運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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77話 「冷たい態度」






えみがよく唄ってくれた曲HYのsong for・・・です。
歌詞と2人の心境がとてもリンクしてました。









それから数日経って、夜の仕事でえみと会う日になった。



俺は、もぉ決めていた。毅然とした態度で冷たくすると・・・


悪者になってもいい、あいつが諦めてくれればそれでいいんだ。







そうでなきゃ、こんな状態いつまでたっても同じだよ。









えみはお昼から出勤なので、すでに職場にいるだろう。



昼にメールが1回来たけど、返事はしていない・・・





そして夕方、俺も職場に向う。








「おはよぉございますー」

調理場に入るなり挨拶をして、パントリーの裏に向う。











ちょっとした準備をしていると、コツコツと靴を鳴らしながら、
足音がこっちに向ってきた。



不思議なモンで、好きな人のそういうのってわかってしまう。
えみがこっちに向ってるって分かってしまうんだ。





足音が止んで、フッと壁際をみるとえみが
ひょっこり、顔だけ出してニコニコしながらこっちを見てる。






「コータおはよーん♪」


うぅ・・・俺はまたこの素敵なえみに一番お似合いの笑顔を
壊してしまうんだ・・・・

このまま「おはよぉ~」って、俺も笑顔で返したら

どんだけ楽だろう・・・




でも・・・・このままじゃいけないんだ。







「おはよ・・・」




一秒だけ、無表情で目を合わせて
そして逸らしてしまった。




たぶん・・・ものすごい冷たい態度だろう。





「なんで・・・?ねぇ~!なんでそんな態度なのよー」





もの凄い勢いで、俺に近づいてきて服を引っ張る。
グィグィ・・・




「やめろよ!!もぉそういうの無理だから・・・」







俺の服を掴んでいた、えみの指先からフッと力が抜けて

えみは何か言いたげだったけど、無言で行ってしまった。












これでいいんだ・・・・これで・・・。













それからはお互い目もあわせず、もくもくと仕事をしていた。

パントリーですれ違っても会話はなく、ちょっかいもない。




あっという間に2時間ぐらい過ぎて
俺はカラオケ担当なのでそのままカラオケルームに行ってしまった。


















とりあえず、突き放したけど・・・・

緊張が解けたって感じで・・・・
カラオケの準備が終わって、俺はその場に座り込んでしまった。






これでいいんだよ。葛藤の時間が続く・・・








どんなに傷つけても、なんであいつはそこまで好きでいてくれるんだろ
今日もまた、笑顔を壊したんだ。









気持ちは凹んだまま、カクテルを試飲したり
ウィスキーなど、飲んでしまい。


仕事中なのに、従業員は酔っ払い(笑)








「ふっふっふ」(すでにおかしい)


「これはぁ~~試飲ですよぉ~ウィっ~」




バカみたいに独り言を呟き、すでに業務をしていなく
なにかを吹っ切れたいがために、飲みまくっていた。












もう今日は仕事する気ないし~10時まわったから
閉めちゃおっかな~

んで、30分ぐらいカラオケの練習でも~~




たまたまお客が来なかったから良かったけど。
いつもこんなんじゃクビです(笑)









さて、カラオケでもぉ~って時に、扉が開く音がした??



ちぇっお客がきたんかな?
なんだよなんだよ~~~









扉を開けた人物は、お客じゃなくて・・・・・
















えみだった。













「なんだ?お前何しに来た~~?」













「やだ、ちょっとコータ飲んじゃってるの?」













「そうだよ!!」















「ねぇ・・・・夕方の態度なにあれ?急にそんな態度されて
あたし、どうしていいかわからないよ・・・」














「ん??もぉ無理だからっていう態度だよ・・・
お前には旦那がいて~~俺はなぁ~もぉ辛れ~んだよ!」









酔っているせいか・・・口も悪く勢いも付いている・・・。









「コータ・・・」













「いつまでもこんなんじゃさ、もぉいい加減疲れたんだよ
俺はキープか?俺はたまに寂しくなった時の道化師か??

いい加減にしてくれよ!!もぉ帰ってくれ!!!!!!」











言葉での暴力というか・・・今までこんな事なかった。

少し怒鳴り気味で俺は突き放すのに必死だったのかもしれない。









でも・・・・好きな人にこんな態度とるのって
ほんとに辛くて・・・・もの凄い罪悪感を感じる。


自分をダメ男だと責める。












えみは鞄から紙パックのジュースを取り出して
俺に投げつけた。










「痛てっ!!何するんだよ!」











そのジュースは紙パック型のぶどうジュースで
一番最初に2人でどれが飲みたい?って選んで一緒だった。







2人の記念というか、気が合うんだよって言う
しるしでもあったんだ。

いつも俺がカラオケの時は、このジュースを買ってきてくれて
えみも、あの時が嬉しかったのか、このジュースを渡す時には、

とびっきりの笑顔を見せてくれてたんだ。










ジュースを俺に、投げつけたあと・・・










涙をポロポロ零しながら、




「コータ・・・何もわかってないよ・・・
何んにもわかってないよっ!!」













初めて聞いた、えみの怒鳴り声・・・・

その瞬間、俺の酔いは冷めてしまい。


走って出て行ったえみを追いかけるわけでもなく・・・・


えみが消えてったドアの方を、
ボーっと見つめて放心状態になってしまった。














「わかってないって・・・・なんなんだよ・・・」












えみの言った言葉と、ジュースをぶつけられた痛みが
重なって、胸がズキズキしていた。












一緒になろうって幻影だけを追いかけているんだろうって
そう思っていた。


何かが起きるだろう・・・・って自分で起こしもしないで
期待しちゃって・・・









それが無理だって思って、えみに冷たい態度を取った。















俺は・・・・何がわかってなかったの?
















えみ・・・・教えてよ。







ランキング落ちちゃったよぉ(涙)
また皆様のお力で~~~奇跡を~~。
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76話 「楽しいの?」













「俺実はね・・・・不倫しちゃってるんだ・・・」






顔色1つ変えないでなおちゃんが聞き入る。











「相手が結婚してるんだよ。
知り合ってもうちょっとで一年ぐらいになるんだけど・・・




出会ってからすぐ気が付いたんだけど、
共通点も多くて、考え方も似てるんだよね・・・


運命だなぁって感じる事がすごい多くて
お互い惹かれ合うには、そんな時間かからなかったんだ。」








それから俺は、旦那にバレたこと、好きになりすぎて
苦しい事、そしてこの前なった病気の事も・・・・






事細かく、なおちゃんに聞いてもらった。













俺は、頑張ってとか、辛い事多いけど信じなきゃね、とか・・・
そんな言葉を期待してたんだけど。








なおちゃんは、




「楽しい?」













「え・・・・?」













「コータ君が、そんな恋して楽しいの?って聞いているのよ」













唐突に出た言葉は、なんていうか・・・俺もびっくりしてしまい・・・









「いや・・・最初の頃は楽しかったけど、今じゃそうじゃないのかも。


待ってるだけも、辛いし・・・具体的な約束の日もあるわけでないし」














「その子ね・・・旦那捨てられないと思うよ。んで、知り合った
コータ君も好きになっちゃったけど、捨てられない。

1つに決められない、ずるい子だと思うな~。」












俺もそれは薄々気が付いていた。

何かにつけて、やっぱり旦那と別れるのは難しいんだろって。


黙っている俺に、さらに被せてなおちゃんが話始めた。










「その子がもっと本気なら、大事にしてくれるはずだよ
離婚までどうやっていくか報告とかするはずだよ!

ほんとに待ってて欲しいとか、口にするはずだけどなぁ

コータ君だって、ただ待ってるだけみたいだし
もっと本気ってアピールしないとだめじゃないの?」













確かに、えみ自身から、ちゃんと別れるから待ってて欲しいとか
口にされたことはない。

俺も・・・・何も出来ずただ時が過ぎるのを待っているだけ。



それしか出来ないと思っていた。











なおちゃんが最後に爆弾を落とした。





「でも・・・これ以上辛い想いしたくないなら、諦めなよ。」













「・・・・・そう・・・だよね・・・。」














「もっといい人いるよぉ~相手はもぉ旦那さんいるんだし、
なんらかの形で区切りつけたほうが、あたしは
いいと思いますけどね。」












いままでの俺の信じてた事をすべて否定されたような
なんか・・・・切ない気持ちになってしまった。



そりゃそうだよな。俺はバカな恋愛しちまった。



なんだかんだ言って、人間は自分が一番かわいいんだよ。

こんなにボロボロになって、報われないなら
なおちゃんの意見がもっともだよ・・・。













当事者にしか分からないやり切れない部分もあるけど・・・

考えてみれば、離婚に向けて動いてる様子もないし、
好きになったのはホントかもしれないけど、

旦那と別れる勇気は、最初から持ち合わせていなかった。













結論を出したなおちゃんは、ガックリとした俺を横目に
出てきた料理を次々と口に運んでいた。








テーブルに置いてあるアイスコーヒーは氷もほとんど解けてしまい
まるで、俺の心を映し出しているかのように、
黒く淀んでいたんだ。













運命なんて浮かれていた自分・・・

四葉のクローバーは押し花にしても、やっぱり枯れている事に
違いがなく、俺達の恋の如くセピア色に変色していたんだ。










しばらくして俺達は店を出た。












元気のない俺に、なおちゃんが話しかける。


「ねぇそんな落ち込んでもしょうがないでしょ?
コータ君の事考えて言ったんだからね。落ち込ませるために

言ったんじゃないから・・・」









「うん・・・・わかってる。」













ファミレスを出る頃に降りだした雨は、なおちゃんの家の近くに
なると、本降りになってきていた。






「あっ!!ちょっと!!コンビニいってくれる?」















「うん、いいよぉ」













「支払いがあるんだ。コータ君・・・車に傘ない?」












「え?ないよぉ」













「濡れるのいやだなぁ・・・」





そう言って、チラリと俺を見る。

コンビニの駐車場に止めているのに、まったく行く気がない。
止めてって言ったの本人なのに・・・・。












「わかったよ!!俺が行ってくるよ。」






なおちゃんから支払い用紙とお金を預かって
コンビニのドアまで走る。













用事を済ませ、車に戻る。

「はい!領収とおつりね」










「ありがとう!でも・・・・コータ君やっぱり優しすぎるね
あたし、行ってくれるか試したんだ。」













「へ??試した??だって雨濡れるのいやなんでしょ?
しょうがないから、行ってやっただけだよ。」














「そんなんだから、女の子はどんどん甘えちゃうよ?
優しいに越した事はないけど、やっぱり見てると優しすぎる
と思う。」














「俺にはよくわからないよ・・・そういう女性の意見は・・・」










そのまま、少し混乱気味になりながら俺は車を走らせ
なおちゃんの家の前まで送った。








雨に濡れないように、屋根ギリギリまで車をつけて
お互いに、お礼をいいながら手を振ってバイバイした。













なんか・・・完全にダメ出しだったなぁ・・・・

やっぱり、もぉ諦めるかな。











身を引くなら、いっそ会社辞めちゃうしかないな・・・
女のせいで、会社とか辞めちゃっていいのかよ(苦笑)














結局・・・・・逃げるしか・・・・俺にはないのか・・・・
気持ちも少しヤケクソになってきて、

どうでもいいって思うようになってきた。

















そうだよ、これ以上傷つきたくないから、















俺は逃げるんだよ。




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75話 「ひさしぶり」

約束を取り付けてから、一週間ほどして
なおちゃんから、休暇が取れたとのメールが来た。







休暇中の俺の休みと合わせて、会おうって事になった。









一週間の間にも、えみと何度か会ったけど。

変わりなく、俺はいつものように明るく振舞っていた。




色々心配されたけどあの時は、
体調が悪かったんだって言い聞かせた。






仕事中も、アイコンタクトしたり、フォローしたり
チョッカイを出されたり、出したりして


いつもと変わらないって・・・・





数ヶ月前の俺はこれがホントに素の行動だった。






けど、今は心の奥底の病を隠すため、演じているというか
心の病がバレないように、見えないように
振舞っている自分に気付く。










素直に好きって気持ちはあるけれど・・・

もしかして、諦めようって気持ちが芽生えているのかな・・・











どうしても会いたい、一緒に居たいって心から思えてなくて

仕事が終わってから夜に会ってた事もあったけど・・・・










危険を避けたいって気持ちが先行し始めたのかもしれない





今さらだけど、やっぱり待つって辛いんだな・・・














そして、なおちゃんと約束の日を迎える。











昼頃に起きて、支度をして寮を出る。




この前は豪華なレストランだったけど・・・・

今回はファミレス。











話を聞いてもらうってのが、今日のメインで、
美味しいものを食べに行くって訳じゃないし・・・







車を一時間ほど走らせて、なおちゃんの家の前の
コンビニに着く。






「着きましたぁ」









それだけメールして、あとは車の中で待つ。






なおちゃんは相変わらずルーズで、それからまた30分ぐらい
待つ。



女性の支度って時間かかるのねぇ~~


そんな事を思いつつ、携帯をいじっていると、

いきなり車のドアが開く!






「コータ君!お待たせ。」







いきなりで俺は、キョトンとした顔をする。





「あ、おひさしぶり・・・どうぞ」













二回目となると、なんとなく打ち解けたような・・・
そんな気がしないでもない。


相変わらず美人だなぁ~




話を聞くと、美白にはこだわっている様で

美白レーザー?や、日々のケアなど・・・・美容院もかなり
高いお店行っているみたいで、とにかく美容に投資している
お金の額がすげーよ。(半端ねぇ!)











ファミレスに着くまで俺達は30分ぐらいドライブをして

なおちゃんの仕事の事や昔の恋愛などの話をした。


指名率のランキングや業界の裏事情など話してくれた。




そして、あっけらかんとした感じで


お店のHPみる?






「へ?」












「はいこれ」








なおちゃんは名刺みたいなものを渡してくれた。

働いてるお店のアドレス載ってるから



なおちゃんはほんと、隠し事とか嫌いみたいでそれでいて
サバサバした性格で・・・・





自分のお店とか見せちゃっていいのかな?
恥ずかしいとか・・・あるんじゃないのかな?

そう思ったけど。





「あ・・・・うん、ありがとう」




とりあえず俺は、名刺を受け取った。










そう言って、チラっとなおちゃんの顔をみると

どういたしまして!みたいな感じで微笑んでくれた。









そうこうしているうちに、ファミレスに着いて車を止める。












「いらっしゃいませ!2名様ですか?
おタバコは・・・?」








「はい、喫煙でお願いします。」












窓側の席に案内され、向かい合って座った。










「あ、ねぇあたし何も食べてないんだ
頼んでもいい?」








「うん、いいよぉ」(自腹でどうぞ~♪)












俺はコーヒーを、なおちゃんはドリアみたいなのを
注文した。












店員が去ったあと、おもむろにタバコに火を点けて、


なおちゃんが


「さて、コータ君のお悩みを聞きましょうか?」













「うん・・・・」














「俺・・・・実はね・・・・・」














俺は一呼吸置いた後、










何もかも聞いて欲しくて・・・・
















なおちゃんに語り始めた。








ブログの更新が滞ってしまってすいません(涙)
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74話 「頼ってみよう」

俺が病気なのか・・・うそだろ・・・


でも、店で起きた症状と一致する事が多い。


今まで、のほほんっと生きてきてストレスなんか
溜まらないだろうって思っていた。









原因はやっぱり・・・・えみとの間を取り巻く色々な事なんだろう。






旦那の事で、俺は予想以上に神経が、まいっているんだ。







えみに言ったら・・・あいつどうするだろう。

困っちゃうよね?それとも離婚してくれるのかな?

いや・・・・こんな弱い男に飛び込む勇気もないだろう。







今の心の状態で離婚して、色々な問題が
振りかぶってきたら・・・俺はあいつを守ってあげられるのかな?












とても、言えないよ・・・・。でもだれかに相談したい・・・。


会社の人間に相談しても、余計心配されちゃうし、
噂も広まるかもしれない。









心の病気なんだって、昔からの友達に話したらビックリされる。

ん~~~やっぱ言えないよなぁ。











あ!!













なおちゃんに、話してみようかな・・・。


あの子は自分の仕事の事を打ち明けてくれた。










もしかして、いいアドバイスをくれるかもしれない。













明日、メールしてみよう。












あの日以来、メールする回数は減ってしまった。

お互い余計な気を使ってるのかも・・・













翌日、俺はなおちゃんにメールしてみた。





「おひさしぶり、いきなりなんだけど、
過喚気症候群って知ってる?」












ほんと、俺ってストレートだよなぁ
いきなりだし・・・













仕事の合間にメールしたんだけど、昼休みには
メールは来なくて・・・












そういえば、風俗の人って夜型なんだよなぁ?
どういう、生活リズムなんだろう。












その日は、返事が来る事がなく。












忙しいんだろうって思って、眠りについて
深夜の1時を過ぎたぐらいだろうか?












メールの着信を知らせるメロディが鳴った。













「こんばんわ。返事遅れてごめんね。

うん・・・知ってるよ、

あたしのお店の子でもやっぱりストレスや
不安を抱えて、なったって子もいるし・・・

でも、それがどうかしたの?」














あぁ・・・知っているんだ。

この病を抱えている人は、予想外に多い。



「実は、俺昨日初めてストレスで息苦しくなったりしてね・・・
気になって調べたら、そういう事みたいなんだ。」















「え!?ホントに??コータ君が・・・?ストレス抱えていたり
何か悩み事でもあるの?」













「うん・・・・なんかストレスが溜まっているみたい。
それで、今度相談もかねて、話聞いて欲しいんだ」














「うん、あたしでよければいいよ、悩み事を話して
コータ君が楽になれるならいくらでも聞くよ。」












なんてありがたい言葉なんだ。
それだけでも、少し気持ちが楽になった。












なおちゃんとは、日を改めて会おうって事になった。

なんでも、この業界の子は生理休暇ってのがあるらしく
生理になったら一週間ぐらい休めるとの事。




今度のその休暇の時に、予定を合わせて会うって約束になった。








俺はその後、これと言った症状は出ていない。

修羅場になろうかという状況が、そうさせたのだろうか?








多少の不安はあったけど、日ごろの生活では
緊張するって事もなかったし、








一番不安だったのは、なんなんだこれは?っていう
解明出来てない体の異変であり、ネットで調べて

原因がわかったのなら、回避方法も理解したし、
あとは、ストレスを溜めないようにするだけ・・・












これが原因って、鮮明に分かっていたから
よかったのかもしれない。











でも、本気で好きになった人を簡単に嫌いになれない。

ここで、仕事をしている以上・・・えみとは会ってしまう。








辞めようと、冗談言ったら、あいつすごい剣幕だったし・・・











「出会った時にはすでに、遅かった。」

もう何度も言ったその台詞・・・・














何も考えずに、どんどん好きになっていった頃が
一番楽しかったのかな?









これから先も、信じ続けた方がいいのか・・・

第三者のなおちゃんの意見も聞きたかった。












1人で悩んでてもどうしていいか分からない、
なおちゃんには、すべて話してしまおう。



















俺の心が壊れてしまう前に・・・






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73話 「弱すぎる俺」

とんでもない事を、主任が言いやがった・・・


えみが帰ろうとしていた時に、旦那が迎えに来るって事で、

そのままちょっと顔だしてもらい、残った料理も
持っていってもらいなって・・・・    






余計な事を・・・









えみは・・・


「え・・・?え・・・?」





ホントどうしようって感じで答えられないでいた。









さすがに、俺とえみと旦那が、揃ってしまうのは

えみも、やばいだろうって感じたらしく。







「うちの人、恥ずかしがり屋だし、ご飯たべちゃって
料理も持って帰らないとと思いますけど・・・」







俺はこの1つ1つのやり取りに、心臓は破裂しそうになり
来るのか!どうなのか!!

とってもじゃないけど、平常心でいられなかった。

周りなんて見えやしない・・・

ただ・・・あの時のニアミス事件がよみがえり・・・










体も異変をおこしていた。






体がカァーっと熱くなったり、血の気が引いたり
を繰り返している

脈拍も異様に速い・・・・




とんでもないストレスと緊張が俺を襲っているって
体が証明していたんだ。







毅然とした態度取ってればいいじゃないか!?

一瞬そうも思ったけど・・・・











やはり、俺は弱い人間・・・とても無理だ。








主任は、


「とりあえず、車が着いたら聞いて来なよ。
顔見せだけでもいいからさ」










「は、はい・・・」




えみも、状況を把握していて、さすがに小さな返事をして
俺の方を見ていた。






「コータ・・・・顔色悪いけど・・・大丈夫?」












「わかんないけど・・・なんか体がおかしい・・・
もし、旦那が来たら・・・・やばいよ・・・

すごい緊張してるのかもしれない・・・」













「あの人は、外あたりいい人だから、主任が・・・って言ったら
顔だけだすかもしれない・・・。


みんなは、あたしが寮に居た時、挨拶したり顔みたり
したけど、主任は寮じゃないし、見たことないから・・・」














旦那からみたら、俺達は、あの時一緒に買い物してただけって
思うかもしれない。













でも、実際の、俺とえみとの仲はまったく違っていて
キスしたり、体の関係もまだ1回だけど・・・ある。






あ、この前はどうも嫁さんお借りしてすいません。
なんて軽く挨拶できたらどんなに楽か・・・





とてもじゃないけど、秘めてる物が多すぎて
軽い挨拶なんて



出来っこない!!!








けど・・・体がおかしいよ
何も体を動かしてないのに、肩で息をしてるようで

ハァハァ声ださないと、呼吸できないぐらい・・・
ものすごく息苦しい。








「す、すみません、ちょっとトイレ行ってきます。」












「コータさん大丈夫??なんか苦しそうだけど・・・」










「あ、うん平気・・・急にお酒飲んじゃって気持ち悪くなったのかな」














心配そうな眼差しを受けるも・・・そんなこと気にしてられなくて、

俺はトイレに駆け込んだ。













立ってられないぐらい苦しくて、俺はトイレの便座に
座り込んで、しばらく様子をみた。











なんだってんだ・・・こんな事初めてだし・・・
こんな息苦しくて震えるなんてマジでおかしいよ。




ハァハァ・・・・








何分か過ぎた時だった。













「車着いたから、行ってくる。主任も余計な事言うよね。」














どうやら、旦那が来たみたいだ。

店の中に入るのか・・・どうなのか・・・?











俺は、ちょっとトイレに篭っていよう。











しばらくして、体の異変は大分落ち着いてきた。


俺はすぐさま、えみにメールする


「ダンナが店来るなら、1切りして。見つからないようにね、
帰るときもまた1切り頼む。」













俺はなんて、惨めなんだろう・・・こんな事のために
人を好きになったんだろうか。


悔しくて泣きそうだった。



人前で、祝福されない恋・・・情けないな。







ピロロ!!







うぅ・・1切りだ・・・







店入ってくるのかよ。












俺はそのまま、トイレで1人篭り時間が経つのを待った。








トイレの個室ってのは、密室で色々考え込んでしまう。




今何しゃべってるんだろう?






俺が居なくてみんなが、不自然がるだろうか?








もうどうでもいい・・・とりあえずもう1回携帯が鳴れば
あの夫婦は帰った事になるな。




「ふ、夫婦?・・・・そうだよ。あいつら夫婦なんだよな・・・」







思わず心の中で言っていた事を俺は、再確認するように
ポツリと呟いてしまった。


夫婦なんだって事。

いままで認めないような感じで避けてたけど、





これが現実なんだな・・・(苦笑)








トイレに篭る事しか出来なかった俺・・・・。


密室では、押さえる事が出来なくて、涙が頬を伝った。











ものすごく長く感じたけど、それから10分ぐらいだろうか、






ピロロっ













な、鳴った・・・・



帰ったのか?とりあえず嵐は去ったんだな?


えみが間違えるはずないし、おそらく帰ったんだろう。











その後すぐに、メールが来た

「帰ったよ。ごめんね・・・ほんとごめんなさい。」












お前のせいじゃないよ・・・






えみは、旦那の前でも女友達とメールしてるって
誤魔化して、簡単なメールなら打ってくる。











謝ってるのが、余計辛いんだって(涙)












俺はトイレのドアをゆっくり開けて、トボトボ歩きながら
席に向う。









俺が居ない間、ここではお披露目があって
盛り上がったりしてたんだろう・・・。











主任が、



「おぃ、コータァどうしたんだよぉ?待ってたけど
帰っちゃったぞぉ」








当たり前だよバカ!(心の中の叫び)



「いやぁ気持ち悪くて・・・・もどしちゃって・・・
どうも、気分がすぐれないので、俺はこの辺で・・・」








「おぃ・・・大丈夫なのか??気分悪いなら仕方ないけど
帰れるのか?」









「あ、はい。運転は大丈夫です」










「佐々木君悪いね、途中で退散しちゃって。」










「あぁいいっすよぉ、気にしないでください」







そして、主任に聞こえないように、


「また今度、うちらでね」







佐々木君はニッコリとして頷いてくれた。












「じゃぁすいません俺はこの辺で」









みんなに挨拶を済ませ、俺は店を後にした。










ご対面だけは、避けられた・・・


それにしても、逃げたり隠れたりよぉ、俺は何やってんだかね。








深いため息をつく。













車に乗り込んで、早々と寮に戻る。










寮に戻って横になっても、
なんか、ムシャクシャするような落ち着かないような。

とにかく、俺の心は弱りきっていた。



















そういえば!!







あの時の息苦しい感じや、震えがなんだったのか
気になる。



インターネットで検索してみた。

















自分の症状を照らし合わせて検索してみると、























俺は自分の目を疑った・・・・












心理的なものが原因となっている身体疾患?
不安や、心理的負担が原因・・・・。

















過喚気症候群・・・・・


















検索した文章の疾患や心療内科、はたまた患者という
言葉に、受け入れられない自分がいた。


















俺が・・・患者なのか?







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72話 「体の異変」

今日は、送別会当日


まだ、佐々木君は退職してないけど
退職してからは、引越しもあるだろうし

何かと忙しいだろうって事で、有給消化中に開催することになった。










夜のレストラン勤務中に、場所を聞いて会費も払って
俺は時間が来たので、カラオケへ向った。













スタンバイのセットして、待ってみるも・・・
お客は全然来なくて、一人でカラオケ歌ったり呑気なもんだった。








昼間に、えみにメールしてみたら

「あたしは、お酒控えるから車で行くよ~コータも早く来てね」


えみも、楽しみにしている様子だった。













ところが、オープンから1時間ちょっと経って、お客が来てしまい
早々の店じまいは無理となった。













結局店を閉めるギリギリまでお客は居てしまい。

やっぱり、かなり遅れての合流になりそうだ。













いつもどうり、フロントで雄二さんと少し世間話などして
寮に戻る。













面倒くさいので、私服には着替えず
そのままズボンとYシャツに軽く羽織る物を着て

そのまま車に乗り込んだ。






お店は車で20分ぐらいで着く場所。











「あ、ここかな?雰囲気は良さそうなお店だなぁ~
寮組は、1人の車でみんな一緒に来たっぽいな。
みんな酒飲むしね。

あれ・・・??




えみの車がないじゃんか・・・?あいつまさか、来れなかったのかな?
そんなはずはないよな。」




俺は店の駐車場に車を止めて、












少し疑問を抱えたまま店に入る・・・



店員さんに、

「今日○○で予約してあると思うのですが、席はどこですか?」









「少々お待ちくださいませ!ご案内いたします。」














案内されて、奥のほうに通されると、みんなが居て、




「おぉ!!お疲れ~~~」



「コータさんお疲れっす~」






みんな声を掛けてくれた。












佐々木君とも、有給消化中なので久々だった。
ガッチリと握手して挨拶を交わした!!


佐々木君は今回の件感謝してますっみたいな事言ってくれた。




俺の方こそ、仕事の時の事は、今でも感謝してるよ。














席はどこだろ?って見渡すと・・・・








ロの字のテーブルをみんな囲んでるんだけど・・・






えみの隣が、なぜか空いている・・・








「う・・・なんだこれは?」








えみは、


「コータァここに座わって!!」







えみは、ほとんど命令っぽい口調で言ってくる。


そしてなんだか、えみちゃんの隣空けといたよ!みたいな眼差しを
みんなから受ける。

気のせいかもしれないけど。








えみ・・・すでに酔ってるじゃないか?








俺はえみの隣に座って、






「お前・・・車はどうしたんだよ??」













「え?なんかね・・・そういう場で呑まないのはシラけるから
送り迎えしてやるから、飲みなって言ってくれて・・・・

たまには飲んできなって言ってくれたの

送り迎えしてくれるって・・・」












「マジかよ」

俺は・・・・心臓がドクン!!って



反応して、それがまた合図のようで・・・









またしても緊張モードに突入してしまった。









また・・・・ニアミスする・・・



唯一、不安だった事がまたしても。
なんで送迎なんか・・・












つまり、えみが帰るとき店の外に旦那が現れるわけで・・・


「おぃ・・俺そんなんじゃ落ち着かないよ」













「大丈夫だよ!お店の中入るわけじゃないし・・・

携帯で着いたって連絡くれたら、あたしは帰るだけだから

早めに時間ズラして、お迎えに来てってメールするから
コータとは会わないよ。」









「ならいいけど・・・」


















「コータさんとりあえず、何にする?」



みつちゃんが気を利かして聞いてくれた。











「最初はお酒で、あとはウーロン茶でいいかな・・・
三時間ぐらいすればお酒も抜けるだろうから。」













「じゃあ焼酎のロックダブルでお願い。」











「はぁ~い」













俺の分の料理も取っといてくれて
お皿に盛り付けてくれる。











みつちゃんはこういう時は気が利くなぁ~









俺が来てから、送別会は本番となり

花をプレゼントしたり、みんなで集めたお金で
ちょっとした品物をあげたり。












佐々木君が入社した頃の話とか、面白エピソードとか
彼を主役に、かなり話は盛り上がっていた。









それでも、俺は・・・・








いきなり旦那が乗り込んできたら?

そう思うと、酔うことなんて全然できなくて・・・










一定の緊張感は抜けないでいた。












その時・・・・













隣にいたえみは、俺の左手をテーブルの下にグイっと持っていき





テーブルの下で手を繋いできた。







「ちょ、ちょっとえみ!」(小声)











「えへへ♪」












「えみ!これバレるって・・・オイオイ」










「大丈夫だよぉ♪」




そう言って、ギュゥって強く握ってくる。








みんなの目線がどこ行っているか確認したり
キョロキョロしたり・・・






まったく落ち着かない俺がいた。






「えみは俺のアタフタした状況を楽しんでるっぽくて

ねぇ今日、すごい胸元開いてる服なんだよ」



そう言うと・・・ピラって捲ったりして挑発してくる。






「この酔っ払いめ!くそー誰も居なかったら俺だってね・・・」



さすがに酔った人間は大胆で、手握るし、寄りかかるし・・・



周りを気にしてしまう俺は、ほんと疲労困憊で(涙)



こんなんじゃ社内じゃバレバレだよね・・・・









えぇぃ!!もう・・・どうでもいいや!!


その瞬間、俺のルールを守っていた何かが消え去った。










俺も、えみの胸元を指でツンツンしたり
腰に手回すわで・・・





えみのほうが、


「ちょっやぁだぁ(笑)」



逆に困惑してしまうぐらい。











こうでもしなきゃ、やってられないぞ(笑)











送別会も二時間ぐらい過ぎて・・・



えみがそろそろ帰るって頃、



旦那に迎えに来てってメールを送信したみたいで、

少し落ち着かない。








このまま店内で大人しくしていれば、

大丈夫だろうって思っていた時!



















主任が・・・恐ろしい事を口にした・・・。

























「なぁ?高田の旦那さん迎えに来るんだろ?
料理も余ってるし、みんなに正式なお披露目もまだだし・・・

中入ってもらえよ!」














!!!!!!!!!はぁ?主任何言ってんだよ!!!

なんて事を口にするんだよ~!!やばい~~~(大汗)










主任から見れば、結婚して旦那さんがどんな人なのか見たいわけで、

ちょっとした挨拶もしたかったのかもしれない。



普通は、「そうだねぇ~見たい見たい」って思うだろう。









けど、俺は状況がまったく違う、会えない理由がある。


この時俺は、血の気が引くような感じに襲われ・・・

心臓が。。。バクバクしちゃって・・・一気に顔色が真っ青にる。


ぐ・・・なんだ??体がおかしい。



ハァハァ・・・呼吸も苦しくなっている。






バカヤロ・・・主任のヤロー














えみも・・・



「え・・・・?でもぉ・・・・」


困惑してて、どうしようか迷っている。










「いいじゃんか!俺は高田の旦那さん見たことないしさぁ
料理も少し持ってってもらえよ。」











ヤバイってヤバイって・・・・・















どうする俺・・・?







みんなが主任の提案にどう思っていたのかは、分からない。














俺は迫り来る現実に、回避する方法も見つけられず、














ただ・・・・















震えていた。







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71話 「揺るがない」

急に俺は、えみが恋しくなってしまったんだ。



しばらくして、ホールから戻ってきたえみを

裏の誰も居ない所まで連れてって



抱きしめてしまった。




衝動に駆られてしまったんだ。









「コータ、ど~したのぉ?」












「いつも、ごめんね・・・なんか上手く言えないけど
えみの涙なんか見たくないのにさ・・・」












抱きしめたまま俺は、えみと唇を重ねた。





「んっ・・・」






えみはそのまま力が抜けるように俺にもたれ掛かる。











「もぅ・・・」





えみは、少し顔を赤くして照れて笑う。








「コータは、ほんとに我慢してくれてると思う・・・
あたしをずっとずっと支えてくれてて

あはは♪あたしも、なんか上手く言えないや!コータと一緒だね」








2人はおかしくて笑い合う。













時には、辛くて切なくて、耐えられない時もある。

けど、やっぱり信じ続けてあげなきゃいけないんだ・・・・。







お互い辛いのはわかってる。



乗り越えれば絶対2人で幸せになれるって
今は・・・そう思うしかない・・・。









「コータ・・・?コータ・・・・・???」









「え?」














「ボーっとしてばっかりだょ(笑)
そろそろ仕事しないと、やばいよ!?(笑)」












「あ、うん、そうだね!いい加減仕事しないと
やばいやばい(笑)」







今日のこの出来事で、やっぱり気持ちは揺るがないんだなって
思ったんだ。






辛いかもしれないけど、この気持ちに嘘つけない。












俺は、どんな事も耐えようって思ったのに・・・














まさか、俺の心を破壊するような

あんな出来事が起きるなんて・・・・・まだ知る由もなかったんだ。








そして、また自分の弱さを知ってしまう・・・。






その夜は、佐々木君にまだ内緒で

着々と、会費や場所、時間などみんなで
話し合っていた。











俺は送別会の日、カラオケ担当で、終了してから合流って形になる。

シフト表をみると、えみは休みの日。













佐々木君は、主任を嫌っていて
あの人の方針には付いていけないっていつも洩らしていた。











本当は主任抜きでやってあげたいけど・・・

抜きでやったとしても、どっかからか話が伝わるし、
仲間はずれで、機嫌損ねてもらっても困る。










佐々木君には、一度会社として送別会して
また仲間内でやろうって話しておこう。













しっかしよー、カラオケ担当で、途中参加かよ・・・(主任やってくれ)





ちょっと寂しいじゃないか!







仕事が終わってから、えみにメールした。



「日にち決まったよ。えみは休みの日みたいね・・・

俺はその日カラオケ担当だよ><遅れていくっぽい。」












しばらくして返信が来る。







「え?あたし休みなんだ?でも参加しないとね♪
コータはその日カラオケなの?最悪~~><」














さりげなく、俺と会える時間が短いってことで
最悪~って書いてるのかな?












俺は、画面を見ながら口元が緩んでしまった。





些細な事だけど、なにげない言葉が嬉しかった。



















そして・・・・ついに・・・・















送別会当日を迎える。






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70話 「言葉一つ」

俺は、重たい気持ちを抱えたまま寮についた。

なおちゃんの意外な告白。


言われてみれば、なるほどって思うけど・・・


あの子だって勇気出したんだと思う。













俺は気持ちをすっきりさせたくて,風呂に入り
そのあとすぐに布団に潜り込んだ。













あの子がね・・・












あの子が・・・













惚れるとか、好きになるとかなかったけど。

万が一の可能性も心の奥で思ってたのかな。


なんかトゲが刺さってチクチクして気にしちゃうような
感じだった。


あの子がもし・・・今の仕事やめて性格がガラリと
温厚になったりしたら?













いやいや・・・・考えるのはよそう

俺は、えみの事もそうだけど・・・何一つ変えられる事が
出来ないんだ。









その時俺は・・・


「やばぃ、何でこんなに俺はネガティブなんだよ・・・
しっかりしろ!」










誰も居ない部屋で、1人声を出して心を軌道修正していた。
そういえば、明日は朝だけ、えみと一緒だったな・・・












さて・・・寝よう寝よう。






















ピピピピピピピッ!!




あ~~もう朝かよ・・・






旅館の朝はホント早い、毎回この時は
やってらんね~って気分><











さっさと身支度を整えて会社に向う。













「おはよぉございまぁぁす↓↓」






調理場にいかにも眠そうな声で挨拶をする。







レストランに向うと、すでにえみがセッティングしていて

俺が現れると。。。






「コータおはよぉ♪」



えみは・・・いつもニッコリ微笑んでくれる。








「ん・・・おはお・・・」












「コータすごい眠そう??どうしたの?」













「いや・・・なんでもないよ。俺の朝はいつもこうだよ。」













そして、しばらく2人で朝食のセットをしていると


えみが・・・

「昨日のテレビがさぁ~」とか






「昨日家の近くに猫がいてぇ~超かわいくて
抱っこしちゃった~~」 とか・・・











「うん」






「へぇ」






「そうなんだ」










まったくメリハリのない返事をしていて・・・









「ねぇ~~~~!!!コータなんで元気ないの?ねぇ~~~~」










えみが近寄ってきて、俺の制服のジャケットを
グイグイ引っ張る。






「ねぇ~~~~~」







「何でもないって・・・やめろ」(笑)



















「なおちゃんだ・・・」















ビクっ






俺の動きが一瞬止まる。




「違うって・・・、なんでもないよ!さぁ仕事仕事・・・」













「なおちゃん・・・」














ビクっ!










セットしている手が止まる。













今度は、それをえみが楽しみだして






「なおちゃん!」





ビクッ







「なおちゃん!」







ビクっ

「だぁぁ!!!いい加減にしなさい!」









「だって・・・コータ、なおちゃんって言うと
動きが止まるんだもん!面白くて(笑)」











たしかに悪乗りして後半はコントみたいになっていたけど
えみの鋭い感には、ビクビクしていた。





コータが元気なくて、落ち込んでると、あたしまで落ち込む。
よくそう言っていた。





すぐにコントとかやりあって笑えるところが
ほんと楽しくて。













なおちゃんと遊んだあとだから、余計・・・なのかもしれない。


えみとのやり取りが、ほんと楽しくて・・・

改めて、気が合うんだなぁって思う。








「なぁ、コーヒー入れてくるけど、えみも飲む?」












「うん♪コータの入れてくれるコーヒーは
あたし好みだから(笑)」










「あはは、オッケー!美味しく作るよ」












コーヒー入れるだけでも、なんか嬉しい事を言ってくれる
こんな事を言われて、俺も1人なんとなくニヤけてしまう。(単純)











コーヒーが入ると俺達は

しばし休憩を取る。











俺の入れたコーヒーを美味しそうに飲んでくれる





えみは、やっぱりあの事を気にしてるようで・・・




「ねぇ~ほんとになおちゃんと何もないの?」











「またか・・・何もないよ。知り合ったけど
メル友で終わるんじゃない?」












1回食事に出かけて、さらに衝撃の~~なんて
とても言えませんよ(汗)










なおちゃんとは、ダメっぽいような発言を聞いて
えみは、どことなくホッとしたような安心したような

顔を見せていた。








「お前のほうこそ・・・・旦那とは大丈夫なのかよ?」











「え・・・?」







逆に核心つく突っ込みを返して、えみは一瞬驚いた表情を見せる


「あの人は、まったく触れてこないよ・・・思い出したくないって
言ってたし、ぶり返したくないんだとおもう・・・」










タバコを点けていた俺は、えみのその発言と同時に
フゥーって煙をはく。













いくら旦那が思い出したくないって言っても
気にはしてるだろう。




真相の奥底を知ってはいないけど、一台の車で移動していたのは
バレてしまったわけで・・・






燻ってる物があるんだろうなぁ・・・









この事を考えると、ほんとに緊張感に襲われる。









「あ、ねぇコータ・・」












「ん?」














「そういえばね・・・・佐々木君辞めるらしいよ
退職届け出したんだって・・・」












「え!!??マジかよ・・・佐々木君が・・・」














「ほら・・・佐々木君って主任と合わないでしょ・・・?
それで決めちゃったみたいね・・・」













「そうなんだぁ・・・うーん、俺も辞めようとしてたのに
さき越されちゃったなぁ」











「え・・・・・ちょっとやめてよ!!コータは絶対辞めないでよ!!!
コータが居なくなったら、あたし・・・・あたし・・・」













「わぁぁぁ~~泣くなって、泣くなよぉ。冗談だよ
辞めないよ・・・・ごめんごめん。」














「コータ、気軽にそういう事言わないで!!」

















「はぃ・・・すいませんでした・・・」














軽く冗談でも言ったつもりだったけど、
えみには、ものすごく重要な事だったみたいで

とても、冗談で受け流すことなんて出来なかったらしい。









えみは一気に目に涙が溜まってしまい・・・・
落ち着く為に裏に引っ込んでしまった。














言葉の1つ1つで、これだけ人の気持ちを左右してしまう。

発言ってホントに恐ろしい。









「はぁ・・・・」














しばらくして、えみが戻ってきた。



「ごめんな(笑)」















「もぅ、バカ!!」



そして、お決まりのちょっかいをしてくる。











「痛いって~~(笑)ところでさ、送別会とか
するんだろ?」









「うん、話はあるみたいよ。」















「そうなんだ!是非やらないとね・・・
お世話になってるんだし。」













「もちろん♪」




職場の仲間が辞めてしまう事は凄く寂しい事

そんな事百も承知なんだけど・・・・













俺は、えみに軽く言った冗談を、ものすごく後悔した。








そんな寂しい事を、軽々しく言っちゃって
えみを傷つけてしまう。














今の俺は・・・えみと出会った頃から・・・

















だいぶ、変わってしまったのかな。













俺はホールに出ている、えみの後ろ姿を・・・





















寂しい眼差しで見つめていた。






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69話 「とある仕事」











なおちゃんから発せられた言葉で、様々な疑問が

一本の線で、結ばれた。






マジかよ・・・・








なおちゃんは、まるで・・・

そうよ!!わたしは風俗嬢よ!!
働いてちゃいけない?って訴えてるような
眼差しで、俺を見てる。










「ふ、風俗って・・・ソープランドとか・・・だよね?」













「ううん、あたしはヘルスだけどね・・・」











「なんで、その仕事始めたの?」














「あたしはね、保育士になりたくて、学費を稼ぐために
始めたの・・・・

でも、そのあとは学校行きながらだけど、ズルズル続けてる。」













「じゃあ、十分稼げたんでしょ?辞められないの?」













「今の生活を維持していくには、まだ辞められない。」











「なおちゃんの生活がどれだけの水準か知らないけど。
生活レベルを下げれば、今の仕事を辞める事出来るんじゃないの?」









「辞められるんだったら、あたしだって辞めてるよ。
ほんと、精神的におかしくなるし・・・

お店の社長にも止められるし、辞めるって言い出すと
すごい嫌がらせしてくるし・・・」












「嫌がらせかよ・・・って、仕事どれくらいやってるの?」













「もうすぐ、3年になるかな・・・指名率だって
ずっと上位をキープしなきゃいけないし。」












なんかもぉこれ以上強くも言えなかった。
悪く言えば、なおちゃんは今の仕事に、どっぷりハマってる。



やめちゃえよ!!って言っても、なおちゃんの
生活を保障してあげるなんて出来やしない。






19歳の頃友達が風俗に行って、病気になったって
話した事があるのを思い出した。



「痛ってぇよぉ~~><アソコから膿が出てくるんだよぉ
先っぽを押すと膿が出たり入ったりするんだよ(涙)」







「うわ・・・キモ・・・マジで??いやだぁぁ」








そういうリスクも、常に付きまとうだろう
でも、それ以上にお金って魅力があるんだろうな・・・

色々な理由があるんだろうな・・・














「そうなんだ・・・でも、話してくれてありがとう。

目的があって、頑張ってるならいいんじゃないかな・・・?」











「うん・・・・じゃあ、今日はありがとう!ご馳走様。
帰り気をつけてね。」








なおちゃんは、そう言って車から降りて
後部座席の荷物を全部取り、

自分の車に一度荷物を乗せて、手を振ってくれた。











俺も軽く手を振って、ぎこちない笑顔を作って
その場から、車を走らせた。











しばらく走っていて
信号が赤で止まった時、深くため息をついた。












気分転換で、なおちゃんと食事だったけど・・・

結局はなんだか重たい物が俺に圧し掛かってるような気がして・・











彼女が、風俗嬢だったら・・・











俺は無理だ・・・・











色々事情があって、過去にやってたとかなら・・・



俺は、その人がどんな人生を送ってきたか知りたいし
犯罪を犯す以外はそこまで否定することはしない、

人生ってホント色々あるんだもん

だから、過去の事はあまり気にしない。


その人と、未来が築ければって思う人間である。







でもやっぱり、現役じゃさすがに・・・・








なおちゃんと、恋愛とか未来について思い浮かばなかったし
気が会わないなぁってテンションも下がってたから

そういう先の事を考えての気落ちでもなかった。







ただ・・・お店で、不特定多数の人と、あんな事やこんな事って
考えてしまい、それのショックが大きかった。













気が合うなって人は、新婚だった。







気は合わないけど、気分転換に誘った子は風俗嬢だった。



なんかやり切れない。



俺は運がないんだろうか・・・・








自分のおこないが悪いから、そういう巡り会いなのかな?














流されるようにやっていて、それでいて出会いを求めるなんて
都合のいい話だよ。













帰りの車の中で、俺は自分を責めていた。















心の悪循環は、























悪くなる一方だった・・・。







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68話 「あたしね・・・」

ちょっと、天然ボケをかまして、雰囲気が
良くなった。




料理も、場の雰囲気を盛り上げるのを手伝ってくれてるようで、

俺達は楽しく過ごす事が出来た。





コースも最終段階になって、デザートまで進み

ここでも、4品から選ぶシステムになっていて、

別々の物をチョイス。


それと、コーヒーor紅茶のサービスがついて

5000円で高かったけど、大満足となった。







「あたしちょっと、トイレいってくるね」









「あ、うん。いってらっしゃい」












俺は1人になったとき、大きく深呼吸をした。


なおちゃんは、美味しい、美味しいって喜んでくれて
お酒も入ってちょっと上機嫌。


これだけ楽しめたんだから、良かった良かった。








なんか、あの子ただのOLじゃないような・・・

気のせいかな。











なおちゃんが戻ってきたと同時に、デザートが
運ばれてきた。











「おぉ~~~綺麗だ!!」








彩も鮮やかで、とても美味しかった。







すべての食事が終えて、少しマッタリして
会計となった。




俺が誘ったんだし、ここは奢らなきゃね!

お~~諭吉さんも英世さんも、お出かけしちゃうのね(涙)










なおちゃんは、レジで

「ご馳走様、おいしかったです♪」


お店の人にも声を掛けていた。






なおちゃん、お店の人にはすごい好印象なんだろうなぁ

意外と気配りできる子なんだよなぁ・・・

ドライブ中は、露骨に会話盛り上げようとしないくせに・・・











お店を出て、車に乗り込んだとき、

「コータ君・・コレ」









「え?」













なおちゃんは千円札を何枚か出して、俺に渡そうとしていた。





「いいよぉ~誘ったの俺だし。」









「だって、ガソリン代もあるし、割り勘でいいよぉ」













「ほんとは、レジで渡そうと思ったけど、店員さんの前で
押し問答になるのは嫌だし・・・・

あの時の建て前はコータ君の奢りだけど、実際は割り勘でいいから」











そこまで考えてるのか・・・店員の前で、みっともない事をしたくなくて

あとで、キッチリする。

別に、気使う場所でもないのになぁ

「押し問答コント」でもすればいいのに、えみとだったら
やってるだろうな。







「いいって、今日はとにかく奢らせてよ
なおちゃんは美味しい料理食べて、それで満足でいいからさ。」













「うーーん。ほんとに奢られるのは嫌なんだけど・・・

じゃあ今度は、あたしに奢らせてね。」











!!!!











今度!?










社交辞令かもしれないけど、今度もあるって事なのか?









ちょっとした言い回しだったけど、単純な事で
少しドキドキしてしまった。












帰りの車の中で、



「ねぇなおちゃんってカラオケとかするの?」










「あたし、音痴だからいかない。」














「スノボとかは?」














「しない」















はぁ・・・ったく盛り上がらねぇ。




これだけ、拒否され続けられると何もが見えてこない。













こういう、話で盛り上がらないのはまったく残念なことで、
共通の話題、趣味、価値観・・・・


いくら美人でも、盛り上がりにかけると
テンションは落ちる一方・・・






今度ねって言われて、次があったとしても
なんだかなぁ・・・・って思ってしまう。





俺が、今そう思ってるってことは、なおちゃんだって
そう思ってるはずだよね?

この空気だって読めてるはずだよ。

会計の時あんだけ、気を使えるんだもの・・・









この人、ホントによくわからない。
クラブの時、なんか盛り上がったのは、雰囲気だったのかな?










車はようやく、なおちゃんのマンションに着く






「あ、えっとね。あたしの車にも荷物が少しあったんだ
駐車場の方に行ってくれる?」












「うん、わかった。車ってどれ?」














「あ、これこれ」












ワーゲン・・・・?




外車かよ・・・










「なおちゃん、これ・・・新車で買ったの?」











「そうだよ!ローンとか借りるってのが嫌いだから
キャッシュでね」












「・・・・・・は?」







ワーゲンは外車でも少しはお手頃感があるけど・・・
300万ぐらいするんじゃ・・・?キャッシュ??







マンションといい・・・車といい・・・・なんなんだ?












俺は、生唾をゴクリと飲み込み、そして口を開いた。








「な、なおちゃんさ・・・事務の仕事って言ってたよね?

こんな所住んで、車も一括って・・・不思議なんだけど・・・」














なおちゃんは、少し考え込んで・・・・





「・・・・あたし、隠すのとか好きじゃないから言うね

ごめん、騙そうと嘘ついた訳じゃないの・・・それは許して」









「・・・・・・・・・・ゴクリ」









俺は、金縛りにあったかのように、ただ・・・
なおちゃんを見てるしか出来なくて。















「あたしね・・・」























「風俗で働いてるの・・・」







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67話 「豪華な食事」










え・・・・


な、なおちゃん・・・何も泣かなくても・・・





転んじゃったのは仕方ないけど別にバチ当たりな事でもないよ。

















クラブの時とは、まったく違うっていうか
彼女のペースに踊らされてる感じだよ。









なおちゃんは口をへの字に閉じてトコトコ歩き出した。





「コータ君ごめんね・・・」








「気にすんなよ。でも、怪我なくて良かったよ。」












そして、俺達は車に着いた。





買った品物は後ろの後部座席に置いて

いざ出発!!










「ねぇタバコ吸っていい?」












「あ、うんいいよ!灰皿はホルダーの所にあるから
それ使って。」









そういえば同じ銘柄の吸ってたんだ・・・














出発してから30分ほどして、

また、なおちゃんがキツイ一言をかます!!(半端ねぇ!)









「ねぇ今、黄色でなんで止まったの??」














「へ・・・?黄色だから止まったんだよ。」











何言ってんだこの人・・・?














「黄色は進めでしょ~~♪あたしは、目的地に一分一秒でも
早く着きたいから、あたしの中では黄色は進め!なの」













ば、バカ言ってるんじゃねーよ・・・(病院行きますか?)











「いや、ほら・・・なおちゃん初めて乗せてるし、安全運転がいいでしょ
そう思って、黄色に変わった直後でも止めるよ。」









まぁ、青からすぐ黄色になったばっかりで
実際少しは余裕あって、急いでいたら行けたって
感じだったんだけどねぇ。






「いいよぉ~気にしないで!!今度は行っちゃってね」














俺の頭の中で、ちょっとプチって切れたような音が・・・

人が気を使って安全運転で走行してるのに
何言ってんだ・・・この人は・・・ (イライラ)










しかし、元々温厚な俺は、これから行く食事の前に喧嘩して
重い空気になるのも辛いし、耐えることにした。










了解しました、『なおみお嬢様!!!』 (大バカ)

















この時、えみの事を思い出した。








「あたしね、電気屋さんでマッサージ機とかやろうとすると
旦那に、みっともないから止めてね。って言われるの。

全然はしゃぐ事が出来なくて・・・・だからコータといると
楽しいんだ。」













あいつとは、ほんとにウマが合うんだなぁ
こんなギクシャクした事なんて一度もないよ。


こうして、別の子と出かけたりすると、改めて
えみとの相性の良さが証明される・・・








えみは、旦那とたまにギクシャクする事があって
コータだったらなぁって逆に思ってるのかもしれない。











その後もなおちゃんと会話するものの、やはり盛り上がらず、

ようやくお店に着いたのである。











車を止めてお店に入る。









形としては和食の創作料理なんだけど、
洋食の要素も取り入れてるっぽいような

中途半端なお店だけど、評判がよさそうなのでココに決めたのである。







「いらっしゃいませ」







「えっと、予約してる コータですが・・・」












「少々お待ちくださいませ。

コータ様ですね?どうぞこちらへ」








かっこいいウェイターが俺達を店内に導く。
ん~~スムーズな運びだ。素敵っ♪












そして予約してあるテーブルに着席。













コースは前菜と、スープ、メインと続くみたいで最後はデザート

メインは三品のうち、一品選ぶって事みたいだ。











「ねぇワイン頼んでもいい?」












「え?あ、どうぞどうぞ!」













なおちゃんはサラっと選んでウェイターに頼んでいた。



そりゃ俺は運転だから飲めないけど・・・俺と相談もしてくれよ・・・


俺だってウェイターしてるのに・・・



ねぇどれがいいかなぁ?


そうだなぁ?これなんかいいんじゃない?


そんなやり取りが好きなのに・・・・








心の中で深いため息をつく。




「どれにしたの??」









「ん?これ~スパークリングワイン」










チラっと値段見ると6800円 (コースより高けぇよ)






俺の財布の、七人の野口英世が笑いながら飛んでく姿が目に浮かんだ。












すると、ウェイターがワインを持ってきた。

ティステングしてオッケーして、注いでくれた。





スパークリングワインは気泡が綺麗で、素敵な夜を演出してくれる。















なおちゃんもお店の雰囲気とか気に入ってくれて
俺も一安心。










食事も一品ずつ出されて、器から盛り付けから
綺麗で、見た目でも楽しませてくれた。











メインは、俺はお肉、なおちゃんは魚をオーダー













料理が運ばれて、二人でわぁ~っと歓喜の声を上げる


さすが!と言わんばかりの盛り付けの綺麗さで、
食べるのが勿体無いぐらいだ。








とっても美味しそうだね♪

じゃあ食べようって時・・・・





















「フフフフ・・・アハハハ!!」













突然笑い出した、なおちゃん??












えぇ??俺なんかしたかな・・・・













「アハハハ!!コータ君それ!!」













えっ?なになに?どうしたの・・・??














なおちゃんは笑いのツボにハマったらしく
まだ笑い続けていた。








「手に持ってるの見てごらんよぉアハハ♪」














え?















ゲッ!!・・・しまった。













俺は両方の手で、フォークを持っていたのだ。





普通はフォークとナイフを持つはずなのに、

フォークとフォークを握っていて。





笑ってごまかす・・・


恥ずかしかったけど、まぁ笑い合えたからいいかな。













「コータ君って天然なの?」











「さぁ・・・わかんないよぅ。養殖より天然のがいいよ・・・」











「は?」









「なんでもないよ・・・(笑)」







「フフっ♪じゃあ頂きましょっ」

なおちゃんは、顔を少し傾けてニコって微笑んでくれた。













う・・・いまの仕草はドキっとする。












この子は男のツボ、惚れさせ方を知っているのか?

でも、いきなり車内で、化粧する感じじゃ
俺を男として見ていないだろうよ。








けど、なんだか魔性だなぁ・・・














独特の世界観を持っているなおちゃんは、

俺にとっては、まったく未知な感じがして


掴み所がなくて・・・













今、この子と食事してるのが、
不思議に思えるぐらいだった。


























そして、俺はこのあと・・・・























衝撃の事実を知るんだ。








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66話 「彼女のペース」










そして、ついになおちゃんと食事の日。

今日は俺がなおちゃんの家まで車で迎えに行って
レストランまで行くって予定だ。











いきなり家まで迎えかよ?って思ったけど、
メールでその日は迎えにいくよって言ったら

お願いしますって普通に言われたし・・・



俺は事前にネットや本屋で立ち読みして
予約制の美味しそうなレストランを探した。


準備は万端 (たぶん)









1人5000円コースだぞこれ・・・

日ごろの鬱憤だろうか・・・ファミレスでいいんじゃねーの?
って思ったけど、普段出来ない事をしたいって思いも。







俺は昼頃に起きて、支度をする。

なおちゃんの家には、彼女が買い物もしたいって言うから
予定より少し早めに迎えに行く。










出発してから、だいたい一時間ぐらいして
そろそろ着くってころにメールを入れる。



「もうすぐ最寄の駅だけど、そこから少し進んで
ローソンが目印だっけ?」













「もう到着??早いね!あたしはまだ支度が終わらなくて
あと、30分後でいいかな?ごめんね。
そうそう、駅過ぎてからローソンが見えてくるから
そこにいてっ」













30分後だとぉ~!?ハィハィかしこまり~(ブツブツ)

駅を過ぎて少し走るとローソンの看板が見えてくる
俺はコンビニの駐車場にいれて、車を止めた。













さっきのメールからまだ20分は軽くあるなぁ
コンビニで立ち読みでもしよう。









クラブ以来だし、かなりの美人だから
待ってる間ドキドキしてきた。



俺のプランで満足してくれるかな・・・・なんて・・・・









えみと食事した時は、ほんとに周りばかり気になって
チラチラ気が散っていた。





お互いの知り合いがいるかも?旦那がバッタリ?
常にそんな緊張感に悩まされていたんだ。








けど、それがないってだけでも、こんな気持ちが軽くなるなんて・・・
家まで送迎出きるってこんな当たり前の事も

えみとは出来なかったんだもんなぁ。





俺は缶コーヒーを買って店を出た。



外で、タバコを吸って、しばし待つ。









フッと上に目をやると、10階↑建てぐらいのマンションで
駅から近いし、下はコンビニ。



いい所住んでるなぁって思った。
家賃10万ぐらいはしそうだよこりゃ・・・・。








俺は車に戻り、エンジンを掛けて、ソワソワして
待っていた。





そして・・・













コンビニの際の道から、なおちゃんが歩いてきた。
結局来たのは、あのメールから40分後。






車は教えてあったけど、運転席を覗き込み
運転席に俺がいるのを確認してから乗り込んできた。









昼間見るなおちゃんも、やっぱり美人で
クリっとした大きな瞳で、こっちを見て


「ごめんね~おまたせ~~♪」









「いえいえ~そんな待ってないよ。イヤ、マッタマッタ・・・」 











なんとなく恐縮してしまうほどだ・・・




なおちゃんが乗り込んでから、香水の香りが車内に充満する。







「んじゃ、行きましょっか?」








「はぁ~い」










なおちゃんは2人分のお茶を取り出して、ジュースホルダーに
置いてくれた。




「いいの?ありがとう」






「あ、いいのいいの!いつもケースで買ってるから
コータ君の分もね♪」















「ケース買い・・・」(汗)





俺は出来るとしたら、チロルチョコの大人買いぐらいだよ・・・。













「ねぇあそこって、家族で住んでるの?」














「え?1人暮らしだよ!」









「え?そうなんだ^^;」














え・・・・?1人暮らしでやっていけるのか?
どうみても家賃高いぞ?


この時なんとなく、金銭感覚の違和感を感じた。












なおちゃんは・・・



「ごめんね、ちょっといい?」










「ん?」


そういって、車内で化粧を始めた・・・・












「・・・・・」











何度も会ってるなら全然構わないんだけど・・・

初日からか・・・


急ブレーキでもして、眉毛曲げちゃうかな?(笑)






なんかテンションが上がらなかった↓↓














そして、とある町のデパートにやってきた。


お友達の誕生日が近いらしく、プレゼントを買ってあげるらしい







デパートに着いて



「あのね、あたし服買いたいんだ。」







「あ、うんいいよ」











エスカレーターに乗ろうとした時、

「あたし服買うとき、他の人といるとゆっくり
決められないんだ^^;買うときはいつも一人って決めてるの

だから、ごめんね。コータ君は↓のフロアで
待っててくれる?」






はぁ??なんだそりゃ?
一瞬・・・え?って思ったけど、彼女がそう主張するなら
仕方ない。


「わかった!↓の雑貨屋にでもいるからゆっくり
決めてきて。」



そりゃデートみたいなもんは望んでないけど、
なんか寂しかった。









そして、俺は30分ぐらい雑貨屋で暇を潰す

名前も知らない、ぬいぐるみをパンチしたり・・・(エィ!)

外国のスナックお菓子を外から手で潰して逃げたり・・・


アフォみたいな事をして、時間を潰していた。










そうこうしている内に、なおちゃんが戻ってきた。





「おまたせ~~」








「はぁい!んで、次は?」









「あ、うんうんプレゼントね
何がいいかなぁ~~?」








「女の子でしょ?ん~入浴剤のセットとか・・・?」













「あ!それいいかも~~行ってみよう」










えぇ!!?俺の意見はすんなり受け入れられた・・・









そして、俺達はエスカレーターで目的の場所に向った。













今の入浴剤はすごい色んな物があって
ミルクバスの粉とか肌にめっちゃ優しい石鹸みたいなのとか

入浴剤=バブみたいな感覚だった俺は、品数に驚き
プレゼントでも全然おかしくない。





さっき俺が入浴剤は?って言ってすんなり受け入れた意味が
店に来て分かった。









なおちゃんは3品ぐらい選んで、それを詰め合わせして
プレゼント用に包装してもらってた。













なおちゃんは、今度は隣のデパートに行って
化粧品を買うという。











ココは1フロア全部が化粧品で、有名な大手の
化粧品が名を連ねる。










なおちゃんは拘りがあって、ある会社の化粧品しか
使わないそうだ。





しかし、こういうお店のおねぇさんは
綺麗だけど、ほんっとケバぃね(笑)







そこで3品ぐらい購入して、なおちゃんは手に荷物がいっぱいに
なった。








「ほらっ、持ってあげるよ貸してごらん」











「あ・・・ありがとう。」













荷物を全部持ってあげて駐車場まで向った。








そしたら急になおちゃんが・・・・






「やっぱいいよ!荷物持ちを引き連れてるみたいでいやだ」











俺から荷物を奪い取り
全部自分で持ってしまった。







「・・・・・」





まぁ、本人がそうしたいなら・・・俺は荷物持ちか・・・(笑)




荷物を持っていても、なぜか早歩きで
俺はマッタリ歩くのが好きだから、そんなに急がないんだけど。


どっちかというと、彼女のペースで進行していき、
それに合わせるのは、俺だった。












そして、駐車場に向う通路を歩いてる時、









なんと!!












なおちゃんが躓いて、転んでしまった。














「きゃぁぁ!!痛ったぁ~ぃ」





ケーキを買ってたら明らかにグチャグチャだろうっていう
コケ方で、両膝をついてプレゼントも明らかにダメージ・・・














「だ、大丈夫!!??」








俺はすぐに膝を見てあげて、買った品物も持ってあげて
支えてあげた。







「もっと落ち着いて歩きなよぉ~プレゼントは大丈夫だよ
ちょっと汚れちゃったけど、外の袋だから問題ないよ」














「うぅ・・・あたしがコータ君の優しさを拒否したから
バチが当たったんだょ・・・うぅっ・・・」


















そう言って、目に涙を浮かべて泣き出してしまった。
















な、なおちゃん・・・





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65話 「食事の誘い」













シクシク泣いていた俺も、少し落ち着いて
冷めたコンビニ弁当も、食べ終わり、俺はトイレに向った。





「はぁ~~」








トイレで用を済ませていると、部屋の方で
携帯が鳴っていた。











アドレス別に着信音を変えていたから
耳を済ませれば、すぐに分かった。








なおちゃんからメールである。








すぐに返せない時もあるけど、一日1回はやり取りしていて
たぶん、お仕事お疲れ様メールだと思った。






俺は部屋に戻り、携帯を覗き込む。



「コータ君、お仕事お疲れ様♪なおは今お風呂から
出たところです(^-^)」













すぐに俺も返信する。

「俺は、帰ってきてご飯食べ終わったとこだよ。明日は休みなので
もうちょっとマッタリしてまっす。」




えぃ!!送信~~~






こんなありきたりな、メールの交換をしてるけど、
それっきり、この日はなおちゃんからメールは来なかった。





最近のなおちゃんは、メールを1回か2回で、それっきり。
面倒くさいのだろうか?


俺は、メールいっぱいしたい派だから、
なんとなくつまらない・・・。











そしてこの日はそのまま、寝てしまった。

















次の日、俺は昼ぐらいに目を覚ます。





今日は、洗濯と食料買いに行かなきゃ・・・・ハァ~











前回の休みから洗濯を溜めてて、休みの日に
一気にコインランドリーで洗濯してしまうのが

ココへ来てからの俺のやり方となった。


まぁ1人だから溜まっても少ないんだけどね(笑)




車で、30分ぐらいかけて、コインランドリーに向う

洗濯を開始して、隣接するスーパーで買い物。


買い物が終わってから、戻ってきて、乾燥機へ・・・





こんな事やってて、大事な休みが潰れることも、しばしは・・・













車の中で一服して、乾燥が終わるのを待つ。



25分ぐらいして、洗濯完了!!!乾燥機から
洗濯物を取り出して仕分けしてたたむ。









あ・・・・













その時、俺の手が止まった・・・















あの時のTシャツが・・・・














洗濯したにもかかわらず、シミが取れてなくて。












こんな、ささいな事でまたあの夜を思い出す。












大泣きした、えみの泣き声が俺の中で、こだまするんだ。



胸が痛くなる。










旦那とのニアミス事件があってから、俺はえみの事を思うと

まず心に響くのは 「辛い・・・」って事。


お互い好きなんだから嬉しいとか幸せとかが、浮かぶはずなのに

今はただ・・・、「疲れた」 「キツイ」って言葉が浮かんでくる。







こんなはずじゃなかったのに・・・・










そのTシャツを見てると、また泣いてしまいそうだから
綺麗にたたんで、大きな袋にしまった。












帰りの車でもボーっと考え事をしてしまう。













あいつとは、ソバにいれるだけで良かった。

デートしても、恋人同士にみられるかも?って思うだけで
ドキドキしていた。






けど、深くなっていくにつれて、もっと欲がでて
それだけじゃ寂しいって思いに打ちひしがれる。

涙に暮れる日が多くなる。




四葉のクローバーも夢幻と消えてしまうのか・・・









「はぁ~~~いつからこんなネガティブで弱気な俺になったんだよ」











待ってるだけじゃ辛い少し気分転換が必要だよ・・・

このままじゃ俺の気持ちが潰されちゃう。













少し、えみとは距離を置いて・・・うぅ・・・



俺はこの時、その勢いままで、なおちゃんに

食事にでも行かない?ってメールを打ってしまった。













断られちゃったら、それまでだし食事に行くぐらいなら
気分転換になるはずだ。



これ以上、重く考えないようにしたかったんだ。







そして、寮に戻り横になってマッタリしてたら
いつのまにか、寝てしまった。












このごろはスゥーっと寝てしまうことが多い
最近ホント疲れてるんだなぁって思う。







結局4時間ぐらい寝てしまい・・・
すでに時計は21時を過ぎていた。







俺は腹が減ったので、買ってきた冷凍チャーハンを
フライパンにぶっこんで、炒め始める。






簡単に夕食を作って、テレビを見ながら食事を取る。

その時、携帯が鳴った!!この曲は・・・





なおちゃんであり、








食事に行こうってメールしたもんだから



誘いの返事が来たって事になる。












すこし、緊張して携帯を見る・・・・













「連れてってくれるの?行きたぁ~い」







おぉ!!意外と好反応??









「えっと、とりあえず何が食べたい?」





俺はすぐに返事を返した。










「なんでもいいよ!でも、お寿司とか生は食べれない。」










寿司はダメなんだぁ・・・でも、いきなり回転寿司は
俺もいやだよ・・・
もしくは、カウンター・・・? あはは^^;そんな高いのは・・・



なんでもいいって一番困るなぁ。




「とりあえず調べておくよ!リクエストあったら言ってね。
あと、なおちゃんの休み教えてね。予定合わせよう。」













俺には、少しえみの事を忘れられる時間が必要なのかも
しれない。











そのあと少し、メールのやり取りをして
なおちゃんと、食事にいくのは休みが合った、

10日ぐらい先の事となった。












今回の事は、もちろん厳重に隠すつもりだ。

メールのやり取りも寮でだけ、そして一切口にしない・・・










もちろん、なおちゃんとは恋心なんて芽生えていない
友達として、気分転換出来ればって思っていた。






実際、旦那がいるのに、なんでこんな束縛されたり、嫉妬されたり
されなきゃいけないんだ・・・

気持ちが捻くれる。

俺は、えみの愛情表現を素直に受け入れられなくなって
いったのかもしれない。















もぉ・・・・















心に余裕はないかも・・・
























切なくて苦しくて、泣くのはイヤだよ・・・







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