運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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105話 「波紋」

朝、すべてはいつもどおりだった。



いつものように着替えて、支度をして
まるで昨日の事がうそのように思えてしまう。


午前中の仕事のうちは、まだ話は広がっておらず、誰にも何も聞かれず
俺は中休みに入った。













昼に寮の部屋でウトウトしていると、一通のメールが受信された





着メロからして、えみからメールだ・・・・




あいつは、昼から通しで夜までだけど・・・こんな時間にメールしてくるようじゃ
・・・・たぶんバレたかな?






携帯をパカっと開いてみると、案の定



「コータ!!!!辞めちゃうってホントなの?

あ~~ぁ何でいつもそうなの・・・・・・・ずるいよ!!」






・・・・・うわぁ・・・えみ完全に怒ってるなぁ



俺はすぐに返信した







「あぁ、辞めるのはホントだよ・・・

昨日、支配人に退職願出したんだ。

夕方出勤したら詳しい話するから、ごめんな」








ポチっ









ほんと、バレるのが早いなぁ~支配人が誰かに話したんだろう


そして、波紋が広がるように伝わっていったんだろう

話題がそれぐらいしかないんだろうな。







職場に着くと、調理場やフロントに、マジかよ!?なんだよぉ~
つまんなくなっちゃうなぁ~とか色々言われた




来月いっぱいって事と、やりたい事が見つかったとか

同じ事を何度も何度も話した。




まるで自分を洗脳していくかのように、同じ言葉を繰り返したんだ。







俺は単純で、じゃあちょっと整体の仕事やってみようかな?なんて思い始めた。







そして、レストランの連中も驚いてた。


うそだろ~みたいなリアクションで、まるでスクープ記事を読んでるかのごとく。(大げさ)













ようやく落ち着いて、1階のワイン倉庫の整理をしている時だった。

その倉庫はたたみ二畳ぐらいしかなく、狭い。




ギィ~と扉が開いて、





誰だ?って振り向こうとした瞬間、





「ボーーン!!!!」






ちょうど腰のあたりをグーって殴ってきた。




こんな挨拶してくるのはあいつしかいねー。





「イテテテ、あぶねーじゃんか!持ってるワイン落としたらどぉ~すんだよぉ」










してやったり顔のえみが、そこに立っていた。










「お前の挨拶はいつもこんなだな(笑)」










「フゥ~~~」


返事をするわけもなく、大きく深いため息のような?はたまた深呼吸のような息を吐いて

俺の顔を、ずっと見詰めていた。











見詰められる間が、なんかイヤで俺が切り出した。


「あぁ・・・えっと、もう知ってるよな?・・・俺、来月で辞めるんだ。」



















えみはポツリと呟いた・・・









「辞めちゃうんだ・・・・・。」




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テーマ:婚外恋愛 - ジャンル:恋愛

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