運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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84話 「買出し」

それから数日後、日程が決まり


俺と、麻美さんは休みで、とも君はその日夜8時までお仕事
こんな感じの日に開催となった。



翌日はみんなゆっくりできる日を選んだわけで
深夜まで飲み明かすって雰囲気がプンプン・・・





その日の夕方ごろ、俺は麻美さんと待ち合わせて
30分ぐらいかけて、スーパーに買い物へ行く事になった。



俺にとって、女性と2人でスーパーに買い物なんて
久しぶりである。



麻美さんは綺麗な人だからちょっとウキウキ。(バカ)



思えば俺の車に何人の女性を乗せてきたんだろう。
ただ、乗せただけの人もいれば、その後発展したり・・・


7年か、8年も同じ車に乗ってれば色々あるわなー
などと、想いに浸っていたら

あっという間に待ち合わせ。








急いで駐車場に向かい待ち合わせの場所に急いだ。


待ち合わせの交差点にポツンと人が立っている!麻美さんだ!!




「お待たせしました。」








「は~い」




麻美さんはヒョイっと乗り込んで、いざ出発となった。


目的地までは終始、会社の愚痴が多く・・・・
係長がむかつくとか、あーでもない、こーでもないと
マシンガントークが続く・・・

俺は「うんうん」と頷くのが精一杯で。




途中とあるラーメン屋の前を通りかかった時


「ねぇねぇ!ここのラーメン美味しいんだよ!!
今度食べに行こうよ!」




「へ?ラーメン?ほぉ~~いいねぇじゃぁ今度行きましょう」





こう言ったやりとりって、本気にしていいのか
社交辞令なのかさっぱりわからないよ・・・

俺は鵜呑みにして本気にしてしまう方なんだけど
ノリで言ってるだけなのか・・・どうなのか・・・。








そうこうしてる間に、目的のスーパーに到着!!


車から降りた時にフッ想いがよぎる

あぁ~えみとこうして気軽に買い物とか来れたらどれだけ
幸せだろうな・・・

夕食を2人で考えて、スーパーに行くなんて
日常の当たり前の事だけど・・・




好きな人とそれが出来るってだけでもすごい事なんだなぁって
ヒシヒシと感じてしまった。







そういえば、えみは連休らしくって実家に帰るって言ってたな。
今日の夜あたりこっちに帰ってくるのかな??




やっぱり相手が何してるとか何処行ってるとか気にしてしまう。





スーパーに入ると、麻美さんは元主婦なだけあって
メモを片手にサクサク購入していく



「ほえぇ~~さすがやなぁ」






「あれ?エバラキムチ鍋の元は買わないの?キムチ鍋はこれで
いいのでは??」



「ちがうよぉ~このキムチの元のほうが美味しいのよ!」




う~む、こだわりがあるっぽいな・・・
余計な口挟むのはやめとこう。



食料品はあっという間に揃えて、あとはお酒に
ウーロン茶など、必要な物も買って

両手に袋を抱えるような状態でスーパーを後にした。




寮について、俺は買い物袋を抱え部屋に、麻美さんは
一度家に帰って鍋を持ってくるという事に。








部屋に入って、簡単に片付けをしてちょっとした支度をしてると


「コンコン!!」

ドアをノックする音がした


「はぃ、どうぞ~~」




「おまたせ~」


3人~4人用の少し大きめの鍋を抱えて麻美さんが
入ってきた。


台所で、2人で準備をしていると

「あ、ねぇコータ君は休んでていいよ!あたしが
全部やっちゃうから!!」



「え?手伝わなくていいの・・・?なんかそれじゃ悪いんだけど。」



「いいから、いいからタバコでも吸ってて」






「ほぃ・・・」







追い出された俺は、仕方なくテレビのある部屋で
座ってタバコを吸い始めた。





落ち着かなくて、チラっと麻美さんのほうを見ると
長い髪を後ろで束ねて、手際よく料理している

そんな女性の姿に違和感があった。

俺の部屋で女性が台所で料理??








うわぁ~今彼女とか出来たら、こんな感じなのかなぁ~

視線に気付いたのか、クルっと振り向いて笑顔を見せる。
慌てて俺は、視線をテレビのほうに向ける・・・・。







1人の生活に慣れきっていた・・・・







好きになってしまった人は旦那がいる・・・・
コソコソ会うだけで精一杯・・・










今目の前に広がっている光景が、
















俺は、妙に不思議でたまらなかった。





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83話 「頼み事」

「俺、そろそろ帰るよ」





「え?う、うん・・・」






キスしてえみは車を降りた。

窓を開けて、髪を撫でたりしていたけど・・・・
やっぱり別れる時は寂しさがこみ上げる



えみには、愛情を求めすぎていた・・・

だから苦しくなる。


なんで、こんな好きになっちゃったんだろう
なんで、こんな愛しいんだろう。





結婚してるっていう現実
その相手が、えみの心に沁み込んでるという現実。




バイバイするときは、不安にさせないように笑顔で別れた。
ありがとう・・・って一言付け加えて。







俺は手を振りながら車を走らせた。
1人になったとたん、疲れがドッと出てくる。



笑顔で癒されたけど、真面目に向き合えば合うほど
疲れてしまうんだろうか。





何事にも吹っ切れなくて、大声でワァーって叫びたい感じだった。


考えても、苦しいだけだ・・・

今は、なんていうか流れに任せよう。



絶対自分なんか焦ってるよ・・・・嫌いになったとかじゃないし

急いで変化させる事はないって、言い聞かせていた。









寮について、かるく仮眠して俺は出勤した。







頭はボーっとしてフラフラ・・・

早く朝食終わってくれ~~って感じで仕事をしていた。



仕事もようやく終盤で、昼休憩できるってときに

麻美さんが、俺に手招きしていた。





気がついて、麻美さんの所まで向った。




「どうしたの?」







「あのね・・・フロントのトモ君とあたしとで、
コータ君の部屋で鍋やろうって話になったんだけど・・・だめ?」





「いや・・・ダメってわけでないけど・・・」





トモ君とは昔の職場からの友達で、ここを紹介してくれた
友人でもある。



麻美さんと、トモ君はワンツーマンで教えてる事もあり
仲良くなったようだ。






んで、親睦会みたいな感じで、俺の部屋か・・・・

なんか使われてるようだけど、まぁいいか。


「それで、いつになるの?」






「んーまだ分からないけど、近いうちにね
先にコータ君の了承得ないと、始まらないでしょ?」


頼み込まれると、嫌とはいえなくて・・・・


けど、2人と仲が悪いわけでもないし。










「そうかぁ~鍋が似合う季節になってきたんだね~
で、なに鍋にするの?」









「キムチ(笑)!!」







∑(゚ロ゚;)キ、キムチ・・・




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82話 「チラ見」

俺は、えみを引き寄せてしばらく抱きしめていた。


いつも一緒に居られるわけでもないし、そばに居られる
時間がとても貴重なんだって噛み締めていた。






もしかしたら、離れ離れになってもこの温もりだけは
忘れたくないって・・・・体に刻んでいたのかもしれない。






「うっ!!」




丁度えみの頭が、ジュースがぶつかった胸の辺りにあって
不意にズキっと痛みが走った。







「どうしたの・・・?」





「あ・・・いや、胸がちょっとね」







「ごめんっっあたしがあの時ぶつけて・・・・痛むの・・・?」








「このぐらい大丈夫だよ(笑)それ以上に俺は
えみを傷つけたんだと思うし、へっちゃらだよ」








「ほんとに大丈夫ぅ?」








その時の、えみの上目使いが、無性にかわいくて
理性を抑えていたダムが崩壊してしまったような・・・






「えみ・・・・その上目遣いは反則だよ。何かが我慢できないって」






「何かがって?あ~~コータ、モンモンしてるんでしょ?」



「バ、バカっ!!」




俺は、目をつむって、スゥ~っとえみの顔に
唇を近づけた。




唇に何か触れたっと思ったら唇じゃないような
違和感が・・・




軽く右目を開けてみると、俺の唇に触れていたのは
えみの人差し指だった・・・・



「・・・・・・やられた」





えみは、いつもの笑顔を取り戻し、天使のような笑顔を
俺にみせてくれた。


「あははは、あたしの指でした♪」




こんな冗談されたら、機嫌を損ねてしまう人もいるかもしれないけど
なんだか楽しくて、こんなやり取りも俺達には
お似合いなんだなぁって思ったんだ。






再び唇を近づけていくと、今度はえみも目をつむって
唇を向けてくれた。




触れた瞬間なんだか温かい気持ちに包まれて、

全身が癒されたような感じがした。




こんな気持ちの入り混じって・・・色々な想いの駆け巡るキスは・・・・
生きてきた中で、初めてなんだろうなって・・・・




そして、いたずらっ子の俺の左手が、えみの胸を・・・・

そのまま車の椅子のレバーを引いてシートを倒してしまった。



えみは、やめて!とか抵抗することもなくて・・・・

そのまま受け入れてくれた。





シートを倒して、2人とも横になり、

見つめ合ってると、もう止める事は出来なかった。






知り合ってから一年近くが経とうとしてるけど
二度目の体の関係・・・・

素直に嬉しかった。



でも、えみはどんな気持ちで受け入れてくれたんだろう。






しばらく2人はそのまま寄り添っていた。

寝ちゃったの?っていうぐらい静寂な時間が過ぎていった。






ねぇ~えみ!!

「え?」



「俺達、もうちょっとで、知り合ってから一年ぐらい経つね」





「うん・・・・そうだね!!」




「あの頃の事おぼえてる?」






「覚えてるよ~コータがディズニー行ってお土産
買ってきたでしょ~」





「うんうん。今考えれば、あの時のえみ、すっごく大人しくて
遠慮してたんだなぁって思うよ(笑)」






「そりゃそうだよぉ~初めて出社した頃は遠慮するよぉ~」






「あははは、2人の挨拶もなんか、今思うとぎこちなかったね」




「うんうん♪」








「あたしは・・・コータに会えてホント良かったよ・・・」






「え・・・?うん、俺もだよ。えみに会えて良かったよ」







過去の話で盛り上がり、お互いが出会えた事に感謝していた。
たった一言でも、そういってくれるだけで嬉しかった。




けど、2人のこれからの事を、語ろうとはしなかった。

今その話をしたら、また悩んでしまう。
もしかしたら焦ってるのかな?そう慌てずとも

自然と答えは出るのかな。

選択肢はたくさんあるけれど、どれが正しいのか分からない








ガムシャラに走るより、たまには立ち止まって
周りを見ることも必要なんだろうな・・・・





そんな事を考えている時、






えみが、着信がないか?メールが着てないかってチラっと携帯を
見ていた。

マナーモードになってたのかな?いや・・・それは怖いだろう。
それでもチラ見するのはなんでなんだろう。


状況的に、気になるのは当たり前なんだけど・・・
時計を見たわけではないだろし。




一瞬の出来事だけど・・・・
その光景はなんだか悲しい気持ちにもさせてくれて、






そろそろ帰らなきゃいけないっていう、現実にも戻される。

早く家に帰してあげなきゃって気持ちにもさせられる。
一瞬の出来事だけど、風船が割れちゃった感じなのかな??
















「ねぇ、俺・・・そろそろ帰るよ」






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