと笑っていた。








ガッカリ・・(笑)












夕食の接客も終わり、片付けをしてそろそろ終わりそうなころ


















ちょっと離れた、小部屋でえみが俺に向かって手招きしていた。




そこには、みんなの手提げカバンとか置いてあり
軽く休憩するときの溜まり場みたいなとこである。









「ん?どうしたの?」










「これ・・・コータには持ってきたんだ、みんなには内緒ね♪
たぶん美味しくないけど・・・・(笑)」






それは、巾着みたいなのに入れられて、えみはスッと
俺のカバンに入れてくれた。







「!!!!!え、えみ・・・ありがとう♪」











素直に嬉しかった。まったく期待してないっていったら嘘になるけど、


事前に買っておいて、彼氏(旦那)に、誰に渡すの??な~んて
突っ込まれたら、えみは返答しようがないと思うし、
だからえみからは、もらえないと思っていた。







どうやら、手作りでシフォンケーキみたいなのを、作ったみたいだ。
初めて作ったとか言ってて、俺の分として作ってくれたらしい。







しきりに美味しくないとか、恥ずかしながら言うえみ・・・・





「あとで、しっかり頂くよ!ありがとう・・・
けど、こういうのは2人で食べたいもんだよね」















「うん・・・そうだよね・・・・」











なんか余計な事言ってしまう俺・・・・。




えみがケーキを作ったって事は、彼とのそういう
場面が容易に想像できてしまう訳で・・・・複雑だった。



















帰ってきて、えみから頂いたケーキを出してみる。

チョコケーキで、多少ポソポソしていたけど、クルミとか入ってて
いかにも手作りって感じがして・・・・・



食べるのが勿体無い気もしたけど、腐らせるのも失礼だし
美味しく頂いた。






みつちゃんのチョコは、丈夫な箱に入ってて
ちょっと高そうな、ダイス型の紅茶のチョコレート。
これは市販だしねぇ~文句なしに美味しかった。














「モグモグ・・・・・はぁ・・・これで隣に、えみがいてくれればなぁ・・・・」




そんな事を、思わずにはいられない夜であった。
   













後日、俺は会社でお礼を言った。




「えみ、ケーキとっても美味しかったよ!(ちょっと大げさ)
やるじゃん!!」











「ほんと!?よかったぁ♪」













「手作りってやっぱ愛を感じるね愛を!!(笑)」














「恥ずかしいじゃんか・・・・コータにはいつもいつもいつも
助けられてるから、その・・・・お礼だよぉ」






照れながら言うえみを、俺はほんとに、無邪気で可愛いって思ったんだ





















数日後、俺は午後の出勤の時に寒気を感じた。
多少疲れてるのかな?とも、思いながら



仕事をこなしていたが・・・・・・・・






明らかにおかしい。。。頭はボーっとして
やたら寒い (ガクガクブルブル)













そんな俺をえみが、気づいた。








「コータ大丈夫??なんか変だよ?」 














「うん・・・・ちょっとダルいかな。フラフラするよ」



















心配そうな顔をするえみ・・・・・。











そして体調不良をみんなが気が付いて、心配してくれて
俺は早退っていう形にしてもらった。(情けない(><)







寮までは佐々木君が送ってくれた。





「とりあえず、安静にしてください。コータさんも
疲れが溜まったんですよ。後の事は、俺に任せてゆっくり
してください。」









「ありがとう。面目ないよ>< ごめんね迷惑かけちゃって・・・」








「いいですよ~~無理してもっと悪化しても良くないですし
じゃ、まだ仕事あるんでこれで!!」










佐々木君に送ってもらい、俺は寮に帰った。
風邪なのかな・・・・。





とりあえず横になろう。







俺は、早々に着替え、布団に入って丸くなった。

みんなに迷惑かけちゃったなぁ・・・・明日は出勤しないと、
そのためにも、もぉ寝るしかない!


















「グゥ・・・・・・グゥ・・・・」















どれくらい寝たんだろう・・・・







俺はフッと目を覚ました。






















「ピンポ~ン」
















「ピンポ~ン」



















チャイムで目が覚めたらしい。

















誰・・・・・?













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25話 「彼女の気持ち」

「お邪魔しまぁす」















「え、えみ・・・・どうして?」












「だって、あたしもメニュー全然わかないんだもん
コータなんも言ってくれないし、話してくれないし・・・・」
















「う・・・・それは・・・。」









まさか、えみがくっ付いてくるとは思ってもいなくて
訴えてる間えみは、俺のお腹をずっとポコポコパンチしている。



















「うん・・・・まぁ一緒勉強しよう。入りなよ」









「そういえば彼氏は??」
 
       (受け入れられず今だに彼氏って言ってる俺)











「彼氏は居るよ、メニュー覚えるって言ったら、いいよって
言ってくれたから。」














「そっか・・・」














そんなこんなで、一瞬戸惑いもあったけど勉強会が始まった。









「みつちゃん(鰊)これなんて読む? 」




「あ、それは(ニシン)ですー」





「ほー。」




















「みつちゃん、田舎煮ってなんだ?」








「はぃ。それはだし汁とか使わないで煮るらしいですよ」








「あふん(;-;)難しい・・・・こ、これは道明寺蒸し・・・?」










「それは、もち米をつかって蒸したやつですよ!そういうのを
道明寺蒸しって言うんです。」








「そうなんですか>< はぃ・・・」










調理法をお客に聞かれた時、あたかも知ってるような
口調で、説明しなければいけなくて、普段から覚えればいいのに
なかなかやらず、追い込まれるわけで・・・・。












えみと2人で、関心しながら勉強した。みつちゃんてすごい(笑)
勉強も一段落して、用意していた酒を飲み始め、、
話題はやっぱり、えみの結婚話になった。









「いいなぁ~~あたしも、結婚したいぃ~!!
ねね、えみちゃんみたいに歳の差カップルもいいですよねぇ~~」










なんとなく引きつった笑い方をするえみ。

ミーハー入ってるみつちゃんは、まるで芸能記者のようだった。

















俺は、少し酒も入ったせいか
変な質問をぶつけてしまった・・・・・。
























「えみ!なんで結婚しちゃったんだよ!」





















「え・・・・?」





















「え・・・・うーーん、タイミング・・・・」
























「タイミングなのかよ・・・・」











俺はあまり納得できないというか・・・なんだかなぁ・・・・って気持ち。
タイミングでえみは結婚しちゃったのか・・・・
なんか悔しかった・・・えみともっと早く出会ってれば・・・







そんな思いがこみ上げてきた。















話を聞くと、ほんとに籍を入れただけで披露宴とかそういうのは
まだ未定というか、、、ないらしい。











今の彼氏と付き合って一年ちょっとで結婚・・・・
すれ違いっぽいのが、悔しかった。










えみにとっちゃ、もちろん好きだから結婚したんだろう
タイミングも、今しかないと思ったんだろう
でも・・・・でも俺の事は、今どう思ってるんだろう。













そんな事は、やっぱり聞ける勇気なんてなかった。







俺が、なんで結婚したんだって聞いた時
なんとなくえみが申し訳なさそうな顔したのは気のせいだったのかな
単なる思い込み?
























そして時は過ぎて・・・話もほどほどに2人は帰っていった。
この時俺も観念してか、えみとは、普通に話しをした
ずっと冷たい態度取るわけにもいかず、大人気ないとも思った。















翌日の、昼休憩が終わって夕方に出勤する時のことである。




















俺はとんでもない、場面に出くわす。













えみと、その彼氏(旦那)が丁度、買い物帰りで
俺は、2人にばったりと出くわしてしまった!!!  (ギョエェー)












彼氏は、「あ、こんにちは~~~~♪」






何も知らないで、ニッコリ挨拶をしてきた。







「は、はぅ。 こ、こんにちは・・・・」










秘密のデートしたり、俺の部屋の、あの出来事を考えたら
妙にビビってしまい、ぎこちない挨拶をしてしまったのである。













えみのほうをチラっと見ると、えみは、まったく俺と目を合わさず
真反対に顔を向いて、その場をやり過ごしていた。










なんで・・・?













えみも、やっぱり後ろめたい気持ちがあるんだろうか・・・・?
目を背け、その場を去っていった。



















あいつの・・・・



















えみの気持ちは、今どうなんだろう・・・・・













すべては、俺の思い込みなのかな・・・








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24話 「素直になれなくて」

衝撃だった



単なる、お礼のありがとうメールと思っていた。











けど、そのメールの最後には




























「今日、籍入れたんだ。」















と、いう文字が刻まれていて、
瞬間、体が固まった・・・・・。血の気が引いたような感じだった

つまり、今の彼氏と結婚してしまったわけで
俺は少しだけ、もしかしてえみが別れてくれたら・・・・・・・。








そんな淡い期待もあった。





















それはもろくも崩れて、














えみには、大好きな一番大切な彼氏がいる・・・・







これ以上は・・・、もぉ無理だし関わるのはやめよう。










その日と、翌日職場で、えみと会うまではメールは一切しなかった。
籍を入れたことに返事もしなかった。






























そして翌日になって・・・・














「おはよぉコータ♪」

えみは何事もなかったように笑顔で声をかけてきた。

















「おはよ」











明らかに冷たいだろうって挨拶を俺はしてしまった。
とてもじゃないけど、ポーカーフェイスは無理。



気持ちを冷ましていくのに、態度に出てしまったのである。
最低かもしれないけど、素直になれなくて・・・・・。












「コータ・・・・なんか冷たい」












「え?そうかな。。。あぁ結婚おめでとう!よかったじゃん
ほんとおめでとう。婚姻届とかどうしたの?仕事だったのに
行ったの?」















「ううん。あたしは出してないよ。まだ住民票があっちだから
親に頼んで出してもらった。
彼は、あたしの誕生日に籍いれようって言ってくれて・・・」






「は?自分たちで出してないの?
俺だったら絶対2人一緒に出しに行くけどなぁ・・・・ふ~~ん。」

























「コータのバカっ!!!」









ずーっと悲しい眼差しを俺に向けて、一言いって
えみは、行ってしまった。

どことなく、目がウルウルしてるようにも見えた。











今の俺には、こんな態度しか出来ない (涙)
その日は、それ以降会話はしなかった。







またこんなんで、恋が終わって、だんだん臆病者になってしまいそうだ
はぁ~~やる気も起きないや。





















そんな時、みつちゃんが話しかけてきた。








「コータさん!来月メニュー変わるんですよ?
ちゃんと覚えてます?」








「ゲゲっ!!しまった!!なんも覚えてない。」









メニューはちょくちょく変わって、その都度、材料から名前から
どんな料理なのか、お客に突っ込まれた時に

即座に返答できるようなっていなければいけなかった。
従業員としては、勉強というか覚えなければいけない必然的な事で。












「悪い、みつちゃん・・・ 仕事終わって時間ちょっとあったら
俺の部屋によって30分ぐらいでいいから、教えてくれないか?」

















「勉強会ですね!!いいですよ~~一通り教えますから♪」















「ホッっ。。。ありがとう><助かるよぉ。ちょっと酒でも用意して
待ってるよ。」











みつちゃんは、勤めが長く、料理写真をみればある程度
説明できて、材料も推測できてしまう、もう月末なので
この時はほんとに助かった。























そして俺は、仕事を終えて、少しばかりの酒を用意して
部屋で待っていた。


まぁ男女が1:1ってなんかあやしいけど・・・
なんていうか、安全な男?に見られてるような
でも、俺もそんな気なかったし。。。今はそんな事考えていらんないぞ
メニュー!メニュー!




















コンコンコン

















「あ~~~ぃ、開いてるよぉどうぞぉ~~」








声を掛けて玄関に向かう途中で、ドアがガチャっと開いた。









「ほんとごめんね、みつちゃん来てくれて助かるよ^^;」













「い~~え。じゃあお邪魔しますねぇ」


















その時!!














みつちゃんの後ろからピョッコリ顔を出す奴がいた!!



























「え、えみ・・・・・」














「へへっ♪お邪魔します。」








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23話 「遠くに・・・」


「キスは・・・ダメ。」





下を向いて彼女は、ポツリとそう言った。

















「ごめん・・・俺、なにも考えないでキスしようと
しちゃって・・・・ごめんな。」









彼女は。。。えみは何も言わなかった。









こいつには、彼氏いるのに、俺は何をやってるんだろっていう
思いが、心を支配した。









でも、分かっていた・・・・・・・分かっていたんだけど・・・・




えみの事好きになってしまった事が、今更になって
辛い事だと気が付いたんだ。















「もぉ大丈夫だから、迷惑かけてごめんね
ホントにありがとう。」








「う、うん、えみも今日はゆっくり休めよ。」











そうして、えみは車から降りて、少しフラつきながらも
帰っていった。









一緒に帰ることも出来たけど、明け方に2人で寮に戻ると
誰に見つかるかわからない。。それこそ問題になってしまうので
2人は駐車場で別れた。












俺はしばらくそのままで、ボーっとタバコを吹かした・・・・
はぁ・・・なんか気まずくなっちゃったかな~。

どうしよ・・・



たかが、キスを拒否されたぐらいで情けない
もっと、押せ押せ!!と思うかもしれないけど

俺にとっては、されどキスだった。さすがに凹んだ。(笑)












翌日俺は、どんな顔して職場でえみと会うか
困ったんだけど・・・・・・。

























「えへっコータぁおはよん♪」


















昨日の事なんてまるで忘れてるような
笑顔で俺に接してきてくれて、えみは俺と話すときはホントに
いつも笑顔でいてくれた。



















俺はそのおかげで、助かったよ。






















えみのお陰で俺も笑顔でいられた、ちょっかいも相変わらずだった
サインペンで、手の甲にいきなりハートマーク書いたりもした。










「おぃ!!何書いてるんだよ、こんなとこに落書きしたら
客に見えちゃうだろ!!もぉぉ~~><(涙)」







「あはは、コータそれ、どうするのぉ?えへへ♪」























俺は、そんなえみに、気持ちが冷めてしまうどころか
余計に好きになっていくのが痛いくらいに分かってて・・・
ほんとにどうしようもなかった。



























それから数日後、えみは誕生日を迎えた。
日付が変わったと同時に、お祝いのメールでもしようとしたけど



やっぱり彼氏にお祝いされてるだろうし
邪魔できないって気持ちがあったから










当日の昼ぐらいにメールすればいいかな~~?って思っていた。














その日の昼間、俺は休みだったので
スーパーに買い物に出かけた。
























そして・・・














えみの誕生日だという事に、気が付いてお祝いメールを送った。
シフトだと、昼間休憩があったので返信がくるかなぁ
と、思っていたら案の定返信はすぐにきた。

















だけど・・・・











メールを見始めたら、























そこには・・・・・・






















そこには、衝撃の事実が書かれていたんだ。











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22話 「拒否」

「しっかりしろ!!!」













えみは、意識を失っていた。
腕をまさぐり、脈をしらべる。どうやら脈はある。


急性アルコール中毒で昏睡状態になれば
脳や呼吸器系の麻痺をおこし、最悪死んでしまう・・・・・。













とんでもなく俺は焦ってしまった。









一刻の猶予もないと思っていた、もし冷静になっていれば
ここで救急車を呼ぶのかもしれない・・・・けど焦っていた俺は
自分の車で病院を探していてしまったのである。




話が逸れるけど。

以前、何かの話に、家で倒れた妻がいて
旦那は救急車を呼ぶのに、「タウンページ」を開いた・・・という。
思わず突っ込みたくなる話を聞いたことがある。







正直、んなことありえねー、などと思ったが、パニックになると
人間ほんとに無力で、冷静な判断が出来ないんだなぁと思った。



脱線はこのぐらいにして本編を。













とりあえず、座席をめいっぱい倒して横にさせ
服などのボタン類をはずして、楽にさせた。







秘密のデートをしていて、この危機。バレたらとんでもない事になる
一番の不安は、もし・・・もしもえみが死んじゃったら・・・・






俺はコンビニに駆け込み、この辺で大きな病院、夜間受付があるところ
とか、やみくもに聞きまくって、とある病院を教えてもらい
その病院に急いで向かった。





時間は無情にも過ぎていく。












俺は、えみの手を握り締め、呼びかけ続けた。




「えみ!!しっかりしろ! えみ!えみ!」















その時、



































えみの手に少しだけ、グッっと力が入った。




























「はっ!!動いた!!??」

























俺は車を止めて、えみのホッペを叩いて
三度呼びかけた。














「おぃ!だいじょうぶか?えみ!」
































「ぅ・・・・・」























えみは・・・・





















えみは意識を取り戻した。














「えみ~~!!」









とてつもない安心感で、俺はこの時ヘナヘナに力が抜けた。
ほんとに、良かった><






手を握り締めながら、耳元で


大丈夫か??


気持ち悪い??


頭痛いの??


水飲むか??


意識はしっかりしてるのね??



(質問多すぎ!!バカだよねぇ俺って(笑))


えみは、すべての質問にしゃべろうとせず、小さく頷いて
眠ったように、横になっていた















俺は必要な物を、コンビニで揃え
車を、公園っぽいところの脇に止めて
えみが、回復するまで、酔いが醒めるまでずっと一緒にいてあげた。




ダウンジャケットを頭からすっぽり被せて暖かくしてあげて
車がベンチシートだったので抱き寄せて介抱してあげることが出来た。



























そして夜が明けようとしていた。






















「コータぁ・・・」















「ん。もぉ平気かぃ?」















「うん・・・・ごめんね、ごめんね・・・。」











「あたし、ほんとバカだよね、ごめんなさい
迷惑かけちゃって、うぅ・・・」









ようやく聞き取れるほどの声で、えみは謝ってきた。







「いいよぉしょうがないよ~~お酒飲む時は体調とかもあるし
次からは、気をつけなよ(笑)」











「うぅぅ・・・・。」















やっとのことで、駐車場について・・・・俺は
誤って泣いたえみを愛しく想いこの時は無性に・・・・
キスしたくなっちゃったんだ。
































俺は、そっと口づけをしようとした。























「ダメ・・・・・・。」






















「キスは・・・・・」





































「キスは彼氏だけなの・・・・。」














読み終わったら押してね><q



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21話 「若さゆえ」

ガチャ・・・・













ドアを開け、俺は灯油缶をもって外に出た。




もうすぐ出るから、先に駐車場に行って待ってるね。
そんなメールをして、俺は車内でエアコンを点けて
待っていた。



寮生活なので、時間をズラして出たほうが
もしもの時も大丈夫だろう・・・・という考え。






しばらくして、えみがこちらに向かって歩いてきた。
街灯に照らされていたりして、遠くからでも
こっちを見て、ニコニコしているのが分かった。





「お待たせ~~♪失礼しまぁす」


そう言って、えみは俺の車に乗り込んだ。
初めて乗せたもんだから、えみは車内をキョロキョロ見てる




ダッシュボードとか、いきなり開ける始末。



「おぃっ! そういうとこ勝手に開けちゃだめだって(笑)」






「へへっ♪いいじゃん~~何が入ってるか気になるし
んじゃ~いこっ」








最近なんとな~く、えみのペースだけど悪い気はしなかった。











車を走らせて、少しすると、えみは携帯を見だした



「彼氏から電話きたの?」







「うん。あたしはもぉ寝てる事になってるけどね(笑)」





そんな会話をしながら、チラっとえみの携帯画面を見ると
待ち受け画面が、クリスチャン・ラッセンのイルカだった




「えぇ!!えみ、その待ち受けラッセンのイルカじゃん
俺もあの絵好きだし、ホラ・・・・イルカだよ」







「うそーー!!!! あ~~~同じだぁ
すごいね~あたし達(笑)イルカとか好きで動画もあるんだよ
また一緒だね~♪」






この時は、ほんとにビックリした。
絵こそ違ったが、この画家の絵を同じ待ち受けに使ってたなんて
些細なこと?だったけど驚いた。


口には出してなかったけど二人には何かあるのか?
そんな気持ちを思わずにはいられなかったのである。











そしてガソリンスタンドについた。



「ちょっと待っててね」




「うんっ」






えみは窓から顔をだして、俺の灯油を入れてる姿を
ずーーっとニコニコしながら眺めてる。

時たまホッペを膨らましたり、大きな口を開けたりして
何かをアピールしてる(笑)
こういう時、とても可愛く思えて俺も自然と笑顔だった。








灯油を買いに行ってるだけなのに、ほんとに楽しくて
えみと一緒にいるだけで俺は嬉しかった。








このスタンドは、24時間休憩所みたいな所があり、そこで
コーヒーも売っていた。



戻ってきて俺は





「えみ、コーヒー飲む?」





「飲む!飲む!」





「オッケー、じゃ買ってくるよ」












「あ、待って!あたしも一緒に行くっ」







こんなセリフも、俺にとっては嬉しかった。






えみは、生クリームたっぷりの、キャラメルマキアート
を頼んで、



「うまぁ~~~い♪♪♪」




とっても幸せそうな顔をしていた。




お互いの飲み物を交換しあって、間接キスみたいな事も
まったく違和感なく、照れもない

逆にカップルじゃないのが、不自然だと思うくらい
俺たちは自然で居られたんだ。







車内で会話していると、カラオケの話になった
カラオケはお互い大好きで、ノリで1~2時間ぐらい
行っちゃおっか??みたいな話になって











ドライブの予定が急遽カラオケって事に・・・・。





時間は二時間で、な、なんとえみは飲み放題を指定!!(オィ)







そう・・・・えみはまた酒を飲むらしい・・・俺は運転なのにぃ><






スタートから、えみは杏ロックを飲み続ける。



えみは、歌が上手く世代のズレはあったけど(笑)
盛り上がったり、バラードに聞き入ったりで
とても楽しかった、そして時間はあっという間に過ぎた。












でも・・・・・・










カラオケ終了まで、えみは杏ロックを飲み続けた為
かなり酔ったらしく、フラフラしていた。





「えみ~~~杏ロックとかって甘くて飲みやすいけど
結構アルコール度数あるから、そんなペースで飲んじゃ
酔っ払うよ・・・・・。」






えみは、頷いたかどっちなのかよくわからないぐらい
フラフラしてて、俺にもたれ掛かりながら、どうにか
車に乗せて、家路を急いだ。












えみはぐったりしていて、座席で力の入ってないような
座り方をしていた。








「おぃ、えみ大丈夫か?今度はもっとペース考えて
飲まないと・・・・酒に飲まれちゃうってこういう事だぞ
若いうちは、よくある事だけどさぁ・・・・」
















「・・・・・・・」




えみの返事はなかった。
















俺はかなり心配になって・・・・・
信号待ちの時、返事もないし、なんか顔色が悪いように見えて
座席と背中の間に手を入れてグイっとえみを起こして
ホッペを叩いてみた。














「えみ!! えみ!!ペシペシ・・・・ペシ・・・?」
























「・・・・・」











やばい、こいつ意識がない!!昏睡状態かもしれない・・・・





























急性アルコール中毒かもしれない・・・・。




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20話 「二度目」

突然ドアが開いて






「コーーターーァ」













叫び声の主は、えみだった。










「どうしたんだよ?なんか忘れ物したの?」








「ううん、なんでもない、呼んでみただけ♪えへっ」
















「は・・・・・?なんだそりゃ(笑)」



ただ呼びたかっただけで、戻ってきた・・・・
俺は呆気に取られていたが、すぐにえみは


「じゃ~ね バィバィ♪」




とても嬉しそうな笑顔で、本当にそれだけでえみは
またすぐにドアを閉めて、帰っていった・・・・。



「な、なんなんだ、あいつは・・・・・・・・?」




不思議だったけどそれでも、俺はどことなく嬉しい気持ちで
簡単に片付けを済ませて、その日はすぐに寝てしまった。




翌日、同じシフトで働いたけど、ちょっかいは相変わらずである。
昨日の事もあって、なんとなく触れるのが楽に?そんな感じ
触れ合うことが、多めになったのは確かだった。









そんな雰囲気になった、数日後の事


えみは

「今日彼氏、夜勤なんだよねーー><」







ドキっ!!とした、前回の夜勤で飲み会をして
あの夜の出来事があった。
俺に言ってくるってのは、どういう意味なんだろう?




誘ってくれっていうアピールなのか・・・・
ただ、寂しいだけで発した言葉なのか・・・・。



















その晩、やっぱり気になる。
今日はえみが1人でいる・・・・ やみくもに誘ってもなぁ~

あ、そうだ!! そうえば灯油を切らしてるから、一緒に買いにいくか
なんてどうだろう?




あふぉみたいな口実だけど、そんな内容のメールを打ち込んで
まぁ・・・ちょっとドライブなんてどう?みたいな感じで送ってみた。






・・・・・








・・・・・





























着信がきた!! 俺は少し緊張しながら、受信メールを見た。



























「いいょ^-^ 行こっか☆」














「おぉー!!!奇跡か?(笑)なんか知らないけどやった~!!」



どうやら、えみもOKで承諾してくれた
やっぱりあの昼の一言は、遠まわしにどっかいこうって
言い方しなのかな?(この辺の女性心理はわかりません^^;)






えみは、それからまたメールをくれて「彼氏にもぅ寝るねって
メールを打って、彼氏から電話くるから、30分後にしてね♪」
という内容だった。











こうして2人は深夜の、灯油買いドライブデートに
行くのであった。









この後とんでもない事が起きるのも知らずに・・・・・・。











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19話 「忘れない夜」

今、起きていることは現実なんだ。






「えみ・・・・」






























「あ・・あれ???」






さっきまで、吐息が荒かったのに反応が無なくなって




「すぅーー すぅーーー」







う・・・・・・えみ寝ちゃってるよ(笑)
まさか寝てしまうとは・・・しょうがない子だなぁ。

俺は、ゆっくりと手を離し、少し乱れた服を戻して
起きないように、そ~~っと体を離した。


毛布を掛けてあげて、テーブルにあった酒を、また飲みながら
少しばかり、えみを見つめていた。





かわいい寝顔してやがるなぁ・・・・さっきまでの事がまるで
嘘のように、何事もなかったかのように思える
あとで、記憶がないとか言い出すんじゃないだろうな(笑)





フッっとテレビを見ると、男優さんはスッキリしてるみたい(笑)


「あ・・・け、消さないと」



テレビは通常画面にもどり、テレホンショッピングをやっていた
よくわからない試写会だったけど、まぁいいか。









もしかして、欲にまかせて出来ちゃったのかもしれない
でも、酒の力とか眠気に紛れて・・・なんかそういうのが嫌だった
今になってようやく冷静になれたのかも。








確実にえみの存在が大きくなっている。
抱くなんてよくよく考えたら出来っこなかった・・・・

キレイ事かもしれないけど、なにかを大事にしたかった。
それは、気持ちなのかな?








こんな状況じゃ色々考える、あとで口裏合わせないと
何時まで飲んでた?やっただろ?(オィ)とか突っ込まれるのかな?
そういや、彼氏は何時に帰宅するんだろ?まだ3時半だから
平気だろうけど・・・・
うーん。うーーーん。 俺も眠くなってきたな・・・・

2人で寝ちゃって、朝方になったら、それこそやばい><
調理の人も早いし、リミットはあと二時間ぐらいだな・・・・






ちょっと、トイレにいこう、お酒も飲んでるし近い (ナニガ?)







戻ってみるとびっくり!!!えみが、起き上がっていた。



「おぉ・・・えみ起きたの?」




「頭いったぁぁぃ・・・・」  (しらんがな)


「大丈夫かよ、ちょっと飲みすぎじゃない?」





「うん、横になって、頭グルグル回って寝ちゃった・・・・」




「そっか。あ、そうだ、ブラずれてるまんまだからね(笑)」








「あ・・・・・・・誰だろぉ外したの~」





ジィーっと俺を見つめて、目を合わせて耐え切れなくなって
2人で大笑いした。





「時間平気か?」







「うん・・・・。でも、そろそろ帰んなきゃ」








「コータの部屋、使わせてくれてありがとね・・・
飲み物とか食べ物とか、片付けてないけど><」





「あぁ・・・いいよ、それくらい それより早く寝なさい(笑)」







「えへっ♪ありがとぉ、やさしいねコータ」




玄関まで見送りしてドアを開けると、冷蔵庫に入ったような
そんな冷気が流れてきた。



「さむーぃ><」



「うは、寒い!!じゃぁ、えみまたね明日また職場でだね」





「うん、ありがとね またね♪」




階段を下まで降りるのを見送って、手を振って俺はドアを閉めた。
さてと、軽く片付けてさっさと寝よう







その時、トントントントン 階段を上がってくる音がした


勢いよくドアが開いて








「コーーターーァ!!!」












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18話 「思惑」

こんな展開になるとは、思ってもみなかった。



DVDをセットして、えみの隣に座ったが、すぐにえみは
俺の上に座りなおす。座椅子として気に入られたようだ(笑)


ところで、この状況・・・・我慢できるのか?目の前に女性が
俺の上に座ってて、アダルトなDVDを鑑賞・・・・う~ありえない。

もしかして、据え膳食わぬは男の恥じってやつか?



えみの心理がわからない。安心できるし、DVDは興味あったから
見たかっただけ?エッチは彼氏いるから無理?

こいつの思惑はなんなんだ・・・・


そして俺の思惑は・・・・。



















「すご~~~ぃ あぁ・・・いやらしぃ~~」


アダルトなんだから当たり前です(-_-;)




えみの、髪の香りやら温もりやらで、正直やばいかもしれない・・・









動揺しながらも、えみの方を見ると、たまにお酒をクピっと
飲みながら、画面に出る過激な映像に釘付けである。










俺は・・・ 俺は・・・・


















手を二の腕あたりに添えて、もう片方の手で髪を撫でてみた。





「あたし、髪撫でられるのスゴイ好き~~~♪」


画面ばかり見て、目を合わせないで言う彼女は、嫌がる素振りもしなかった。








俺は・・・髪を撫でながら髪を耳にかき上げ、そして・・・
軽く耳に息を吹きかけてみた。





「んっ・・・・耳感じやすいのぉ」




もぉ止められないかもしれない
えみは、委ねたんだろうか?





俺は耳たぶを、軽く舐めたり噛んだりした




「・・・・あぁん いやぁ・・・」


えみの吐息が荒くなってきたのがわかった。
我慢してるようでも、耐え切れなくて息をもらす。




その時、えみが、力が抜けるようにダラ~ンと
さらにもたれ掛かってきた

そして、俺も耐え切れずその場にゴロンと2人寝そべってしまった





いいのかな・・・・?いいんだよね・・・?たぶんいいのかな・・・?
心で葛藤していたんだけど・・・・。



背中から、えみの小さな胸にそっと両手をあてた。
手をゆっくりと動かした、どれくらい時間が経っただろう
気持ちは高ぶり、ドキドキしていた。



俺は、片手を背中にまわし、ブラのホックをプツンと外した。








緩んだブラから手を弄り入れて、包み込むように揉んでみた。




「んはぁ・・・・・んあぁっ・・・・・」









出会ってからまだ二ヶ月ぐらい・・・・でも・・・
知らないうちに、えみの事が、もぉ好きになってたのかもしれない
でも、彼氏がいるし、抱いてしまっていいんだろうか?
抱いてしまったらもっと好きになって、辛くなるのかな。






出来ることなら、本当にえみと付き合いたい・・・・
こいつと一緒なら毎日が楽しいんだろうな


なんだか、えみがすごい愛しく想えた。








「えみ・・・・・。」






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17話 「過激な質問」

「ねぇ・・・・」









「な、なに・・・?」























「コータって、1人エッチとかするの?」





は・・・??えみは突然こんな事を言ってきた。
男で、彼女もいなきゃお世話になるのは当然かもしれない。

「そ、そりゃぁまぁ・・・したり、しなかったり」





「そういうときって、エッチなビデオみるんでしょ?
コータも持ってる?ビデオみて見たい。」




えぇー!!本気で言ってるのか?実はこの時DVDは持っていたが。
みんなが来るってことで、紙袋にいれて、テレビの裏に
隠したのである。


子供っぽい所があるえみは、若いし、まだ見た事がなかったのか?
今の彼氏と付き合って一年ぐらいらしいけど、ラブホとか行って
そういうの、見たりしないのかな・・・・(謎)


色々考えがめぐったけど俺は別に、うそを言う必要もなく


「あるよ。ホントに見るの?グロぃぞ~~(笑)」


ほんとはグロぃわけでもないんだけど、冗談を言いながら
様子を伺ってみたけど、ずっと俺にもたれ掛かってるえみは

「うん!!見たい見たい!!」


こいつマジで興味津々だ><;






「わかったよ・・・・しょうがないなぁ」




えみは、分かってるんだろうか?こんな密室で男女が
エッチなDVDを見たら、どんな展開になるのかなんて
それとも・・・・俺を試してる?してこないって信頼しきってる?

俺はテレビの裏にある紙袋を見せてDVDを取り出した

「あはっそんなとこに隠してたんだ(笑)」



「みんなが来るからあたりまえだろ(笑)」







テレビを点けて、DVDをセットしてあとは、もぉどうにでもなれ!











こうして2人だけの試写会が今、始まろうとしていた。









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16話 「どうしよぅ・・・?」

それから数日後

今日一日の仕事を終えた時 久々にみんなで飲もうよ
って話になった。

本田くんと、安田さん、みつちゃんとえみの四人と俺

場所はなぜか、俺の部屋ってことになった ><;

独身男の部屋なんて散らかってるのが定説であり
俺は片付けるのに30分くれ!と涙ながらに訴えた(笑)
その間に、他の人は買出しに行くということになった。





大まかな掃除をしてテーブルを綺麗にして、これで大丈夫って
具合に落ち着いた。



しばらくすると、「ちゃーーーす」と本田君が部屋に入ってきた
みんなドタドタあがってくる。

部屋は6畳あり結構きついながらも個々に座り
ビールやら缶チューハイやらカクテルやら取り出し
乾杯となった。

今の会社の事、愚痴、プライベートなこと、みんなで
語り合い楽しんだ。

宴が進んだところで、みつちゃんが

「じゃあ明日早いからそろそろ帰るね~~~」

と、玄関に向かった。

本田君も「今日ちょっとコレに電話するんで、そろそろ・・・」

そしてまたしばらくして今度は安田さんが
俺も「嫁がうるさいから、そろそろ帰るよ!またやろうな~」

と言って、帰っていった。

残るは、えみだけである・・・・・・。

「えみは、まだいいのか?彼氏帰ってきてるだろ、やばくないか?」










「うん、いいの~ 彼氏帰ってこないから・・・・。」








「えぇ?なんで。」




「今日は夜勤なの。だから帰ってこないょ」




ま、まじか・・・ 俺はめっちゃドキドキしてきた
俺の部屋で2人っきり、でもここは冷静にならなくちゃ
酔っていたけども、俺はそのことで酔いが冷めそうだ。
くだらない世間話などしていたが、えみとは本当に気が合う。


恋愛観 一般的な価値観 何を話しても、うんうんそうだよね~
お互い否定がないのである。

俺が女になったらえみで、えみが男になったら俺になる!
ぐらいの一致だった。


えみは若いくせに酒に強く、チンザノロック チェリーブランデーなど
ロックでクイクイ飲む・・・・


「おいおい、もぉそのへんにしておけよぉ(笑)」


「いいのぉ~~彼氏がいたら、こんなに飲めないし、たまには
あたしだってお酒飲みたいよぉ~~」



「まぁそうだな、今日はトコトンまではいかないけど
ゆっくり飲めるし、付き合うよ!!」


その時、えみはスクっとたちあがって






俺を背もたれにするように、俺のアグラの上に腰を下ろして
座ってしまったのである・・・。


「え・・・・?ちょ、ちょっとえみ・・・・。」



こ、こんなカップルみたいな座り方
どうしよう・・・・え・・・?
どうしよう・・・・

もしかして、酒の力で大胆になってるんだろうか・・・。

しかもこんな所に座られちゃアレがあたるでしょーーーーが;;





えみは背中をグイグイ押し付けたりお酒を注ぎ足したり
笑ったり楽しんでる。

俺は結構必死に我慢したり冷静になったり大変だった。





しばらくしてえみが、口を開いた。





「ねぇ・・・・」








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15話 「徐々に・・・」

当時の2人は、お互い信頼関係というか、絆みたいな物が
出来ていて存在感は大きくなっていた。

お互いを目で追ったり、何をしているのか気にしてる
仕事中にも目が合うことが多々あり、意思が通じてる!!なんて
盛り上がったりもしてた。



もちろんコレにも変化があった・・・・そう呼び方である。
以前えみちゃんは、彼氏とか家族以外に呼び捨てされると
あんまいい気分じゃない!って言っていたんだけど


この頃の俺は自然と呼び捨てで呼んでいた

「えみ!」


顔をみれば一目瞭然で、ニコニコして嫌な顔はしていない。
それに習ってか、えみは、一応俺は先輩ではあったが…。


「コータ!」


えみに呼び捨てにされても全然嫌な気はしなかった
むしろ嬉しいぐらいであった。



さらに彼女に変化があったのは 「ちょっかい」 である
仕事をしていると、背中をツンツンついてきたり
男性社員と話をしていると、後ろに回ってグイグイ服をひっぱったり
なにかしら絡んでくる

「なんだよぉ」  
ってえみに問い掛けると決まってえみは

「えへへ♪」

「ツンツンツンツン♪」
ものすごい上機嫌な顔をして俺の体にちょっかいを出してくる。


お返しして俺もちょっかいをだす!!お腹にツンツンする。


「やぁだぁ~☆ へへっ!! 触らせないもん♪」



端からみれば、単なるイチャイチャだろう(笑)




徐々に徐々に仲が深まっていく、ドロ沼の歯車はゆっくり
動きだしていた。








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14話 「頑張れ」

 「あたし・・・もぉ会社辞めたい。」



え・・??? いきなりこんなメールが来たのでびっくりした。

「オイオイ まだ一ヶ月ちょいじゃないか?どうしたっていうんだ?」









「パートの馬場さんがもぉいやなの・・・」





なるほど、やっぱりその問題か・・・
彼女は入社してから当分の間、昼出勤ってシフトだった
昼~夜までってシフトで昼専門のパートさんと、出勤のたびに
顔を合わすことになる。
馬場さんの新人イジメというのは、問題になっていて
それが原因でやめてしまう子も多いのだ。



俺はもちろん男だったため、それと平和主義なため
裏では何言われてるかわからないが、上手く関係を保ってた。

えみちゃんは、やっぱり弄られたらしく、精神的に参ってる
らしい。




俺は彼氏の事などまったく気にせず、その晩遅くまで
説得メール、励ましメールを彼女が落ち着くまでやりとりした。


次の日からは主任さんに、それとなく事情を説明して
あまりシフトがかぶらないように配慮したり、
伝票ミスをかぶったり、馬場さんがイライラしないように
ゴマすりしたり、俺は、出来るだけの事はしたつもり。



困ってるし頼られたから助けたかった・・・・。






えみちゃんの心境は大分変わった。
「コータさん、ほんっとありがとう。あたし負けないよ
頑張る!! コータさんがこの会社にいてほんとよかった
この会社で頼れるのはコータさんだけだよ^^ありがとう。」


こんなメールが来て俺はホッとした。


「せっかく入社したのに、すぐ辞めてほしくなかったし
頼りにされたから、それに応えただけだよ。お礼なんていいよ
えみちゃんの辛い顔は俺だって見たくないし、笑顔でいて
欲しいからさ。」




こんなやり取りをして、2人の間には多少の絆みたいなのが
出来ていたと思う。





もしえみちゃんに彼氏が居なかったら、恋だの愛だの
生まれてたかもしれない。
でも、俺は自然と気持ちにブレーキをかけ続けていた。







そんなブレーキ、すぐぶっ壊れちゃうのに・・・・。







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13話 「大きな存在」

次の日会社で会ったえみちゃんに、どことなく聞いてみた。


「あのさ・・あの見慣れない車彼氏のでしょ??」


「うんうんやっと仕事決まって~~とりあえずあたしの
寮で住むんだ。」


話を聞くと、どうやら彼氏の仕事がきまり今のところは
えみちゃんの寮で暮らすらしい。

彼は会社には社宅に住むといってるらしいが、社宅が
今はリフォーム中らしいので今の状態に収まったらしいのだ。

と、いうことは偶然彼氏と出会ってしまう可能性は
限りなく高いわけで・・・・なんか嫌だなぁという気持ちはあった。



彼はどこぞのホテルのフロントをやるらしい
寮から彼の職場は車で30分ほどで彼が車通勤をするみたいだ


それから俺は夜のメールは控えた。壊すつもりなどさらさらない
第一、彼氏の存在は大きいだろうし、2人の世界ってのが
あるだろうと思い、相手からメールが来ない限り返信もしなかった。

それでもたまにくると、今彼氏はお風呂だよん♪みたいな
メールもあった。(オイオイ><)



そんなメール事情なったある日のこと一通のメールが受信された
えみちゃんからだ。

















「あたし・・・もぉ会社辞めたい」





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12話 「その時」

それからというもの、えみちゃんは毎日といっていいほど
メールをくれた。内容は仕事に関してや友達のこと
はたまた、おはようからおやすみまで。。。。

どうやらえみちゃんは、メールが好きなようである。
いかにも若い女の子っぽいメールの内容で
新鮮でもあった。

メールがない日は、逆に違和感があるほどだった。





今日は休みだったので、夕食を買いに近くのコンビニに行き
その帰り、寮の前にエンジンをかけたままの車が止まってるのに
気が付いた。

「なんだろ・・・」

俺は、すぐ物影に隠れて様子をうかがった。
さっきまで消えてた、えみちゃんの部屋の明かりがついている・・・


ま、まさか例の彼氏か・・・・???

どうやらちょっとした家財道具を運んでるらしい
暗くてよく人相までわからなかったが、その人影が男性だってことは
容易にわかった。

10分ぐらいだろうか・・・エンジンが切れ、例の彼氏も
部屋に入り寮の前はいつもの静寂を取り戻した。


俺はそれを確認してその前を通った(俺の部屋は別棟の奥なもんで)
ナンバーをフッとみると、えみちゃんの出身県の地名だった。


彼氏がいたのは知ってたはず・・・だけどいざ目の前にして
その時なぜか、心臓はドキドキしていた。

その夜はメールが来るはずもなく、俺も出来っこなく(笑)



なにも気にすることはないのに・・・・なんかスッキリしない
そんな変な気持ち。
ただ単に挨拶して、素通りすればいいのに隠れてしまった俺。。



俺の足先は、いまどこに向いているんだろう。









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11話 「文明の利器」

携帯電話

今の世の中当たり前になってしまったが、簡単に相手に連絡が
取れてしまうようになったもんだ。

俺も携帯は持っていたが、会社には番号だけ・・・
それも、安田さん佐々木君ぐらいに教えていただけだった

会社から寮まで近いし、みんな寮住まいなこともあって
それほど必要でもなかった。

ある日、えみちゃんに、こう聞かれた
「ねぇコータさん携帯持ってる?」

「え?そりゃもちろんあるよ会社にはもってこないし
あんま使ってないや(笑)」

「ふ~ん。じゃあさあたしとメールして使う機会を増やしなよ!」



え・・・?一瞬 なんでだ?って思ったけど
断る理由もなかった、一つだけ気になる質問をぶつけてみた。


「あぁいいけど彼氏いるじゃんよ?大丈夫なの?」

「へーきだよ!彼氏はあたしの携帯みないもん☆」


ん~~なんだか納得しないけど、俺は立場的に会社の人間だしいいか!
承諾して、俺はお互いにアドレスを交換した。
     (俺は紙切れにメモで!(笑) )


一昔ならポケベル、もっと前は家に直接電話・・・
このお手軽さ・・・良くも悪くもって感じです。


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10話 「仕事」

初めて会った日から三週間ぐらいが過ぎた、この会社にきて
後輩ができ、ただ普通の部下としてみていた。

この仕事はメインの夕食の時はいそがしく、一人に3~4の卓を
任され一品出しをするのである。

出すタイミング、ドリンク、細かい世話など慣れてないと
パニックになるんじゃないかというぐらい忙しい
慣れれば全体を見渡せるが、そうでないと自分の卓だけで
いっぱいいっぱいである(笑)

そんなある日、えみちゃんの卓でワインのオーダーがあった
ワインのオーダーがあれば倉庫から出し、自分で抜栓するのである
種類もおぼえなくちゃいけない、それに周りのお客がワインの抜栓
をジィーっとみることも少なくない。

顔をみると、なんとなく引きつってる。
状況を判断した俺は、すぐにワインを取りに行き、
「俺がやるから他の卓みてて!任せといて」

このワインの抜栓って慣れてないと難しいわけで、コルクが割れたり
カスが入ったり、とにかくスムーズにかっこよく決めるには
気合が必要(笑)

すべてをやりきった俺は、ホットしながらもすぐに自分の卓に
戻り仕事をこなしていった。

この会社、そういう練習はまったくせず、ぶっちゃけ本番で
覚えろみたいな所があり、不器用な安田さんの抜栓を変わりにやったり
暇な日での、先輩の卓のオーダーでやらせてもらったり
俺はそれなりに出来るようにはなっていた。

一段落ついて、えみちゃんが「さっきはありがとう。ほんとに
どうしようかと思っちゃった。」

「あぁ最初は緊張するし、まだ卓もスムーズに出来てないだろ
誰かがフォローしないとね!この会社のやり方だとねぇ(笑)」

「コータさんってやさしいよ。あたしの卓いつもみてくれてるもん」



「あはは、ありがとう 困った時はお互い様だしな
無事終わったし、まぁ良かったじゃないの(笑)」

感謝の気持ちでいっぱいのえみちゃんは、自販機でジュースまで
奢ってくれるという始末。

なんだか申し訳ない感じもしながら、100円いれて
10種類ぐらいある紙パックのジュースの中から

「ん~~俺がいま飲みたいのはこれだ!!」
と、選んだ

「あ~~あたしもこれが飲みたいと思った!一緒だぁ~」

くだらない事でもなんだか盛り上がる・・・・
2人で話していると、笑いが絶えないというか
1ランク↑のテンションで居られる



だけど、俺はまだこの時、ジュースの事なんて単なる偶然としか
思っていなかった。







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