運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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64話 「気持ちの奥」




カーペンターズ第二弾です^^






一時間ぐらいして、ようやくえみは落ち着いてきた。

ずっと、このままの姿勢だったから、ちょっと疲れてきて

抱き合ってる手を外して、一人用の布団に



2人で隣同士くっ付いて、仰向けで横になった。










「なぁ・・・俺コンビニ行ってたけど、ずっと待ってたの?」







「うん・・・張ってた。コータが来てすぐあたしも
階段上った・・・グズッ。」  (張り込み刑事か!)









えみはまだ完全には泣き止んでなくて、会話の最後に
まだグズっていた。












「あたしね・・・ほんとズルいんだけど・・・旦那が、あたしの
事嫌いになってくれればって思ったりもした。

そうすれば離婚できるんじゃないかなぁって・・・グズっ」










「お前それは、ズルぃよ・・・前にも言ったけどさ
川で浮き輪に乗って、だた、流されてるだけだろ?

対岸に美味しそうな木の実がなってても、バタ足したり
もがいて、向うってしないんだろ・・・?」










暗い部屋で2人は、天井を見上げながら、話をしていた。











「あたしね、まだ20年ぐらいしか生きてないけど、
高校進学も流れるまま・・・・就職も流れるまま・・・・

自分で頑張ったとか、目標持ってやり遂げるとか、
全然できなくて・・・・


取り得のないちっちゃい人間なんだよ・・・」









まぁた、えみの自己嫌悪が始まった・・・




「そんな事ないだろうよ!お前は今の旦那さんと知り合った時
好きになって、旦那さんがお店の店員さんで

仲良くなりたくて、毎日のように通ったんだろ?

今だって、自分で行動起こして今隣にいるじゃないか・・・」







「え・・・・コータが遠くに行っちゃうって思って、
気が付いたら、動いてた。」












「来てくれたのは驚いたけど、嬉しかったよ。
でも、自分から離婚しようって行動は起こせないんでしょ?

怖くて、勇気がなくて出来なんでしょ?」













「うん・・・・・。」






これ以上尋問みたいな事しても、しょうがない。

えみを追い詰めるだけになる・・・











「携帯のさ・・・・関係ないだろって言ったの
ごめん・・・。

実は、クラブで偶然知り合って、仲良くなった人がいて

その人と、アド交換してメールのやり取りしてる。」











「そうなんだ・・・いくつで、なんていう人?」











「え?な、なおみさん・・・25歳だよ
メールのやり取りしてるだけだよ。

クラブで何もなかったってメールしたのは、ごめん。
一応そんな事があった。あとは、嘘とかついてない・・・」












「・・・・・・・グズっ」













「俺も不安なんだよ、えみの事信じたいけど
旦那だけを見るって言われちゃったら。

取り残されちゃうだろ・・・・都合のいい男で
終わっちゃうだろ・・・

それとさ、もし妊娠でもしたら

もぉ俺は無理だから・・・」









「え・・・・子供が出来てから、旦那とすれ違いとかで別れたら
その時は一緒になれないの・・・?」












「ダメだよ、子供にはなるべくちゃんとした
パパとママがいた方がいいよ。

いつかパパとは血が繋がってないって言わないといけないし
子供が可哀想な気がする・・・ショックあるだろうし・・・

俺はそういうのは、無理かもしれない・・・・。」











「今は、あたし仕事したいからって避妊してる・・・
でも、旦那は子供欲しがってるみたいだけど。

コータはそういうのダメな人なんだね・・・」











「先の事なんて・・・未来なんて誰にも分からないよ。

5年後、俺達がどうなっているかなんて・・・・」








お互いなにか燻ってる気持ちを吐き出したような
感じだった。

お互いの好きって気持ち以外の、周りの壁・・・

単なるセフレや、都合のいい人ってだけじゃ
どうでもいい事。






けど、お互い本当に愛してるから、将来の事も気になるし
この人と、一緒に居たい、暮らしたいって

考えちゃうから、抱えてる問題について話し合ったんだ。













えみが、旦那への裏切りに気が付いたとき、罪悪感で
俺への恋心が一気に冷めてしまいそうで・・・



ものすごく怖い。







運命のカギを握ってるのは、やっぱりえみだろうと、感じた。



波が打ち寄せれば、引いていく・・・それを繰り返す。










少し前までは、今えみが隣に居る。

それだけで嬉しかっただろう。





でも、それは仮の状態だと気が付いたんだ。

また、帰ってしまうんだから・・・旦那の元に・・・



本気だから、そんな事の繰り返しが嫌だって思うようになってきた。













「えみ、そろそろ帰らないといけないんじゃないか?」












いつも、言ってるこの台詞・・・ほんとは言いたくないよ。


それでも、えみは当たり前のように・・・









「うん、そろそろ帰るよ・・・」











それからまた、30分ぐらい話しちゃって
もぉほんとに遅くなってヤバイって頃に、








「じゃあ、帰るね」(この頃には落ち着いてきた)














その台詞に俺はいつも、微笑んで見送ってあげるしか
出来なくて。








玄関まで行って、お見送りのキスをして
手を振ってバイバイした。













この時俺は、初めて明かりをつけた。











Tシャツもビショビショだから着替えないと・・・


すると、Tシャツの胸の部分には、黒いシミが
ビッシリと付いていて、

えみのアイラインが落ちて、Tシャツに染み付いていた。










「あ~ぁ、こりゃひでぇな」








俺はその場で脱いで、新しい服をきた。

そして、帰りに買った。冷え切ってしまった弁当を食べる。










えみが帰ったあとは、ホント寂しい。

普通の彼女だったら、逢った後は
少し寂しいけど、満足気でテンションも上がるだろう



フッと掛け布団に目をやると、えみの長い髪の毛が付いていて


Tシャツのアイラインの染みと、えみの髪の毛・・・






旦那の元に帰ってしまった寂しさと、さっきまで
えみがいたっていう証拠・・・・






切なさがグッとこみ上げてくる。食事の途中で泣いてしまう。


あんだけ泣き叫んで、この部屋に飛び込んできたのに、
結局は、帰ってしまうんだ。






「くっ・・・うぅ」










それでも、少しお互い胸の内を話せたと思う。

気持ちは揺るがないけど、今は動ける勇気がないという事。












えみが帰ってから、














寂しくて、切なくて泣いてしまう。















こんなに俺が弱虫だって事。













気付いてる訳ないし・・・・















知ってるわけないよね・・・







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63話 「暗い部屋」








「はぁ~い、今開けますよぉ」







ガチャ











「え・・・・・」








そこに立っていたのは、何も言わず帰ってしまった
えみだった・・・







「入っていい?」












「あ、うんいいよ。」















俺は、えみを入れてあげてドアを閉めた。

部屋はまだ真っ暗なままで、お互い沈黙が続く。




「こんなとこで、立ってるのもアレだから
中入ろう・・・・」












1ルームの部屋の寮だから、玄関から部屋まですぐなんだけど、

部屋に入った瞬間!!













俺は、えみに倒されて、(タックルみたいな感じ)

布団の上に倒れこんでしまった。












えみは俺をギュゥーって抱きしめて







倒れてたままの俺の胸に顔を埋めて・・・・














「うぅ・・・・・うぅ・・・うわぁぁぁぁぁんっ」













「わあぁぁぁぁぁっ・・・うぅっ・・・」













小さな子供が泣き叫ぶように、
泣き崩れてしまったんだ・・・。










「ど、どうしたんだよっ!えみ?」














「うわぁぁぁーーーーーーん・・・うっうっうぅ~~~~~」







えみは、ホントに全身で泣いているかのようで、




俺はえみの頭の後ろを手で押さえてあげた。

ずっと、黙っているしか出来なくて、








何も言えなかった・・・・





えみの悲痛な叫びが俺の胸を突き刺した。







俺以上に、えみは悩んで、こんなにも考えてくれてるんだ・・・


ごめんね・・・・ごめんね、えみ・・・












俺の目からも、自然に涙が溢れてきて、

強くえみを、抱きしめていた。












「わぁぁぁぁ~っ。。ひっくっうっうぅっ・・・」






俺は間違っていたのかな・・・旦那がいるから

そこまで本気に考えてくれてないだろう、

簡単に自分で決め付けていた。




今日、俺の前で、泣くの我慢して走っていっちゃってから
コータの家に行こうって決意して・・・・


部屋に入って、我慢できずに大泣きしちゃった・・・

何か言いに来たんだろうケド、耐え切れずに
感情が表に出てしまった。









えみ・・・・なんでお前は、こんな俺に一生懸命なんだよ・・・








結婚は、家同士の繋がりで、まだ新婚の時期・・・
そんな時に、あたしには好きな人が出来たので、

離婚します・・・。




こんな話、通るわけがないよ。

俺だって同じ立場だったら無理。


一番悩んでるのはえみなのかも・・・









俺の胸に顔を埋めているえみは、背中に手をまわしたまま、

ずっと離さないままで。



Tシャツが涙だか、鼻水だか、ヨダレだかで、
ビショビショになってる・・・・







「えみ・・・・・大丈夫か?」











えみは、何も答えようとしない、答えられないのか。


鼻をすする音と、大泣きしたもんだから
ヒックヒックってずっと、繰り返していた。









えみの、大泣きは30分以上続いた。









大泣きして、体力を失ったのか、次第に疲れた子猫の様に
なってる。










時間だけは、無情に過ぎていく。








時計は、もぉ23時をまわっている・・・















だが、真っ暗な部屋のまま、2人はずっと
抱きしめ合ったままで・・・













部屋には、えみの泣く声だけが、



















響いていた。




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62話 「ごめんね」

翌日、俺は仕事の前にメールを打ってみた。



もちろんあて先は、なおちゃんであり、


昨日のお礼もかねて、メールしてみることにした。







「昨日は楽しかったです。とても素敵な時間を過ごせました。

今日はお仕事ですか?頑張ってくださいね^-^」











普段俺は職場に、携帯を持っていくことはしなかった。

そんなにチェックできるわけでもないし、実際あまりメール
来ないから、ただのお荷物なだけで・・・








えみとメールをやるようになってからは、必要かなぁ
って思っていたけど、結局は職場で会うし
いらないだろうって事に。








ポケットに入れるのは邪魔だし、携帯を持っていくと
それを入れる鞄も必要になるわけで、






何か帰り買うときも、千円札だけポケットに入れるとかで、

とにかく俺は、手ぶらが好きだった。











なおちゃんとも、今初めてメールしたばかりだし、

あんまり、マメな子じゃなかったら
そんな頻繁に返事もすることない

とりあえず今日は、携帯を置いていった。











「返事来るといいなぁ~」







ほんのり、口元が緩んで俺は仕事へと向った。


このファーストアタックは非常に気になって、あの時
勢いだけで交換して、実はめんどう・・・とか

色々考えちゃうんだよね~。










その日は、昼から出勤で、カラオケ担当もしてたから
帰ってきたのは、夜の23時をまわっていた。











「ん~メールが来ているかドッキドキだぜ~」(アフォ)










すると・・・・












メール2件














あ!!なおちゃんからメールだ!!






「あたしの方こそ、楽しかったですよ!とっても充実してましたっ
本田さんにもお礼言っておいてくださいね(^-^)

今日は、お仕事何時ぐらいまでですか?」










う・・・俺がメールしてから30分以内に返事がきてる・・・

しまったぁ↓↓携帯持っていくんだった。


そうすりゃもぉ何回かやり取りできたのになぁ・・・
失敗。


今日はもぉ遅いから、とりあえずまた明日メールしよう












あと、もう1件は・・・・













えみからだ。














「クラブのイベントどうだったの?」













ん・・・・どうしよう・・・。





俺は、えみに初めて明らかな嘘をついた。




「本田君かっこ良かったよ!俺はカウンターで
1人で飲んでただけだよぉ」








まさか、いい出会いしました!なんてとても言えない。

嘘ついちゃうけど、返事はごまかさなきゃ。





本田君にも、えみには内緒にしておいてくれって
すでに言っておいた。










えみには、その日のうちにメールを返した。














その日から、俺となおちゃんは、毎日のようにメールをした。



おはようメール、ただいまメール、おやすみなさいメール

今日こんなお客がいた!とか報告メール


なおちゃんも、出来る限り早く返してくれてさ、

俺はホント信じられなかった、あんなかわいい子が
偶然に出会って、俺と毎日メールしてくれてる。











俺は、なおちゃんのメールをタイムリーに
受けたくて、携帯を職場によく持っていくようになった。












バイブにセットして、メールがあれば、チャンスがあれば
人目のつかないとこに行き、

なるべく早く返信していた。







その甲斐もあって、結構仲良くなってきた。




良かったら、ドライブでも行かない?とか
デートの約束も出来るんじゃないかの?

それぐらい仲良くなっていった。












なおちゃんと、これからどうなるかわからないけど、

普通に、2人で計画立てて遊び行ったり、人前で
コソコソしないで手繋いで歩いたり。


そんな普通の愛し方が、俺はものすごいしたいんだって
思うようになっていった。








なおちゃんと、知り合ってから半月ぐらいが経った。









俺はその半月、はっきり言って浮かれていただろう。

えみにもバレないようにって、していたつもりだったけど、









仕事が終わって、もぉ帰る頃。










俺は、今仕事終わって帰るよぉ~。そんな内容の
メールをなおちゃんにしていた。




その時!!背後から俺の携帯をスッと奪って
えみが走り出した。





「うわっ!!ちょっと待てよ!」








「コータ!一体、誰にメールしてるの?」










俺はすぐに追いついて、力ずくで携帯を取り返す。








「な、何やってんだよ・・・・ハァハァ」








「コータ最近、会社に携帯持ってきてるじゃん
誰とメールしてるの・・・?コソコソしちゃってさ
コータ見てるとわかるよ・・・ねぇ誰なの?」











「だ、誰だっていいだろ・・・俺が誰とメールしようが、
関係ないだろ・・・」


















俺は、えみに冷たく酷かったのかもしれない。

どうにも出来なくて、えみとの関係に変化がなくて・・・
俺は、やんわりと逃げ出してしまった。





愛情が足りなくなったり、心境が変化すればすぐに気付く、

好きな人の事はものすごく敏感なんだ。










俺はもぉ・・・


あんな事件は、忘れてしまいたい。そして
二度と起こしたくない・・・











あんなに好みが一緒で、考えも同じ。
一致する事もいっぱいあった・・・


えみを運命の人って考えた、それでも・・・

出会うタイミングが遅かったら、結ばれないんだよ・・・


信じ続けたいけど・・・悩む事が多くなってきて、


やっぱり・・・うぅ・・・すぐには諦められないけど、



気持ち切り替えるなんてすぐに出来るもんじゃないけど・・・



俺は黙って、心の中で、そうボヤいていた。
















えみは・・・





目にいっぱいの涙を溜め込み、唇を噛み締めて・・・
唇を小刻みに震わせていた。

俺と目を逸らさないで、泣くモンか!!って顔をみせてる



何か言いたそうだった・・・・












耐え切れなくなったのか、えみは無言で振り返ると
行ってしまった。



















俺はその場に立ち尽くして、一粒の涙をこぼした。






ご、ごめん・・・・えみ・・・うぅ・・・

俺は誰も居ないその場で、そう呟いた。















それから、えみは自分の車で来ていたから、
会わなかった。挨拶もなしに帰ってしまったみたいだ。











関係ないだろ・・・は、酷かったかなぁ... 
それだけは、謝らないと。







俺と安田さんは送迎車で寮まで帰る
で、ちょっとコンビニに寄ってもらい
遅い夕食を買う。







その時一緒にいた安田さんは、お決まりのビールを購入。
安田さんと、立ち読みしたり喋っていて20分ぐらいは
コンビニにいただろう。













そして、車を寮にとめて、安田さんに軽く挨拶して
部屋へと向った。









ドアを開けて












弁当をテーブルに置いて、Yシャツのボタンを外して

明かりを点けようとした時!

























コンコンコン!







玄関のドアを叩く音がした。















安田さん?



俺、何か忘れ物したかな・・・・?






















はぁ~い。















俺は玄関に向った。






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61話 「傾いて」












乾杯を交わしたあと、俺はタバコを取り出し


お気に入りのジッポーライタで火をつける。







「ねぇもしかしてマイセンライト?」














「あぁ・・・うん」












「あたしも吸うんだけど、ほら♪」









彼女は俺と同じ銘柄のタバコを見せてくれた。



同じタバコを吸っていたのである。










マジか・・・・



この時、フッとえみの顔が頭に浮かんだ。



この店に来てから、初めてえみの事を考えた・・・













正直、あいつと偶然同じとか、すごい体験してて
この子の吸ってるタバコが同じって事に


あまり驚かなくなっていた。




昔だったらスゲーって言ってたのに。










「あぁホントだね。」











慣れすぎていた為に驚いた返事もせず、普通に返事してしまった。











「あの、俺コータって言うんだけど、お名前は・・??」












「あたし、なおみって言います。」









なおちゃんかぁ~イメージにピッタリな名前
あんまり美人だと、緊張して何話していいかわからない。










なおちゃんが休みもほどほどになって、じゃあホール戻るねぇ
な~んて言ったら、もぉ~お終いだろうなぁ。




なんか盛り上げないと><

どうしよう・・・









「コータさん!!!」









2人の無言が続いて空気が不味くなってる時
それを断ち切る声が聞こえた。







後ろからなんと!本田君が俺を見つけ声を掛けてきた。






「何やってんすか!?コータさん来てると思って
探してたんすよ!」













「あっ!本田君、ホールはゴチャゴチャしてるから
こっちで飲んでたんだよ。」













「って、隣の子メチャメチャかわいいじゃないすか?
どうしたんですか?」





本田君は耳元で俺に囁いて言ってきた。












「あぁ~えっと、なおみさん!なおちゃんね
偶然知り合ったんだよ(笑)偶然ね」













なおちゃんは、本田君を見てペコリと頭を下げた。











「なんでこんな子と、いきなり知り合ってんすか?
ずるくないですか?コータさん手早いっすよ(笑)」











「いやいやいや^^;」




俺の意外な場面を見たもんだから、本田君もビックリ顔で、

「もうすぐ、俺のマイクパフォーマンス始まりますから、

ホール来て見てくださいよ!!」







「あぁ、うんうんいくよー」



いや、俺はこのままなおちゃんの隣でいいや(本音)








「じゃぁ俺は、裏いって準備あるんで、またあとで♪
あ、そうそう、コータさんマジいい人ですから!!

最高ですよ!」






本田君は、なおちゃんに俺の宣伝をしてくれて
頑張ってくださいよっ!みたいなポーズも

なおちゃんに見えないようにしてくれた。

















「彼が、例の会社の人、あいつに誘われたんだ。
でも、俺のが歳は上だけど、俺は入ったのが遅いから

彼のが先輩なんだよ」








「へぇーでも、会社であんな人がいると、楽しそう♪
コータさんってどんなお仕事なの?」









「ウェイターだよ!旅館っぽいホテルのレストランでね」














「へぇ~~あたし温泉とか、旅行大好き♪いいなぁ~」





「たしかに、温泉は入り放題だけど、お客相手だからねぇ
朝も早いし、それなりに大変かなぁ~

なおちゃんは?」









「あたしは、事務系だよ。」












それから、会話を繋げよう広げようって頑張って話した。


なおちゃんも、質問してくれたり、話を聞いてくれたり
結局その場に留まって居てくれて、

なんとも楽しい時間を過ごせた。





こんな美人と、今日だけ話して終わりって、何か勿体無くて、
せっかく知り合ったんだから、なんとか繋ぎとめておきたい・・・









断られても、玉砕しても言った勇気は後悔しないだろう。






何も言えず、あの時~~><って後悔するほうが
よっぽど嫌だ。










よし!!怯えるんじゃなくて毅然とした態度で
言わないとね。




しっかし、ドキドキする・・・・















「ねぇ、なおちゃん・・・・よかったら、アドレス
交換しない?」












「うん、いいよぉ~」







よっしゃーーーー!!!

マジか!!頷きながら、うんって答えてくれた、なおちゃんは

携帯をポケットから出して、赤外線送信してくれた。






俺の携帯に、新しいフレンドが加わった。














その後も、おしゃべりなどしたり、本田君のラップが
始まって2人でホールに見に行ったり・・・








その夜は、クラブの醍醐味ってのを、体験した。



結局、切りのいいところまでで、帰ろうとしたつもりが
朝方までいちゃって・・・

本田君にはそろそろ帰るって告げて、なおちゃん達も
もうすぐ帰るって話になっていた、



なおちゃんには、ありがとう楽しかったよ、メールするね!
そう言ってバイバイした


ずっと1人だったらとっくに帰ってただろうけどさ。(7笑)











寮に帰ってきて、現実に戻された。

でも、携帯を開くと、しっかりなおちゃんのアドレスが
入っていて、夢じゃなかったって思わせる。








帰りのコンビニで買った酒を開けて一口飲む。










正直、なおちゃんと上手くいったら・・・・
もぉ不倫なんてごめんだよ。






気持ちは傾きかけていた。


なおちゃんに、彼氏が居るかどうか、聞いてなかったな
どうなんだろう・・・







俺だって、普通にデートとか、したいよ










この子との出会いは、大事にしていきたい。











そう思っている自分がいた。













今日は、なおちゃんにメールもしないで、
そのまま眠りについた。即メールもなんかアレかなぁって思って。














えみに対して、全力でぶつかっていた俺、
上手く行かない時や、辛くて、挫けそうでも頑張って貫いたけど。











それでも、精神的に疲れちゃって、
だんだん普通の恋がしたいって思い始めた。












けど、えみの俺に対する愛情はものすごい深いって

























このあと、思い知らされるんだ。







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60話 「美貌」

その日は、お昼ぐらいに目を覚ました。

と言っても、イベントは夜中だから時間はまだたっぷり。


「まぁだ、時間あるなぁ~どうしよっかな」










おもむろに、パソコンをつける。




パソコンは結構前からやっていて、情報を
収集したり、オンラインネットゲームなどやっていた。








一年ぶりぐらいに、ネットゲームをやってみる。
正直この寮に来てからはまったく手をつけてなかった。









「うわぁ懐かしい・・・」






メインのキャラで、友達リストを見ると・・・














真っ暗!(涙)









あははは!パソコンのゲームなんてこんなもんかぁ~
現実(リアル)が忙しくなるとやらなくなるもんだね。






ネットゲームは、一時間ぐらいやって閉じてしまった。










なんかつまらないな・・・・










録画して撮っておいた「古畑任三郎」を暇なので観る。

古畑シリーズは全部制覇して、ビデオに録画してあるほど
好きなのである。




終わってしまったのが残念だけど><












そんなこんなで、やっと夜を迎える。






余裕を持って支度を始める。

指輪をはめて、アミュレットをつけて、香水を一吹き(プシュ)






一応、身だしなみを(笑)












そして俺は、本田君の教えてくれたクラブへ向った。













とりあえず、本田君にはメールで今から入るよって
入れておいた。












「うわぁ~いかにも、今時の若い子が集まってそうな
雰囲気・・・」









扉をあけて中に入ると、激しい音楽が爆音のよう響いていてさ、
好きな人には好きなんだろうね、この雰囲気♪

そんな感じだった。




入り口の店員みたいな男に金を払って入場!!


変なチケットをもらって、ドリンク2杯がフリーなんだって。



少し奥に進んで、階段を降りるとやけにケムぃ空気が包み込む
ライトアップも凄まじい(笑)

ちょっとしたホールになってて踊ってる人もいる・・・



「はぁ~~こりゃ凄い!落ち着いたショットバーなどが
好きな俺は、場違いだなこりゃ。お!!DJみたいなのいる!

あはははwすごいな」




とりあえず一杯飲みたくなって、カウンターにいる
バーテンさんにチケットの切れ端を渡す。



「えっと・・・えっと・・・」



微妙に優柔不断(笑)










「カ、カンパリソーダ><」












そこのカウンターに背の高い椅子が並べてあって
腰掛ける。








出てきたカンパリソーダをその場でクィっと飲んでると



ホールのほうで、司会者みたいな男がラップ口調で
始まるぜ~~チェックしろYO!みたいな事言ってる・・・










本田君いつ出るんだろ??














ホールでみんな盛り上がってるのに、俺だけ
カウンターで座って酒を飲んでる。











周りを見ると、楽しく談笑している男女、踊ってる奴ら
クラブが楽しいって人は、出会いやストレス発散とかで
毎週通うんだろう。



こういう雰囲気ってなんとなく話しやすくて、溶け込みやすいのかも
友達作るには最高の場なのかもしれないなぁ。















入店してから一時間ぐらい経っただろうか・・・?




俺はカウンターの端っこに座って飲んでたんだけど、
他の席は座らないで、立ち飲みしてたり

タバコ吸ってる奴らもいるし


ホールも人を避けて進まないと奥にいけないぐらい混んできてた。









そんな時、俺の隣に女2人組みがやってきたのだ・・・












俺と似た様な境遇の人もやっぱりいるもんで。










その2人組みは、





「いいよぉ~ここでちょっと座っときな。なんか飲んで
休んどきなよ☆」





1人の女の子は、その子を置いて、ホールに戻ってしまった。







俺は横目でチラっとその子を見る・・・








うは~~かわぁいい・・・ ちょっと綾瀬はるかに似てる・・・?

スキー場マジックじゃないけど、クラブマジック?

何割増しかで、かわいく見えてしまうのだろうか?






俺は心の中で、


ぬおーこれって話しかけろってシュチュエーション?
こんなかわいい人に話しかけられない・・・・でも・・・



この場のなんとなく薄暗い雰囲気が
声掛けやすくしてくれてるようだった。












普段は絶対ナンパとか、そういうのはしないし、出来ない。
場の勢いもあって、このまま1人で居るのもつまらないから

俺は勇気を出して声を掛けてみた。








「あ、あの・・・・」













「はい??」









顔を少し引き気味で、こっちをクルって向いて答えた彼女













「こういう所、俺初めてでよくわからないんだけど、
イベント盛り上がってるんですか?」










当たり障りないような、アフォな質問・・・


迷子になって道を尋ねるみたいなそんな声掛けをしてしまった。












彼女あそぼーよ!!なんて絶対言えません(涙)













「あたしも、来たの初めてで、ちょっと疲れちゃって」













「酸欠?」











彼女はちょっと堪えきれずみたいな感じで含み笑いしてくれた。










「ん~人酔いっていうか、音楽もすごいしね~結構フラフラ
になります(笑)でも、結構楽しいですよ。」







「そうなんだぁ~俺も会社の人がラップやっててね
見に来てくれって言われて来たんだ。


けど、初めてで、なんかこの場所自体に遠慮しちゃってる
感じでさ~」









「あたしも、さっきいた子に誘われて来たんです!」














ものすごい音楽で、なかなか声が聞き取れなくて、

お互い、話す時は耳打ちするような感じで話す。


それを何度も繰り返すから、なんだか打ち解けるのが早い







俺の耳元で囁くように喋ってくれる彼女。その時に髪の香りが
フワァと俺の周りを漂う。












い、いい香りだな・・・俺も香水しといて良かった(笑)








こんな女の子と、話が出来るなんて、ホント思ってもいなくて
この子が隣に来てからドキドキしっぱなしだ。










その子はウーロン茶をバーテンさんに注文して
しばらくして、ウーロン茶が手元に置かれる。













「乾杯でもしようか?」














「えぇ?何に??」(笑)














「出会・・・じゃなくて、同じ境遇に?」(大バカ)










乾杯の意味に少し納得してない風だったけど、
バカな俺に付き合ってくれた。









グラスを軽く合わせ、二人は乾杯をした。














この子がまさかね・・・・














この時は微塵も思わなかったんだ。





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59話 「鋭い女」

あれから、すぐに眠りに落ちて本当にギリギリまで
寝ていた。



いくぶん疲れも取れて、ちょっとスッキリしたかなぁって感じ。








えみとは、メールもしてなかったけど、夜の仕事で
今日は一緒だ。









一体、どうなったんだろう・・・・


何も連絡がないって事は無事だったって事なんだな。









そして、支度をして職場に向う。








「おはようございます!!」










いつもこの時間になると、調理場は慌しく動いている。









そんな忙しいパントリーを抜けてレストランの裏の
部屋に荷物を置く。









そろそろえみに会えるって思うだけでも
なんかドキドキする・・・











いつからこんな自分になっちまったんだ。




その時、パントリーのほうでえみの声がした



「おはようございま~す」













く、来る・・・















「あ、コータ!おはよっ」












「お、おはよ」









「あれからどうだったんだ?」













「え~あれから~んっと・・・一応家に入れてくれたけど、
今回の事は、もぉ思い出したくないから忘れるって・・・

嫌だけど、いつまでもネチネチ言いたくないし
とにかく、ぶり返したくない・・・だって。」










「ふ~ん、仕方なく許したって事なのかな。」










「わかんない・・・」













まったく、えみは肝心な事は、はぐらかす。

それで俺も、問い詰める訳じゃないけど・・・


うまく逃げるのが得意だよなぁ。




そのくせ、勘だけは鋭い!

このあと機嫌を悪くする出来事が起きてしまう。















「コータさん!!!!!」











本田君が、大きな声で俺を探していた。






裏の部屋まで来て俺を見つけるけど、えみと一緒だったから

おっと!!みたいな感じで、一瞬動きが止まる・・・










「あ、えみさん・・・おはようございまっす!」






例のイベントの話があったんだろう。けど、えみが居たから
躊躇してしまった。







本田君はすぐに切り替えて、俺のビールぶっ掛けの話を、
大変だったんすよ!って、えみにも話を振ったりしてた。






えみも、

「聞いた、聞いたぁ!!コータもドジだよね(笑)」








そんな話で一時は盛り上がったけど、本田君が居なくなると・・・










「ねぇ・・・・本田君あたしが居たの見て、キョドったでしょ?
なんかあたしが居たら気まずい話があるの?
あの人も、コータと一緒ですぐ顔に出るもんね!」














!!!!!!な、なんて鋭いんだ。





「まさかぁ~(汗)俺とえみがいつも一緒だから、またかぁ!
みたいな反応だったんじゃないの?

気にしすぎじゃない?」













不倫の最前線にいると、感性が鋭くなるのか・・・

あやしい事を察知する能力も極めて敏感になるのか。








そう・・・例えるなら平和ボケで暮らしてる人間と戦場の最前線で
戦ってる人の違いみたいな。  (意味不な例え)













本田君もえみの前でこの話するのは遠慮してくれたんだろう。
あとで、2人でアイコンタクトしたり





ちょっとの合間をみては2人でコソコソ話したりして

場所とか、開催日、そんな内容を話していた。





よくよく考えたら、あとでメールしたり寮でゆっくり
話せばいいのに。







そして、俺と本田君が仕事中に見えない所で話したり
仲が異様によかったり。














えみにはお見通しだったんだよね・・・

しかも、一度自分が居た時に話されなかったって事を
気にしちゃうと、ものすごく嫌だし、気になるなわけで・・・









今日のカラオケ担当は本田君で、時間になると
カラオケルームに行ってしまった。












そしてえみの、尋問が始まる。










裏で、伝票を書いていると・・・・





俺の服をグイっと引っ張って裏へ連れ込む。





「おぃっ!ちょっっなにすんだよ??」













「ねぇ何隠してるの?」











「へ?何が?」













「あたしはね!コータをいつもずっと見てるんだよ。

コータが元気ない時とか、ウキウキしてるとか
すぐわかるの!

あたしは・・・あたしは、ずっとコータを目で追ってるんだからね!」

















「え、えみ・・・・・・おまえ・・・」














えみは立場上なのか分からないけど、
好きって言葉を言ってくれた事があまりない。

恥ずかしいってのもあるんだろうけど、
面と向って言われたことがないんだ。












けど、今言ってくれたのは、好きな人の事は
全部お見通しなんだよ!って言ってるような気がして・・・












すごい嬉しかったけど、もぉ俺は観念した。








「わ、わかった。話すよ。。。イベントに誘われた。
本田君、ラップやってるでしょ?それで俺に来てくれって
言われてさ^^;」











「ふ~ん、なんで、あたしに隠すの?」













「なんだろね・・・俺達が仲いいから話しづらいんじゃない?」
















「知らないっ!行ってくれば・・・」













えみは持っていたテーブルフキンを俺の胸に投げつけ
トコトコと行ってしまった。
















あぁ・・・言ってしまった・・・俺はえみに嘘をつけないし
隠し事も出来ないな。









好きな人に対する女の勘ってすごい鋭い。










えみだってよくレゲエを聴いてたりするらしいし、
クラブがどんな所か知ってるだろう。


好きな人がそういう所に遊び行くってやっぱり嫌なのかな?












しかしよー、何でこんな束縛みたいの受けなきゃいけないんだ?
ちゃんと付き合ってたら、心配なんかさせないけど、








束縛の大きさと、付き合いの薄さのアンバランスで
俺だって辛いっすよーだ。











えみの事を考えて、辞める事も出来るだろう・・・

でも、今回は本田君と、先に約束しちゃったしなぁ
本田君のラップも見てみたいしね。













そして、えみに危機感を募らせれば、もしかして
離婚の事を本気で考えるかもしれない・・・

俺がえみ!えみ!って気持ちになってるから、安心して
現状で居てしまう。





何か変わってくれるかもしれないしな。













えみは相変わらず、不機嫌で...目が合うと露骨にプィってしたり
遠くからアッカンベーしたりしてる・・・




そこまで、怒ってるってわけじゃない感じだけど、
コータがクラブ行くの嫌なの!!

そんなメッセージを幾度となく伝えてきてた。








「なぁえみ・・・イベントに行っても別に、なにかあるわけじゃ
ないし、本田君見たらすぐ帰るよ。

何そんな怒るのさ?」








えみは、無言のまま連絡用のホワイトボードにあった
ペンを取って、

漫画によくある、怒ってる時、おでこによく出る怒りマーク?
あれを、俺の手の甲にグリグリ書いて、フンっ!て行ってしまう。












なんかもぉ笑っちゃうような判りやすいカワイイ嫉妬でさ・・・
逆に愛しく想えちゃって、、、











お前と一緒なら、どんなに楽しいんだろう。














あんな辛い事件があっても、お互い冷める事なくて、
嫌いになるなんて出来やしなかった。








今回のえみの嫉妬は、謝って許してもらおうとか
しないで、放っておいた。






イベントを断らないと機嫌は直らないだろうし、
ちょっとぐらい嫉妬させるほうがいいのかなぁって
思ったりもした。













そして俺は・・・・




















イベントの日を迎える。






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58話 「いいよね?」









俺はやっとの事で、寮についた。


ほんっとに、今日は疲れた・・・

でも、全部自分が、いけないんだけどね。






ビールも自分のミスだったし、自分が不倫とわかって
好きになったんだから。












体が疲れすぎると、なんだか余計に冴えちゃう
事がよくあって。












身も心もボロボロのはずなのに頭は冴えちゃって
布団に入っても寝付けないでいた。






天井見てボーっとしてると、考えてしまうのはえみの事・・・
俺の記憶から消してくれれば、どんだけ楽になるか。










涙も枯れ果てて、泣く事はなかった。
けど、泣いてスッキリするなら、いくらでも泣きたい、


そんな心情でもあったんだ。









知らないうちに、意識は遠のいていって、


















そして朝を迎える。













おや?なんだか味噌汁の匂いがするぞ?(クンクン)
可愛い彼女が朝食を作ってくれてるんだなぁ・・・




リズムの良い包丁で何か切る音も聞こえるぞー

・・・・・・??










・・・・・・???はっ!!!!




お、俺は、彼女なんていないぞ!!ゆ、夢かっ?










なんで、朝起きる時に、「朝起きる夢」見なくちゃいけないんだよ!


朝から1人突っ込みしている自分が情けない(涙)











独身男の朝食は栄養ドリンクでいいでしょ;;




支度を整えて、さぁ出るぞって時ドリンクを一本グイっと
飲み干した。













ギュルルゥルゥゥ~~

あ・・・お腹がゆるい(涙)









はぁ・・・、ドップリため息ついて、トイレに駆け込む。
















そして、出勤時間となった。





昨日、ビールをぶっ掛けてしまったお客にも
挨拶して、ようやく解決した感じ。












あ~ほんとに良かったよ。二度と、ビールは運ぶもんか!!(ムリ)











朝食のサービスがもうすぐ終わりそうな頃





本田君が



「コータさん、後で話があるんですけど、いいスか?」












「話?あぁ、別に構わないよ」















午前中の仕事を終えて、俺と本田君は寮の前の
駐車場に2人で腰を下ろして話す事になった。









本田君は、俺よりも入社は早いけど、年上の俺には
敬語を使ってくる。先輩だけど、変な感じで・・・

彼は、かなりのイケメン。






「んで、話って?」












タバコに火をつけて、本田君に話を伺う。








「実は、今度のデートで、コータさんの車借りたいんです。」













「へ・・・?車?それぐらい別にいいよ、大事なデートなんだろ?」











「マジっすか!?ありがとうございます。」(アザーッス)









「んで、どこいくのさ?」









「ディズニーランドですよ!電車って面倒くさい
んすよ。」










「いいなぁ~!いいよ!使ってもらって。」










「助かったぁ~」






本田君は、よっしゃ~みたいな笑顔になった!





「ところで、コータさん最近どうっすか?」







「どう?って何がよ(笑)」








「女っすよ!女!ぶっちゃけた事聞いていいっすか?

えみさんとはどうなんですか?」














ブッーーーーーーーーーーー!!!!






俺は、探偵物語の松田優作の如く、飲んでいた缶コーヒーを
ブーッと吹いてしまった。









「な、なにやってんすか、コータさん(笑)」










「えみが・・・・なんだって(焦)」







「いや。。。ほらっ見てるとスゲー仲いいじゃないっすか?
俺も動向が気になるんすよ。」






「どうって言われても、たしかに飯食いに行ったりはするけど
旦那いるしさ・・・俺からはどうにも出来ないよ。

これ以上、先には進めないって感じ?」










「じゃあ今、彼女欲しいっすよね??」













この質問に戸惑ってしまった・・・

フツーの彼女は欲しいよ、けど、えみが頭をよぎってしまう。






えみは旦那いるじゃんか・・・ずっと信じ続けるの?(心の悪魔君)
もぉ諦めちゃえよぉ!






ホントに戸惑ってしまった。






「そ、そりゃ、欲しいけど・・・」













「今度、ラップのイベントをクラブでやるんすよ!コータさん
来てくださいよ!

女の子マジいっぱい来ますよ。」  HEY YO!














「えぇ!!クラブでイベント?あんまり、うるさい場所は
苦手だなぁ・・・でも、女の子いっぱい・・・」(オッサンか!)













「車のお礼で、ちゃんと女の子紹介しますよ!!」






本田君は結構前からラップをやっていて、イベントをしたりする
らしい・・・トランスとか、ダンス、レゲエ、


俺には無縁のジャンルかと思ったけど、
気分転換にもいいかもしれないし、断る理由なんてないよな









「わかった、紹介は別にいいけど、顔だすよ!!」












「おぉ~さすがコータさん!じゃあ車の件お願いしますね。
それと、イベントの事は、あとでまた♪」













そして俺は、寮に戻ってきた。昼間の休憩はたっぷり寝ないと・・・



早々に布団にもぐりこんで、眠りにつく。













クラブってナンパとかしたりする所だよね?
出会いなんてあるの?

ま、いっか!どうにでもなれ!



気分転換で遊びに行くぐらいいいだろう・・・
いいよね・・・・えみ・・・・








でも、ああいう所って耳がキーンってなってさ
耳鳴りみたいなの・・・・


どうもあれが苦手でね(涙)









本田君からの話で、意外な展開になってしまったけど、



















えみに対して悪気はなかった。

少し距離を置いてみたいってのもあったし。



俺だっていいじゃない?って思ったんだ。












だってあいつには・・・・
















旦那がいるのだから・・・






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57話 「先が見えない」

ちょっとまってくれよ・・・

居なくなればいいってどういうことだよ・・・








間違いだけはやめてくれよ(涙)





と、とにかくえみに連絡つけなきゃ!










出てくれよ、頼むから・・・










「プルルル」























「プルルル」





















・・・・・だめかな・・・














何度もコールしていて
諦めかけようとした時、




















「ガチャ」














「もしもし!!!えみか?もしもし!!!」




















「ん・・・コータァ」



















「大丈夫なのか!?今どこに居るんだ!?」



















「うん・・・ごめんね・・・・・やっぱあたしは勇気なかった。」













「何言ってんだよ・・・そういう事は考えるな!
ってか今どこ居るんだよ?」














「今ね・・・白鳥町から帰る途中のローソンだよ・・・」














時間をチラっとみるとすでに23時・・・


だけど、今えみは1人で落ち込んでるだろう











「俺も話したいから・・・そこに居てくれるか?
今から行くからさ」












えみの落ち込み具合も心配だったけど
あの時の真相は、俺も知りたかった・・・











けど、心の中じゃ・・・・疲れまくってて寝たいって気持ちもあった



俺の体はまだ大丈夫!!





そう信じて車に乗り込みコンビニへと向った。




ブルルルゥーン














あいつ・・・社宅に帰ってないって事は、喧嘩したか
怒られてそのまんまっぽいな・・・










車を走らせていてようやくコンビニの看板が見えそうになって
事件以来の、えみとの再会ってことで、



心なしか、少し緊張していた。




そう・・・もしかして今後の事にも影響あるような
事態になってるかもしれないし・・・













ココのコンビニは駐車場が広くて、10台~12台は止められそうで
お店の前に6台、あとはL字型に駐車場が広がってて

奥のほうにいくと街灯が届かなくて真っ暗になっていた。






その真っ暗の奥の奥にえみは軽自動車をチョコンと置いていて

いかにも、今のえみを物語ってる・・・・そう思ったんだ。






俺は真横に車を止めてえみの車が車道から見えないように
カモフラージュ・・・・


まぁ俺の車がわかっていたら意味はないんだけどね。


「コンコンッ!」









ドアのガラスを軽く叩いた。








えみはシートを倒して横になっており




俺のガラスを叩く音でムクっと起き上がった。












ドアを開けてくれて俺は車の助手席に乗り込んだ。













「はぁ~~~~~~バレちゃったな・・・・
でも、真相までバレたわけじゃないじゃんか・・・

言い訳して乗り切きればいいじゃん?」








えみはずっと無言で・・・・鼻を啜る音だけがしていた。













「な、何か言えよ・・・?」











「あたしが切羽詰った時何も言えなくなるの知ってるでしょ・・・?」













「そうだけどさ、あれから俺仕事の時間になっちゃって
ごめんな・・・んで、どうなったんだよ?」














「・・・・・」

















そしてようやく重い口を開いた。










「あたしが、飛び出した時、旦那がお前の車ないじゃん?
って言ってきてね・・・これ以上嘘言えないし
マックまで行ったんだよ。



どうやってココまで来たのか?って言われて
職場のコータさんって人と電気屋さんで買い物して、
ご飯食べようってなって・・・・隠すつもりじゃなかったけど

コータさんの車一台で移動した・・・





嘘ついてごめんなさいって謝ったけど。

男の車に乗ったのと・・・嘘ついていたのが許せないって言われて
そのあと旦那が、頭冷やして来るまで帰ってくるなって
言ってきて・・・・ピンタされた・・・




そのまま行っちゃったから、あたしは電気屋さんまで歩いたよ
歩いてる途中で、ダンプに飛び込もうかなぁって思った。


もぉあたしがいなくなればいいやぁってね・・・

あたしが何もかも悪いんだよ・・・











「ダ、ダンプって止めようよ^^;怖いな・・・
・・・・・で、電気屋まで歩いたのか・・・スゲー距離あるのに・・・」










なんか掛けてやる言葉が見つからなかった。

歩いたとか、そんな事聞いてもしょうがないのに
慰めるとか、なんにも出来なかったんだ。

えみは元々、ネガティブな性格・・・
こんな時はいつも自分を責める








自暴自棄になって、どうでもよくなってしまう・・・





その考えはやめろって言ってるんだけど
一向に直らない・・・









2人で会うって事になって、いつも笑顔を見せてくれたえみが
今日は激しく凹んでる・・・









俺はこの時、ものすごい言いたい事がこみ上げてきた。






えみは、このぐらい覚悟出来てたんじゃないの?

離婚する覚悟ってもっとすごい決意だと思うよ?

逆にこれを逆手に取って慰謝料でもなんでも払っちゃえば
俺達一緒になれるじゃん。



完全にバレたわけじゃないのに、こんなに凹むのは
離婚なんて出来ないし、旦那をを失いたくないから?



それで、コータとも仲良くしたい?ムシが良すぎませんか?
そんな上手く行く訳ないじゃん・・・一緒になるには
試練がもっとあるよ?
実は一緒になるって言って、食い止めてるんじゃないの・・・?


浮き輪に乗って流れるままじゃ何も変えられないよ?
自分の足でもがいて、岸壁までたどり着くなんて
出来っこないじゃん?


自分から動かなきゃ何も変化ないよ・・・ちょっとした試練があれば
もぉどうでもいいってネガティブ?

お前の気持ちは、何なのさ・・・・遊び?楽しいだけだから?
本気じゃないんだろ・・・?







言えるはずなかった(涙)




すべてを飲み込んだ、心が破裂するぐらいに・・・・

こんな事マシンガンの如く打ち放ったら
もっともっとマイナス思考になって落ち込みも激しくなるだろう

泣き喚いて、そして追い詰めるだけ・・・





21歳の女の子には結婚も不倫も、こんな試練も・・・

早かったのかもしれない。












「今回は、なにもしてないし、何の関係もない
ただ食事を兼ねてただけ。

嘘ついたのはごめんなさい・・・そう言ってさ、
旦那さんに許してもらおうよ?」










俺は心とは裏腹に、えみの頭を撫でて笑ってげた。













えみは下を向いて、相変わらず無言だった。









・・・・ったく。すぐには無理かもだけど、元気になれよっ!!






















「あ、そうそう今日俺お客にビールぶっ掛けちゃった

わははははは!!」













「え・・・?ほんとなの?」











「マジマジ!!ぶっ掛けてさ、ドリフみたいになって(笑)

だめだこりゃーー!だめだこりゃーーー!」



俺はいかりや長介の真似をし、自分の事件もネタにして

とにかくえみを元気付けなきゃって思ったんだ。




「8時だよぉー!」

えみは少しこっちを向いてクスって笑ってくれたんだ。












「それで、ランドリーで洗濯してさ主任に付き添ってもらって
謝り行ってね。とりあえずクレーム対応にならなくて
良かったよ。」













「コータ大変だったんだね・・・・いつも前向きで元気な
考えが出来るコータが羨ましい。」

















性格だよ性格!!




このままだと、えみも・・・凹美って名前変えなきゃいけないかもよ?















「やめてよぉヤダよぉ凹美なんて・・・」













「とにかくだな、今日は、家に帰って許してもらえよ
わかった?もぉ遅いしいくらなんても、旦那も心配するよ。」












「家の付近で15分だけ待ってるから、それで

電話なかったら、家に入れたんだと思って俺も帰るからさ」









ノソノソっと動いたえみは

「わかった・・・。」











そう言って車のエンジンをかけた。








「手前のバス停で、ちょっとだけいるから、
じゃあ明日の夜職場でな!」














俺はえみの車から降りて、自分の車に乗り込んだ。














先にブゥ~ンって走っ行くえみを、追いかける。












5分ぐらい走ってバス停についた。








えみの車は、そこから細道へと向かい、テールランプだけを
ボンヤリ残して消えていった・・・














10分間俺はそこで待っていた・・・

電話もなくて、どうやら家に入れてもらえたらしい。

あんなかわいくて、若い新妻をそこまで辛くさせないだろう・・・











俺はゆっくりとその場から離れた、大丈夫だったみだいだな。


なんだか関係を修正してあげたようで、虚しかったけど、

逆にこれで良かったのかなって気持ちも、少なからずあった・・・





想像以上にしんどくて・・・辛い思いもいっぱいしなきゃ
乗り越えられない・・・












俺には元々こんな恋愛、無理だったんだよ・・・・













出逢った時には、すでに遅かったんだよ・・・













諦める事できるかな・・・








そうさ!!お前は限界だよ!!
諦めさせようとしている自分がいて


もぉこんな事、まっぴらごめんだ。(悪魔君)












だめだよぉ終止符を打つのは簡単だよ、(天使君)
諦めるのは早いんじゃない?頑張って!!




そう、囁く自分も居る・・・









でも・・・・結局今は1人じゃん、隣に誰もいないじゃん・・・
奇跡なんて起きないよ。











えみは、自分からはどうにも出来ないやつなんだよ・・・


















「だ、だめだ、好きになった人を、なんで否定するんだ!」





何が間違っていて何が正しいなんて、判別も不可能なほど
俺は疲れ果ててしまい。














大切な気持ちを・・・


























失いかけていた・・・








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56話 「ため息」

す、すいませんでした。

唖然となったお客と、呆然と立ち尽くしてしまった俺。




すぐに我を取り戻し、タオルを取りに向った。










「やべーもしかしたらクレームになるかもしれない・・・
あぁ・・・なにやってんだ俺は・・・」












ありったけのタオルを手にとって、レストランに戻る・・・











周りのお客も、あ~~ぁかわいそう。みたいな目つきで
こっちを見てる。(涙)








とりあえず、こぼれたビールを拭いて
怪我はないか聞く。






「あぁ~大丈夫だよ!それより着替えたいから
浴衣もってきてくれる?」












「はい、かしこまりました。」





俺は、フロントまで走って浴衣を取りに行く

お客はそのまま風呂に行きたいとの事で、裏の個室に
連れて行き、そこで着替えた。






お客が怒り狂わなくてよかった・・・







「あの・・・お客様・・・・こちらの服はクリーニングにだして
明日の朝、お届けしますので・・・大変申し訳ございませんでした。」















お客は了承してくれて、とりあえず落ち着いた。









現場をみんなに任せ俺は、今日カラオケを担当している
主任に、今回の事件を話しに向った。












ガチャ、
















「おう、どうした?」











「あの、主任がカラオケに行ってから、お客に
ビールをこぼしてしまいまして・・・」









「えぇ!!まじで?、で、どうなったんだ?」












「一応混乱は収まりましたけど、あとはお客さんの
服をクリーニングするってことで・・・」











「ん~あとで、そのお客に謝りにいくとして・・・
今の時間からクリーニングなんてやってないぞ?

もし、アレだったらホテルのランドリー使いなよ。
縮む素材じゃないだろ?」












「あ、たぶん平気だと思います。今のうちに洗濯して
あとで、アイロンかけます。すいませんでした・・・」











「今日お前、顔色悪かったけど調子悪いのか?
いつもとおかしいからさ・・・」












「ちょっと寝不足かもしれません・・・でも、大丈夫ですから
じゃぁちょっと洗濯していきます。」








事情を話してる暇もないし、相談もしたくないゎ・・・












「あとで、お客が風呂から出る頃誤りにいくから
また寄れよ。」








「はい。」








そう言って俺は、ホテルのランドリーに向った。




お客が洗濯と乾燥機を使えるように設備されてて
助かった。



まさかこんな事で使うなんて・・・・













ビールの臭いがプンプンしたYシャツと、ジーンズ




これは・・・色落ちしてYシャツに移ったりしないだろうか・・・







まぁいいや、洗濯機は2台あるし、一個ずつやれば・・・












適度に洗剤を入れてぶん回す。




















グオォォン、グオォォン









そのランドリールームの壁にもたれて、ため息をついた






「はぁ・・・・はぁ・・・・」






心の奥からドップリと出たため息は、とても重く感じられ

いくらでも、吐き出せるような感じだった。














このまま、待っていたら倒れて寝てしまいそうだ・・・
その場にしゃがみ込んでウトウトしてる時、








そういや・・・えみどうしただろ・・・

今日見つかっちゃったんだよなぁ・・・ついにバレたんだなぁ

あいつの事、諦めて逃げ出すのと、このまま奪い去るのと
どっちがいいのかな・・・?





小心者の俺にはどっちも出来やしないよな・・・











ランドリールームの角で体育座りをして体を壁に傾けていた
俺のYシャツの腕の部分はヨダレだか涙だかわからないけど

ほんのり湿ってしまい・・・・










心の中でブツブツつぶやくように、独り言を言っていた。











これから、旦那と話さなきゃいけないんだなぁ?

神経使うよなぁ・・・・心臓バクバクするしさぁ・・・・



えみはどっちが好きなんだよ・・・

どっちが大事なんだよ・・・・

どっちと一緒に居たいんだよ・・・

どっちと未来を夢見てるの・・・?



うぅ・・・うっ・・・



どっち・・・・   ピーッピーッピーッピーッ
















「あ、洗濯終わった」








心の叫びは洗濯機の完了音に遮られ

フッと正気にもどったような感じだった。








そのまま乾燥機に入れてまわす・・・どうやら30分はかかるらしい

じゃぁ主任の所にいくか・・・














ガチャ
















お客はまだ来ていなくて、主任だけ1人でいた。




「今乾燥しています、あと30分ぐらいで・・・マジですんません」












「そっか!手ぶらじゃなんだから売店の饅頭もっていくからな
まぁこれでいいだろ(笑)」













「そうっすね。はぁ・・・・」










「元気だせよ!みんな1回はやってるよ、みつちゃんだって
昔、熱い味噌汁ぶっ掛けた事もあってな(笑)


今じゃ笑い話だけど、頭が火傷したとか大変だったぜ?」












「マジですか?あの、みつちゃんがねぇ・・・」









「俺だってコータみたいにぶっかけてさ、その時
ランドリーなんてなかったから、車で40分ぐらい先にある

知り合いのクリーニング店に頼み込んだこともあったよ!

んで、朝方取りにいってさぁ~」








「みんな大変な思いしてるんですね・・・」















そんなみんなの過去の大失態など聞いて
本来の自分なら、クヨクヨしても仕方ない頑張るか!!
ってなっていただろう。








だけど、今回の件と不倫の事件のWパンチは
ダメージが大きくテンションは上がるはずもなかった・・・













そうこうしてる内に、乾燥時間が過ぎて、アイロンをかけようと
レストランに向ったら、まだみんなが居てくれた。







どうやら心配だったらしく、みんな残ってくれていた。






「わぁ~みんなありがとう・・・服も乾燥したし
あとはアイロンだけだよ、ありがとう。」













「コータさん!こんな日もありますよ!元気だしてください」
















「コータさんがぶっ掛けした時正直笑っちゃいました・・・」










「本田君、バチあたれ~~~~~!!!!」(笑)












「コータのミスを見るをお前も人間なんだって思うよ」














「安田さん・・・おれは機械じゃありません・・・」












そして、主任に同行してもらい、部屋に誤りに行った。



風呂でさっぱりしたのかお客は、すでにお咎めなしって
感じになっていて。洋服も洗濯&アイロンでオッケー!


貢ぎ物の饅頭も、いいのぉ?みたいな感じで受け取った。(ニヤリ)













良かった・・・クレームにはならなくて・・・・


そうして俺はホッとしながら寮に帰る事になった。











だけど、ホッとしたのもつかの間。
まだ問題はある。






それにしても長い一日だよ・・・・

帰りの送迎車の中で俺は考えていた。



急いで出てきたこともあったし、会社に携帯を
持っていっても仕方ないと思っていたからな。






携帯は寮に置きっぱなしだ。

仕事中ってえみもわかっていたし掛かってこないだろう・・・





もしかしてメールが来てるかもしれない。




頼む!!なんでもいいから、えみからなんかメールが
来ていてほしい・・・












寮に戻るにつれて、また緊張しはじめる。


なんだか体調がおかしくなりそうだ。















「お疲れ様でした~~」



寮について、みんな車から降りる。










俺は挨拶もそこそこに部屋まで走った。


急いでドアを開けて、テーブルにあった携帯を覗き込む













メールあり1件

















き、きてる!誰だ

























そのメールはえみからで・・・・


















その内容を読んだ俺は・・・


















目をグッと閉じて唇を噛み締めたんだ。































「あたしが居なくなれば
いいんだよね・・・・」
































間違いだけはしないでくれ・・・








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55話 「パニックⅡ」

あぁ・・・・なんて事だ。 心配していた事がついに・・・





でも、すべてがバレたわけじゃない・・・・






ただ・・・会社の同僚として、たまたま買い物してた。
って事でなんとかごまかせれば・・・・











俺には、飛び出してマックに行く勇気なんてなくて
ほんとに情けなかった。










ここからは、マックの駐車場みえなくて・・・・

直線距離で100mぐらい

その間には仕切りの壁と木の柵がしてあり、






状況をうかがい知る事は出来なかった。





















それでも、旦那がこっちに来て、話すなりして来るなら
受けようって思っていた。












もの凄い緊迫感に襲われながら車の中で少し待っていた。






















しかし、一向に2人が来る気配はなかった。













えみは今、どんな言い訳をしてどんな会話をしているんだろう。



こんな事件になってしまうとは・・・







これで、何もかも終わってしまうかもしれないな・・・
いけない事を続けていたシッペ返しなんだ。





でも、今は会っていただけでそれ以上はバレてないはず、

えみと口裏を合わせて何でもないって旦那を納得させないと。








けど、俺の心の奥底に・・・これがキッカケで2人が別れるなら・・・
そんな卑劣な思いが燻っていたのも正直な気持ちだった。














そうこうしてる内に、出勤時間が迫っていた・・・






やばい・・・これ以上居たら、遅刻してしまう、
クッソー!!時間がもぉない・・・










俺は仕方なく車を走らせた。






状況はさっぱりわからない。



一方通行な為、マックの駐車場もまったく見えなくて、
俺は会社に向ってしまった。







やむを得ない・・・・

















そろそろ会社に着くって頃


もぉあれから時間も経ってるし、えみに電話してみるか・・・

状況を聞きたい。


俺も、出向くなら出向いてやらなきゃ・・・
でないと・・・えみが耐えられないだろう。









「プルルルル」











「プルルルル」

















コールが20回ほど鳴った所で俺は電話を切った。












あいつ出ない・・・・・



なにやってんだ!もぉ!!














心が落ち着かないまま、寮で着替えて

会社に向う。












気持ちここにあらず、みたいな感じでソワソワしてる、
まったく仕事も身に入らない・・・・













そこへ、主任がやってきて、




「コータ・・・お前、顔色良くないぞ??大丈夫か・・・?」











「え?そうですか、だ、大丈夫ですよ^^;」















「そっか?なんか落ち着いてない気がするけど、頼むぞ!」














極度の緊張感が続いて、ちょっと疲れてきたのかな?

結局連絡も取れてないし・・・・








心臓のバクバク感もずっとだよ・・・・







うあー仕事なんてやってらんねーー(涙)
どうなってんだよ状況は・・・・えみは・・・・!!!













ほんとに気になって気になって・・・・どうしようもなかった。











そして、更なる事件を招く事となる・・・・














なんとか仕事をこなして、やっと片付けを始める頃











いまだに飲み食いしている、団体のお客が生ビールを注文した



頼んだ数は全部で6杯










「ヤローまだ飲むのかよ・・・・」(ブツブツ)








生ビールのグラスは中ジョッキで


早く注がないと、最初に作った生ビールは泡が消えてしまう
そんな焦りと、疲れで・・・・










俺はやってしまった。













トレンチにビールジョッキを全部乗せて

急いでお客の前に運ぶ・・・・







1人目、2人目・・・・


















テーブルに置いて、3人目のとき



レストランで料理を提供する時、テーブルを囲んでる
お客とお客の椅子の間に、
スッと体を入れて、左手で料理を提供して、

右手にトレンチを持ってるんだよね。
トレンチはお客の頭上なわけで・・・・・










そのトレンチが、斜めに傾いてしまったらしく、











3人目のビールをテーブルに置いた瞬間










トレンチに乗せていたビールがガシャンと倒れてしまった











∑(`□´ノ)ノ  「ガシャーーーーン」











3人目のお客さんは頭からビールを被ってしまい(うわ~)




まるで、テレビでやってるコントのような惨状が
目の前に広がっていて・・・・











お客も、俺も、何がどうなったのか (何が起きたんですか?)
一瞬考えられなくて・・・・真っ白・・・













その団体のお客の1人が、







「お前!!何やってんだよー!!!」


















「はっ!!し、し、失礼しましたっー!!!」(滝汗)






















さ、最悪だ・・・・








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54話 「パニック」






最初にマッタリ、後半危機感って事で↑貼り付けたけど
戦メリはミスマッチだったかなぁ・・・






「わかった、今から行くね」


そうメールして俺は車に向った。





相変わらずワイパーのゴムはない・・・・(悲)
まぁでも・・・天気はいいし、大丈夫だな。











運転して向ってる途中もなぜか、鼓動は大きい・・・










待ち合わせは大きな電気店で、えみはドライヤーを
買いたかったらしい。













もうすぐ着くってころに電話を掛けた。










「もしもし?もうすぐ着くよ、どこいるの?」













「ハーイ♪今駐車場でフラフラしてるよぉ」





電話を切る事はなくて、前回の逆バージョンで
俺が現れるのを、電話しながら待ってるえみ。















「コータの車みえた~~こっちこっち~~♪」









俺と会うとき、なんでえみはこんなに元気で、はしゃいで
笑顔を見せてくれるんだろう。



俺は嬉しいよ・・・




こんなに好きって態度で示してくれた人は初めてだし
えみと同じ気持ちになれた事・・・












切なくも嬉しい事実だった。













車を止めようとウロウロしてると、後ろから
ヒョコヒョコ付いて来る。 (アブネーヨ)










お店が混んでて、入り口からはかなり離れた場所に、
止めた。











「おまたせ^^待ったでしょ?」













「ううん、そんなことないよ♪はい!!コレ・・」






えみは、メールで言っていたプレゼントを渡してくれた








「なにこれ?」







「開けて見て(笑)」
























プレゼントは、プーさんの台所マットだった。







「コータの寮の台所にマットなかったでしょ?
お料理してる時、足冷たくなるでしょ?」













「おぉ~ありがとぉ♪すぐ使わせていただきます」













そうだ・・・・俺の部屋の台所にはマットがなかったんだ・・・

よく見てたなぁ・・・・そして、よく気が付いたなぁ・・・









満足気なえみの顔とプレゼントで俺の心は満たされた

ちょっとしたアイテムでも、気が付いてくれて
こんなに嬉しい事はなかった。











俺は、ありがとうって言って、えみの体を引き寄せ
おでこに軽くチュッってした。








えみは、お返しにとばかり俺のホッペにチュってしてくれた。











「うわぁ~お前リップたっぷりつけてキスは・・・
ホッペがベチョってなるよぉ~~(涙)」




えみはリップグロスみたいのを塗ってて
俺のホッペが潤ってしまった・・・






「エヘヘ♪」













「おや?なんだかいい匂い?クンクン」











「コータいちごの味しない?(笑)」












言われてみればそんな香りがする、
俺がえみと出会ってなければこんなリップの存在など

気にも留めなかっただろう・・・









2人にはこんなやり取りも可笑しくて楽しくて、

出掛ける前に感じていた、いつもと違うドキドキ感なんて
俺はいつの間にか忘れてしまっていた。












そして・・・・俺の第六感が何かを察知していた事も。



















俺も丁度、電気屋で買い物があって2人で店内に入った













お試し用のマッサージチェアなどがずらりと並んでる所を
歩いていて、










俺はマッサージをやるっきゃないって思ってえみを誘った。
2人で、痛いだの気持ちだの堪能していて・・・


突然、相手の強度を強く設定して、驚かせて痛がらせたり


ホントに楽しいんだよな~。








すると、えみが急に真顔になって、






「あたしね、旦那と電気屋とかいってマッサージやりたいって
言うと、すごい嫌な顔されるんだ。

子供っぽいから止めろって言われるの・・・。



テレビ売り場のチャンネルとか勝手に変えてたりすると
みっともないから止めろって言われたりする。



楽しむ価値観が違うのかな・・・・」







「ふ~~ん、俺は、買わないけどお試ししちゃうけどな
今みたいに、すごくはしゃぎながらやるの、すごい好きだし

テレビのチャンネルもガンガン変える(笑)」







「うん・・・・旦那のそういう所はつまんないなぁって思う。
だから、コータとお店来るとホント楽しい♪」








そう言って、えみは曇りのない笑顔を見せてくれる。









「そりゃそうだよ・・・あれだけ価値観が一緒なんだから
なにをして楽しいとかさ、似てるに決まってるよ・・・」







「そうだよねぇ~あたしもそう思う♪」












買い物を済ませ、俺の車まで一緒についてきて、




品物を後ろに置いて、2人で俺の車に乗り込む









寄り添ってると・・・・














グゥ~~・・・・・・













「やだぁ~アハハ、コータ、もしかしてお腹空いてる??」












「あはは、そうみたい(笑)朝食べたきりだよ」










そういえば丁度お昼時になっていて、えみと会ってから
安心感が出たのか、ホッとしちゃったのか







お腹がぐぅーって鳴ってしまった^^;














もぉ2人で俺の車に乗っちゃってるし、えみの車はこのまま
電気屋に止めちゃって、ファミレスでも行こうって事になった。







俺はタバコを吸うけど、えみが喘息って事を聞いてから
えみの前では一切吸わなくなった。











もちろんレストランとか入っても禁煙だし
それが、俺は当たり前だと思ってるから。













元々ヘビーでもなかったし、好きな人の為なら
全然我慢出来た。







えみがタバコ止めてって言ったら止めるんだろうなぁ
それだけ俺には大きな存在だった。













ファミレスに入って俺は旦那の事をなにげなく聞いた。













「今も、白鳥町に来てるの知ってるの?」














「白鳥町に買い物行くってメールしたよ。夕方はね
掃除のパートさんの送迎で、白鳥に来るよ。」








だからえみは休みの時この町にブラブラして
夕方ちょっと会っていたのか・・・













それがあって、今日のデートは一瞬躊躇したんだな。











俺は、こう切り返した。




「えぇ??やばくないかそれ・・・・旦那から返事きたの?」
















「ん~ん、メールは来てないょお昼時は忙しいんじゃないかな?」













「そっか・・・」









俺は、なんだかソワソワしてファミレスでもキョロキョロしてた。












「どうしたのぉ?平気だよ、いきなり来るなんてないよ
来る時はメールしてくるよ・・・」













「そ、そうだよな・・・・夕方には来るけど今は昼時だし・・・」














俺は日替わりランチを頼んで、えみはオムライス

めずらしく食事を残してしまい・・・


えみに心配されてしまう。











考えすぎなのかもしれないな・・・・














食事を終えて車に乗り込んだ。







この時すぐ帰ればよかったのに、やっぱり寄り添ってると
5分だけって思ってもすぐ、30分とか経っちゃってさ





気が付いたら、夕方の出勤に合わせるのにギリギリの
時間に迫っていた。








旦那からのメールもまったくなくて・・・















静けさが、やけに怖かった。

























そしてついに地獄が始まるのである・・・・














2人でマッタリしていると、えみの携帯が鳴った。
















それは、メールじゃなくて着信で

























旦那からであった。













俺はこの時、瞬時に電話に出るなって思ったんだけど、

えみは電話に出てしまった。














やばい気がする・・・・・













車内のマッタリしていた空気が一瞬に凍りつく












会社から電話だといいのに・・・・

しかし、願いは虚しくかき消された・・・













えみも少し動揺して話をしている・・・












「・・・え?、今どこいるの?」








「あたし?えっと・・・」














居場所を聞かれてるのだろうか・・・
えみは、キョロキョロしてファミレスの後ろにあった

マックと言ってしまった。 完全にパニックっぽくなってるけど
俺は声を出して、助言できない・・・・
















たまに頷きながらも、

「ね~~だから、今どこにいるの?」














「え・・・?だから、マックにいるって・・・」
















「え?車で来てるよ・・・・?うん・・・・だからマックだって」




















次の瞬間!!!!!!






























「やばい!!旦那マックに来てる!」















えみはそう言って、車のドアを開けっ放しで
飛び出して行ってしまった・・・。





















「え・・・ちょ、ちょっとっ!!」























俺は、ゴクリと生唾を飲み込んだ・・・・

ただ・・・走って行くえみを見つめるしか出来なくて。

















えみ・・・・・

















俺は金縛りになったように
体が硬直し、

とてつもない緊張感に襲われてしまった。
































どうする・・・








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号外だよ

こんばんわ、コータです。

今日は本編更新できなくてごめんなさい。

明日の22時ぐらいには更新するので
楽しみに待っててください><


ってことで、今日は俺が大ファンのミスチルを

↓↓↓














何の気なしに、始めてみたブログ・・・・


最初は気楽に始めたんですが、結構力入れるようになりました。
どうやったら読み易いかなとか、みんな読んでくれるには
どうしたらいいだろう・・・って考えるようになり・・・





コメントも増えてきて、なんと!!いつの間にか3000HIT☆


応援してくれたり、毎回楽しみとか言ってくれたりして、

俺はとても感激してます。

みなさんのお陰でランキングも常に上位で、

ビックリしてます(驚)ホントにありがとう (^-^)




これからもよろしくお願いします。


あ、そうそう最近ミクシィ始めたんですよw

でも、使い方さっぱりでよくわからないんだよねぇ・・・
誰か友・・・・w><






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53話 「恐怖」

車を見送ってから、俺は自分の車に向っていた。


時間が多少ズレてたからそんな遠くないけど、離れて止めていた。






朝から降り続いていた雨は、夜になってきて
激しさを増して降っていた。








ここは、立体駐車場なので、もちろん屋根付き。
2Fの連絡通路の近くに、幸い車を止められたから、

ラッキーだった。













トボトボ歩いて、後部座席に荷物を放り込んで
運転席に座った。











エンジンをかけて、
車を走らせ立体駐車場の外にでる。





外に出た瞬間、激しい雨がフロントガラスを叩きつける。





















「うわ~~すごい雨だな・・・・」













フロントガラスに雨粒が降りそそぐ。
すぐに視界が見えなくなって、

ワイパーを動かす・・・・




















ガガガガガガガッッッ!!!!!!!
















「えっ!!!!」


















「な、なにこれ・・・・うそでしょ・・・」

















なんと・・・ワイパーのゴムの部分が取られてなくなっていたのである。
















ガガガガガッッッ!!!!














一瞬なにがどうのって・・・理解できなくて








一体どうして・・・・











ワイパーのゴムの部分は、しっかり装着してあって
なにかの弾みで取れるような代物ではない・・・・











もちろん視界は遮られ、危険・・・・
















このまま走行すると事故も犯しかねない。
イタズラにしては酷すぎる。














もしや・・・














いや・・・店のお客の誰かが、イライラしてやったのかな?


普通やらないよな。(苦笑)













恨まれてる?













誰に?



















旦那?














ゾクっとした・・・



とりあえず俺は、車をゆっくり運転してどうにか
立体駐車場に戻した。
イライラとか、怒りとかじゃなくて・・・















陰湿っぽくて恐怖だった。














確かに、旦那は俺の車を知っている。
えみが寮にいたときに、5マスぐらい離れたところに
旦那の車も止まっていたのを、俺は見ていたし、相手も見ていただろう













えみはココに来てるってことを旦那に教えていたのか?

それと、旦那は車が好きって教えてくれたこともあったな。
ワイパーゴムの取り外しなんて俺はやったことないよ・・・





素人じゃあまり思いつかないイタズラだしなぁ・・・











でも、いきなり疑うのは良くない・・・









とりあえずこの問題を乗り切らなくちゃ・・・

















「あ!!!そうだ!!三年ぐらい前に買った
ガラコ(フロントガラスに塗って撥水してくれるやつ)トランクに
あるかも!!」














「うぉー見つかった!!これで帰れる(嬉)」




















ちょっ!!!これ・・・乾燥しちゃってるじゃん(涙)
使えねー;;













そして俺は、思いついた!洗車好きで、
いかにもガラコ使ってますみたいな車を探して、
借りるか、その人からお買い上げしよう。

って思いついて・・・













お!!この車フロントガラス見るといい感じで撥水してる・・・
雨が水玉みたいになってて、いつも洗車してる感じだな。

スポーツカーだし、頼み込めば貸してくれるかな。













俺は、刑事みたいに張り込みをした。










・・・




「ハァ・・・なにやってんだ俺は・・・」

張り込み開始20分・・・

(妄想)ボス!ホシが現れましたぜ!










(妄想)「よし!聞き込み開始だ!」














「あの~~すいません。」







「は・・・?」









「いきなりですけど、フロントガラスに塗るガラコみたいなの
持ってないですか?良かったら、貸してほしいんですけど・・・」













「あ~~~俺いつも洗車道具、家に置いちゃってるんだよね。」













「ガーーーーーーン。そうですか・・・すいません、
ありがとうございました。」










1人目はハズれた。二人目もないって言われて。














3人目の人が・・・カップルだったけどお構いなしで;;

























「あるよ!!」












「マジですか!!(涙)あの・・・良かったら貸していただけませんか?
ちょっとワイパーのゴムが取れちゃって・・・」












「あぁ~そりゃ危険!残りちょっとだし、よかったらあげますよ!」










ぬおっ!!なんてやさしいお方なんだ。
こういう人にはやっぱり彼女と一緒に買い物来てて、幸せそうだった。

羨ましいな・・・








人間思いやり、気配りとかって大事なんだな。
最初は買うって言ったけど、お金なんかいいって言われてさ・・・







その人にはホント感激して、何度もお礼をして・・・・

彼はカッコイイクラクションを鳴らして   「ファファン!!」
その場から去っていった













気が付いたら、もぉ張り込みしてから一時間ぐらい経っていた。








ヌリヌリヌリヌリ・・・・ヌリッ!おぉ!手が滑った・・・ (汗)
そんなこんなで、フロントガラス塗りつけて、

撥水パワーが付くのを実感!(笑)

















そして、駐車場から出ると、強い雨は降り続いていたけど
撥水パワーのお陰で、ワイパーなんていらなくてさ。

弾く弾く、俺も感動してはしゃぐ・・・(バカ)
















そんな浮かれてられない。

ゴムが外されていたのは事実だし・・・









あの人もイタズラ出来たのかどうか・・・
一応、調べないとな・・・












白か、黒か!真実は1つ!!  (迷探偵 コナソ)










俺は寮に着いた・・・安心したら急に疲れが出ちゃって、
知らないうちに寝てしまっていた。



















この事は、えみには話さないでいた。






余計な心配させたくなかったし、それを言ったのちに
旦那の事、根掘り葉掘り聞くのは失礼だと思ったからだ。













翌日、俺はメールで、あの日旦那はいつ頃帰ってきてたのとか
さりげないメールをしてみた。










そしたら、えみが帰って来たら、社宅に居たらしくてその日は
夕方16時半には終わったらしいんだよね・・・








んで、えみはショッピングセンターに行ってるって
教えといたの?ってメールすると










どうやら知らせたらしい・・・でも、すぐ帰るから
帰りの時間と、行き先はすでに旦那にメールしていたとの事。

いつも18時頃に終わるから、自分は19時ぐらいに
帰ればいいだろうって思っていたらしい。












それで、旦那から何もメールが来なかったから、こっちには、
いくらなんでも来ないと思ったみたいだ。













旦那はどこぞのホテルでフロントをやってるらしく
チェックインの状況で、終業時間が違うらしい。






夕方4時とかにお客のチェックインが済んでしまえば
早く帰れるけど、お客の都合で遅くなれば、それまで居ないと
ダメみたい。





なんてランダムなんだよ(涙)



















そして・・・・












彼は結構、驚かせるのが好きらしくて・・・












デートの行き先も内緒にしていて到着してビックリさせるとか
えみの休みの日、メールもしないでいきなり
近くに来てるから~みたいな事をたまにカマすらしいのだ。











うーん・・・危険な香り







それで、えみは自分の休みの時の、俺とのデートを
少し躊躇したみたいで、
でも、逢うのは昼間だし、大丈夫だろうって考えたみたいだ。












だから、今回も16時半に終わった事を考えれば
危なかったと言えば危なかったんだ。

総合して考えると、可能性はアリで・・・やろうと思えば
イタズラ出来る・・・













けど、決定的な証拠もないし、これ以上検索すると
疑われる・・・

それに、以前から相手も、こっちの事を調査しないと
決行できないだろう。









もし、あの時連絡通路の近くに俺の車がなかったら
店内でバッタリもありえたんだな・・・・。







俺達が、仲がいいって事を、えみが
寮に住んでいる時に、誰かが吹き込んで知ってたら・・・・???

俺の車を発見してイタズラしちゃう??










なんせ、連絡通路の近くだから見つけるのも容易いだったろうな。





大人しい性格で、店内で見つけて「テメェー!」って
ぶん殴るとかそういうのはしない人らしい。









うーーん。








でも・・・怖いな。どうしよう・・・














まてよ!まったく別の場所に行ってるってえみがメールすれば
いいじゃないか!









でもそれは、急に旦那が、今からいくよってなった時
うそってバレる事になって・・・


なんでそんな嘘つくの?って問い詰められるらしいから
無理だな・・・


不倫なんて初めてだし、うまい言い訳、策略なんて
ポンポン出てこない。














離婚する覚悟ってえみは言っていたけど、すぐには出来ないって
俺も理解はしていた。

すぐには、旦那の事だって嫌いになれないって
そうも言っていた。

それまでは家事もちゃんとしなきゃって・・・言っていた。













それでも、夕飯も作らず洗濯物もたたまずに放っぽりだして
逢いに来てくれた事もあった。








そんな時旦那は、あいつそんな急いで
どこ行ってんだ?って疑うだろう。









えみは、初めての状況で、自分なりに一生懸命だったと思う。

不倫は本当に疲れる・・・・


でも、2人が逢うと、楽しくてそんな事も忘れてしまう。





















そして・・・・うやむやになったまま・・・













前に約束した、デートの日となった。








その日の午前中、俺は色々考えていて、ワイパー事件の事もあったし
ドタキャンしようかなって思っていた。














寮に戻ってきて携帯を開くと、メールがきていた。












「今ね、白鳥町まで来てるんだ、美容院行ってきたょ。
それと、コータにいつもお世話になってるから、

プレゼントもあるんだぁ♪ 早く来てね^^」














ぐ・・・マジかよ。これじゃ断れない・・・。えぇい!!行くしかない。
約束したのは俺だし、えみは待ってくれてる。













「わかった。今終わったから急いで向うね。」













こんなメールくれたら、



ただただ・・・嬉しいのに。























妙に心臓がバクバクする。















気のせいかな・・・




胸騒ぎ?


いつもならウキウキで
出発するのに・・・・












この日だけは・・・





















違っていたんだ。







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52話 「買い物」





お店に入るなり、えみは繋いでた手をグイグイ引っ張って・・・



「お前楽しそうだなぁ~」






「え?うん♪楽しいよぉ」












俺はとりあえず買ったから、えみの行きたい所いこうよ










「うん♪」



そう言って、二階の女性服売り場へ向った。





えみがいきなり行ったのは下着売り場で・・・








「うはは^^;」









「これかわいいっ!」


とか、

「これちょっとエロだけど・・・着てあげようか??」


はしゃぎまくりでさ、






下着売り場じゃ、俺も挙動不審というか目のやり場に困ったよ><






結局、黄色の花柄のかわいいやつをセットでお買い上げ。













うっかりしてると、見失っちゃいそうで女性の買い物パワーは
すごいなぁって思ったよ。











お次はジーンズの試着をしてて、




俺のいたずら心というか遊び心というか・・・







試着室はカーテンが引かれててえみの靴が下においてあった




「失礼します~~試着はいかがですか?」(偽店員)








「え??コータでしょ!やだちょっと(笑)
まだズボン穿いてないよ!」









「あの~試着室は制限時間30秒なんでカーテン開けますねぇ」









カーテンをグィグィと引っ張り出す俺(笑)










「ちょっとコータぁぁ><」










「あはは、冗談だよ!ちゃんと試着しなよ」









カーテンの上からひょっこり顔だけ出して、顔を真っ赤に
慌てた様子のえみ。






「もぉ~~><・・・ねぇコータ、一緒に入る?」










「え・・・?ばかっ(笑)」




「あはは、あたしも冗談だよ♪待っててね」














結局試着しても、気に入らなかったみたいで、購入はしなかった。









そのあと靴売り場、キャップ売り場と色々巡って

この時、えみは意外と帽子が似合うって気が付いた。





たのしい買い物もあっというまに過ぎて、
すでに入店してから二時間ぐらい経っていた・・・







「はやいなぁ・・・時間経つの・・・」









「うんうん、ホント早いねぇ・・・ 
ねぇコータお茶しようよ♪」













「オッケーいいねっいこう」










カフェについてえみはまた、キャラメルだの生クリームだの
コッテコテの甘~いの頼んで・・・






俺は普通のコーヒーを注文した



トッピングコーナーでも、蓋をあけてシナモンパウダーを
これでもかってぐらい振りかけて・・・・






「えみ!!かけ過ぎじゃない・・・」







「え~美味しいよ!!コータは?」







「いや・・・俺は遠慮しとく。」








えみはほんと素で居てくれてさ・・・
お互い気を使わないで、すごい楽で居られて・・・

こんな当たり前の事が、ほんとに幸せなんだなぁって思ったんだ。










こういうタイプのお店ってカップでも蓋が付いててさ
まったくコーヒーが冷めないのよね・・・




猫舌の俺は、一口飲んでヤッてしまった。






「あつ!!!!!!!」












「やけど???もぉ~大丈夫ぅ?」










涙目になって、えみに火傷した箇所を見せる・・・





俺はほんとに、熱いお茶とかダメで中華料理のスープでも
たまに撃沈します(笑)


「えみも猫舌でしょぉ~?」





「あたしは気をつけて飲んでるもん♪」







カフェでも30分ぐらい楽しく談笑した。


仕事の愚痴、えみの高校時代の友達の話、過去の恋愛話とか
色々話したんだ。







でも・・・











旦那との話は、俺も聞きたくなかったし・・・えみも、
聞かれなければ話さなかった。








聞いておくべきだった・・・









旦那の性格とか、どんな人なのか・・・












完璧でバレない不倫を追行するなら・・・
聞いておくべきだったのかもしれない。














楽しい買い物も終わって、駐車場までプラプラ歩いてると















えみが周りを気にしだして・・・・







「ねぇ・・・コータさっきの火傷したところ見せて」








「え?うん」







俺はえみの目線に合わせて少ししゃがんで・・・・

舌をペロっと出して熱いコーヒーで火傷した舌をみせた。








その時・・・・








えみはスっと顔を寄せてきて、俺の舌にキスしてくれた。





舌出してたもんだから、ディープになっちゃって・・・

















そして俺の胸に顔をうずめて、上目遣いで・・・








「これで治るかなぁ?」
















「えみ・・・ありがとう・・・これで治るに決まってるさ。
 1番の薬だろ・・・」













もう・・・ホントに、帰したくなかった・・・

温もりをずっと感じていたかったんだ。








バイバイするのがほんと辛くて・・・


















あんな表情、あの人の前でもしてるのかな・・・
考えちゃうと心がズキっと痛む。














もう辛くて我慢できなくて、ここで土下座して、
今すぐ別れてほしいとか言えば・・・

えみは応じてくれるかな・・・













やっぱり追い詰めちゃうだけだよね・・・













俺は・・・









いつも・・・











すべてを飲み込んで笑顔で見送ってあげるしか出来なかった。













買い物デートが楽しすぎたから・・・また行きたいって思いが沸く

ちょっと時間が合えば、また逢いたいって思う。














でも、我慢するべきだったのかもしれない。

無理を続けていると、いつかは・・・・ね











えみの行動範囲は・・・裏を返せば旦那の行動範囲でもある・・・











そんな行動範囲でデートしてるんだから
注意力、推理力が鋭くなくてはいけなかった・・・







でも、デートしてる時は浮かれてしまって・・・










えみの車の所まできてここで、見送る事にした。









いつものようにキスして、バイバイって手を振って
お別れ。








「なぁ今度、えみの休みの時どう?また来ようよ!その時俺、
中抜けで昼間は抜けられるからさ」









「あたしが休みの時かぁ・・・コータ中抜けで寝なくていいの?」









「俺の事は心配しなくていいよ。会社じゃ今、
シフトをズラされてるからあんま逢えないだろ・・・」








「う~ん・・・そうだよね・・・・」









この時えみは何かを悩んでいた・・・













多分それは、旦那と俺の事で・・・
どうしようって悩んでいたのかもしれない。












旦那の仕事のリズムや、えみが休みの時の旦那の
行動パターン・・・











すべてを知っていれば、デートを我慢したかもしれない。
でも、この時は知らなくて・・・




ただ・・・えみに逢いたいって想いが強かったから。







「うん♪わかった。その日のお昼にメールして
あたしは先に出掛けてるから。」














「ありがとう。じゃ気をつけて帰ってね
忘れ物とかそういうのないよね?」















「うん、平気だょ^-^じゃぁまたねコータ」











えみの車が視界から消えるまで、手を振って見送って。







いつもこの時は、寂しいんだけど、今日は楽しさが上回っていた。
傷を心配してくれたキスも、
上目遣いで言ってくれた台詞も、





なんだか俺の心を充たしてくれたからかもしれない。

満足気な笑みを浮かべて俺も、自分の車へと向う。


















だけど・・・



















それは一時の幸せで・・・




















悪夢は刻々と近づいてきていた。









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51話 「秘密に慣れる」

最近の2人はすごくいい感じだ。
俺の会いたいって気持ちにもちゃんと応えてくれて、

夜もギリギリまで会ってくれたりしていた。






今度買い物とか行きたいなって要望も

えみは・・・






「時間が合えば行こうよ」 って言ってくれた。




















2人でシフトを見ながら、俺が休みで、えみが夕方上がりの時とか
いける日を2人で考えて、








出かけようって話しをしていた。














そんなデートを約束したある日の事・・・








俺は休みで、えみは夕方から合流って形になっていた。













今出来るギリギリの範囲のデート・・・・











でも俺は・・・・気になっていた事があった。













えみが旦那に、どんな言い訳とか嘘をついて
俺と会ってくれてるのか・・・・










まったく知らなかったのである。
















「大丈夫なのか?」 って聞いても










「大丈夫だよ。あたしはよく1人でもフラフラ出かけたりしてたし、
いつもそうなんだろうって思ってるよ。」










「そっか・・・」











それならそれで、信じるしかない。











だけど、ある事件があって俺は、もっと慎重に行動してくれって・・・








思う事があったんだ。




















それは・・・・















会社のみんなが俺達の事を噂してる時の事だった。












その日はシフトを決定する日で、その日までに予定がある時は
主任に予定のある日を伝えておくっていう期限の日だった。










その朝に、えみからメールがきてて、











「コータおはよぉ。今日シフト予定の期限の日だよね、
あたし、予定入れたんだけど、やっぱり変更したいの・・・

でも、今日休みだからコータにお願いできないかな??」












マジか・・・・まぁ構わないけど、噂が立ってる時だからなぁ
変に思われなければいいけど。












主任は携帯もってないし・・・会社に連絡するのも面倒くさいんだろう。










俺は了解のメールを返して、その日出勤した。









出勤してしばらく経って、主任に高田がシフト変更をします。っていう旨を伝えた。











「ん~8日、9日の連休を10日、11日に変更なんだな?」








「はい・・・」










「オッケーわかった。でも、なんで高田のシフト変更を
お前が言ってくるんだ??」










「いや・・・・主任携帯もってないし・・・俺にたまたま連絡とれたから
ですよ。」













「ふ~ん、そっか」  (疑ってるそっけない変事)













結局、噂が広まってる最盛期で、またまた仲がいい事を
見せ付けてしまう結果となってしまったのである。












俺は性格上、結構慎重派で色々アリバイを考えるタイプ・・・
慎重になりすぎ、考えすぎって思うかもだけど、

生えてくる疑いの芽は全部摘んでおかないと、
いつ何が起きるか分からないって思っていたからなんだ。









えみもそれなりに考えているが、たまにそのアリバイも
落とし穴があるって感じで・・・












仕事が終わって夜会っていた時も、結局遅くなりすぎちゃって・・・
そのまま帰ったらいかにも怪しいと思ったから、

欲しい本がなかったから色々コンビニ周って遅くなったとか
口実にしろって言って・・・

姉ギャル系ファッション雑誌を買ってあげたこともあった。





「レシートは捨てちゃったって言えよ、購入時間とお店が
バレるから・・・」











「そんな事しなくても平気なのに・・・」って言われたけど。













遅くなって、手ぶらで帰るよりは、言い訳のネタになるかなって
思ったんだ。





あるたんびに、仕事で遅くなっただけじゃ、変に思われることもあるだろうから
(仕事で遅くなった+雑誌を買いに行った)







これなら強力だろう・・・って思ったんだ。










そんな工作を繰り返してデートしてた日々、

普通に付き合えてたなら、こんな事考えなくてもいいのに・・・












出会いがもっと早かったら・・・









出会うのが遅すぎたんだ・・・・













そんな考えが、いつも付きまとっていた。














そして、何事にも完璧って・・・ない事・・・・・・













デート当日の日はあいにくの雨。














夕方頃に郊外型のショッピングモールで、
待ち合わせ・・・












俺は、昼ぐらいまでダラダラ寝てて、のんびり支度をして
待ち合わせの2時間ぐらい前につけばいいやって思ってた。





着いたのは15時頃、適当に気に入った服を買ったり
日用品を買ったりして、えみから連絡が来るのを待っていた。













携帯をバイブ設定にしてポケットに入れておいたから、

鳴った時一瞬ビクってなって、

周りの人が白い目で俺を見る(笑)














周囲を気にしながらも携帯を開くと、えみからメールが
きていた。












「今終わったよぉ、向ってるから待ってて><」










そして俺は、

「あんまり飛ばしちゃだめだよ!気をつけておいで^^」





と、メールを返した。














すると、返してまたすぐ携帯がブルブルなった。




















今度は着信で、えみは電話を掛けてきた。











「コータなにしてんのぉ?」













「え?買い物ずっとしてたよぉ、服買ったりしたよ」














「いいなぁ~~、あたしも服買おうかな~」













「うんうん、なんか気に入ったのあったら買いなよぉ♪」












「じゃあ、気を付けてきなよ、またあとでね」

















「切っちゃダメ!!!」







「え・・・?なんでよ」













「ヤダヤダヤダ、ずっとこのまま~」











「危ないでしょ?」
















「じゃあ、もぉいい!行かない・・・」












「わかったよぉ~><えみが来るまでずっと切らないから
このままいるよ」










「エヘヘ♪」















結局えみがお店にくるまでの40分ぐらい、携帯を繋げっぱなしでさ、
すぐ会えるのになんでだろう?って思ったけど




えみは、言葉では言わないけど、声が聞きたいんだよって・・・

別の言い回しで表現してくれた気がして、











たまらなく、いとおしく思えたんだよ。
















駐車場まで向えに行って、到着を待っていると・・・





「えみ、今どこまで来た??」








「今駐車場入ったぁ あれ?あそこにいるのコータ?(笑)」












「あの眩しいライトの車がえみか?(笑)」









パッシングしたりプップーって鳴らしたり・・・なんだか無邪気(笑)



フロントガラス越しにえみの顔が見えるぐらいになったら
ニコニコして手を振ってるのがわかった。




「お疲れ~~~もぉ電話切るぞ」







「うん♪」












適当な所に車を止めて、やっと2人で買い物となった。














自然に手を繋いで・・・・












自然に足並みも揃って・・・・













仲良く並んでお店に入る2人は・・・・













悪夢が始まろうとしてるなんて





























まったく気が付いてなかった・・・






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50話 「小さな虹」

「暑い~~暑い~~」











太陽の強い日差しが照りつける、季節は夏を迎えていた。





この業界は繁忙期で忙しい><






あれから数週間、仕事終わって夜ちょっと会ったり
えみがカラオケちょっと覗きにきたり、メールしたり












いい状態を続けていた。







そして今日は、何ヶ月ぶりってぐらい
お昼から夜の終わりまで、えみと2人のシフトなのである









こんな事は何ヶ月ぶり?ってぐらい久しぶりで









前日のメールも「明日コータと一緒だぁ♪がんばろうね!」





なんて嬉しいメールのやり取りもしてた。













昼からの仕事に備えて、支度をしていた時、
携帯がブルブル震えた。



















えみからメールで・・・・




「久しぶりにコータと一緒だと思ったら、早く来ちゃった(笑)
もぉ会社いるからコータも早く来てよぉ><」

















あいつ・・・(笑)思わず笑っちゃうようなメールだけど・・・
すごい気持ちを感じることが出来て嬉しかった。













仕方なく(嬉しくて)ちょっと早めに出勤する事にした。


















職場に着くなり、溢れる笑顔を見せてくれて
本当に癒される。













職場で好きな人と仕事の時って、すごい効率いいというか
やる気とか、いつもと全然違って





なんだろう・・・


自然に助け合うというか・・・






でも、マネージャーとか周りの人はあまり好きじゃないんだろうね・・












自分も第三者から見たらあまり好ましくないって思かも・・・












今日は2人だけだったし、そんな事気にしないで久しぶりに
楽しく仕事が出来た。










お昼の仕事が一段落ついて・・・2人で休憩をしていた時


















支配人がノソっと現れた。








「おぅコータ!今日送迎車の洗車してくれよ」











「洗車ですか??あぁいいですよ!やっときます。」













横で聞いていたえみが・・・






「あたしも手伝うよ!一緒やろうよ♪暑いし~水浴びだぁ」
















「あのぉ~勘違いしてないですか?(笑)洗車だよぉ
水浴びじゃないからね・・・・」



















「わかってるよぉエヘヘへへ♪」









やけに不敵な笑み浮かべる・・・
こいつ何か企んでる・・・












館内から出るとムアァっと熱い空気がまとわりつく。


車を移動して洗車を始める。






まずは室内を掃除





誰もいないのを確認して・・・・




「ん~・・・」ってこっそりキスしたり














そんなこんなで車内の清掃が終わって・・・・







ホースを取り出して車に水をかける、ホースの先を摘まんで
水を勢いよく出してると、


「ねぇねぇあたしにもやらしてよぉ」





「え?いいけど・・・ちゃんと車に水かけてよ?」


















「わかってるよぉ♪」










ホースを渡して、俺は助手席側に周って、水を掛け終わるのを
待っていると・・・・

















いたずらっ子えみの、本領が発揮された(涙)












「あははは、気持ちいい~~♪♪♪」












えみはホースを真上に上げて、雨を降らせる












「うわっバカやめろよぉ!!」










「あ~~ん手が言う事きかなぁぁ~い」(笑)














こいつ・・・完全に遊んでる!!

俺めがけて水を掛けてくるよぉ










「このやろぉ~~!!」(笑)













そして・・・2人でホースの取り合い、水の掛け合いで・・・













気が付いたら2人ともビショビショ・・・
















えみは・・・

「あはは、楽しい~~あたし裸足になっちゃおぉ♪
あ・・・コータ乳首透けてる(笑)ツンツン・・・」












「あン・・・・変な事するなよ(笑)」







ビショビショになる事は、洗車って言われた時から
想像できていた。

でも、ほんっと楽しくてお腹が痛いぐらい笑い合ったんだ。










洗車が終わる頃・・・・






















「ねぇコータ!!見て虹だよぉ」











えみはホースを上に向けて、シャワーみたいに
水しぶきを上げていたんだけど・・・

その中に小さな虹が浮かび上がっていたんだ。












「あぁ本当だ。綺麗だねぇ」













浮かび上がった小さな虹を2人はずっと見ていた。








えみが作ってくれた小さな・・・二人だけの虹














今でも色褪せることなく












その虹を・・・・














俺は忘れていないよ







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49話 「弱さ」



それから急いで寮にもどり、支度をして、

もちろん寝る暇なんてなかったけど・・・








テンションは高かった。








嬉しいって気持ちがこみ上げてくるというか・・・
そんな感じだった。












そんなテンション引きずって昼間もあまり眠れず・・・
夕方の出勤もギリギリだった。(笑)













そして・・・













その夜はカラオケの担当だった。
さすがにハードなスケジュールで・・・













お客が大音量で歌ってるのに、ウトウト眠ってしまう始末(笑)





「あ~~~長い一日だった~~さて帰ろう」











カラオケを閉めてフロントに行って、










「お疲れ様です~~」











「おぅ~お疲れ~~」









夜勤のフロントはいつも雄二さんがいて・・・












近況を聞いてくる・・・













「最近どうなんだよ?」











「最近ですか?いつもと変わらず仲いいですよ。」





とてもじゃないけど・・・一線越えました!なんて言えないよ。








「そっか・・・お前等おおっぴらにデートできねぇから
つまらないだろ?」











「そうですねぇ・・・でも、覚悟の上です」









「まぁがんばれよ」








「はい・・・じゃあお先に失礼します~」

















俺は1人送迎の車に乗り込んで
そして寮に向った。














おおっぴらにデートか・・・・もちろん、えみとディズニーランドとか
映画みたり買い物したり・・・・行きたいに決まってる。










俺がディズニーランド行ったのは、元彼女と行った以来だな・・・
えみと行ったらもの凄い楽しいんだろうなぁ・・・










えみを連れて行ってあげられない事にも悔しかったし・・・
デートをしてる旦那にも嫉妬してしまったり・・・








そういう事は考えたら、
切なくなるから考えたくなかった。









でも、フッと言われた雄二さんの言葉で
そういった悔しい想いが心から染み出してきて

やがて溢れ出てくる・・・・











男って簡単に泣いちゃいけないと思ってた。
それが強さだと思ってた・・・














我慢できなくて・・・・













信号で止まった時・・・車を端に寄せて、






ハンドルに、おでこをあてて
うつむいて泣いてしまったんだ。









一人の時って、そういう強さや意地みたいのが
ダムの決壊のように崩れる時があって











決して、割り切りなんかじゃない・・・・本気なんだって
この涙が証明していたような気がする。













泣く事は体に悪い事じゃない・・・

涙で老廃物も出るんだし、
体がそうやって精神的に辛い時、無意識に泣かせてるのかもしれない














体も心もボロボロなのに仮面で隠してるんだったら・・・














もし、えみとの間に何か問題が起きたら・・・








人間って1人だと弱すぎる。
俺って結構考えすぎちゃう性格・・・













ネガティブな考えばかりしてしまう。














でも、泣いて少しスッキリした。












俺は、戻る事なんて出来ない










未来を信じるしかなかった。

















その夜俺は・・・寮に着いて、
















倒れ込むように寝てしまった。











人を好きになる事って幸せだし、自信もつくし、支えにもなる・・・













でも、上手くいかない時、辛さや悲しみ、嫉妬も沸いて来る。













何かの弾みで、裏の感情がチラっと出てきたり・・・














えみの決断まで・・・















俺の精神がもってくれれば












いいけど・・・・





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48話 「2人は・・・」

みなさまこんばんわ。
コータです

最近2日、3日と更新出来てない時があって
ごめんなさい><

いつも、読んでくださる方にはほんと感謝しております。
リンクはコメントに書いてもらえれば、貼り付けオッケーですので、
よろしくです~~。

ランキングも参加してるので、押してくれると励みになります♪
それでは48話どうぞ~(^-^)






ドキドキしてきた・・・








えみを見てるだけで、緊張しちゃうなんて。











俺は今、1人の女性として見てるんだ・・・










2人で居られる時間があればそれでいい。
って思ってたけど・・・










俺だって普通の男・・・欲が出てくる。

好きな女性を抱きたいって思う。






















「えみ・・・あのさ・・・」














「俺・・・えみの事ほんっとに好きだよ・・・」



















「うん・・・ありがとう」


















「あたしも・・・・・・・・ス・・・・・キ・・・・・。」














照れながらも、えみは答えてくれた。













俺は車の肘掛を、すっと上にあげて
えみにピッタリくっ付いてキスをした・・・・












そのまま椅子を倒して、何度も唇を重ねた。













えみは俺に身を委ねてくれた。

















そして・・・・













俺達は・・・・

























1つになった・・・













2人の置かれている状況も環境も、何もかも忘れて
この時は、ただの愛し合う2人になっていた。














後悔なんてしなかった・・・
えみと1つになれたことが、嬉しかったんだ。











俺はえみの頭を撫でて、ずっと寄り添っていた。













えみもギュッってしてくれて、微笑んでくれる・・・













こんな幸せがずっと続けばいいって思った。













「ちょっと喉渇いたし・・・コンビニ行かないか?」





「うん♪いこっか」














エンジンをかけて行こうとしたとき、

車のガラスが異様に曇っていて




えみは・・・

「ねぇ・・・なんでこんなにガラスが曇ってるの??(笑)」






「あはは・・・なんでだろうね?
えみが興奮しちゃったからじゃない?」







「ち、ちがうよ!興奮したのはコータでしょ??
コレが興奮したんでしょ~」









そう言って突然!俺のモノの握ってくる・・・







「ちょ!!!やめろよぉ~(笑)」










女性って急に大胆になるのか・・・??

俺はその時、「ぅぅ~~ん」って変な声出すと・・・・













「コータがまた変な事するからやめよぉ~♪」












「おぃ・・・」(汗)






お互い付き合ってるようなホントいい雰囲気で、
俺はコンビニへ車を走らせた。











コンビニに着いて二人はドリンク売り場に向った。













「俺は今飲みたいのはアレだな。」













「あたしは・・・アレ」














「2人でせ~の!で言うか?」














「グランベリー!!」




「グランベリー!!」














案の定2人は同じジュースを選んだ・・・・



ホントに不思議で、ただ驚くばかり・・・・
でもなんとなく、だよねぇ~みたいな感覚もあった。
世界中どこ探しても、こんな相手いないだろう。


「あたし一本飲めないからコータの少しもらうよ♪」








会計を済ませて、車に向う・・・・

フッと時計を見るとなんともぉ4時・・・





「俺今日6時からだぁ~~!!そろそろ帰らなきゃ・・・」







「あ~~もぉそんな時間なんだね・・・ごめんね・・・」













「ううん、全然気にしないで!大丈夫!元気だから」











「うん・・・・」














急いでさっきの所まで戻ってきて、
さぁ帰ろうかって話してもあっという間に15分・・・30分って
過ぎていっちゃって・・・














東の空がほんのり明るくなってきた






結局・・・もぉヤバいって時間まで居ちゃった。><








「家の近くまで送っていかなくていいの?」













「うん・・・ウチの前はさすがにやばいし・・・
平気だよ」











えみはドアを開けてピョコンと降りた。













「コータ頑張ってね!」












「うん。オッケー!えみもゆっくり休んでね」











「はぁ~い!じゃあねバィバィ♪」












キスをして手をギュって握って、俺は車を走らせた。














車を少し走らせて、バックミラーを見ると俺の車に向って
ピョンピョン跳ねたり、大きく手を振っているのが見えた・・・













そんな行動が俺は、たまらなく嬉しかった。





















綺麗な朝焼けをバックに車を走らせて俺は考えていた・・・












ついに・・・越えてしまった・・・

でも、2人が望んだ事だと思う、これで良かったんだ。













2人の気持ちは盛り上がってるし、
あとは、えみが決断してくれれば俺もそれなりに

サポートしてあげなきゃ・・・









でも、そんな上手くいくのかな?
いかないだろうな・・・・?













確実に階段を1段ずつ登って愛を育んできてるけど・・・














その階段は、まるで・・・・














繊細なガラス・・・・
























かもしれない・・・








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