運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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14話 「頑張れ」

 「あたし・・・もぉ会社辞めたい。」



え・・??? いきなりこんなメールが来たのでびっくりした。

「オイオイ まだ一ヶ月ちょいじゃないか?どうしたっていうんだ?」









「パートの馬場さんがもぉいやなの・・・」





なるほど、やっぱりその問題か・・・
彼女は入社してから当分の間、昼出勤ってシフトだった
昼~夜までってシフトで昼専門のパートさんと、出勤のたびに
顔を合わすことになる。
馬場さんの新人イジメというのは、問題になっていて
それが原因でやめてしまう子も多いのだ。



俺はもちろん男だったため、それと平和主義なため
裏では何言われてるかわからないが、上手く関係を保ってた。

えみちゃんは、やっぱり弄られたらしく、精神的に参ってる
らしい。




俺は彼氏の事などまったく気にせず、その晩遅くまで
説得メール、励ましメールを彼女が落ち着くまでやりとりした。


次の日からは主任さんに、それとなく事情を説明して
あまりシフトがかぶらないように配慮したり、
伝票ミスをかぶったり、馬場さんがイライラしないように
ゴマすりしたり、俺は、出来るだけの事はしたつもり。



困ってるし頼られたから助けたかった・・・・。






えみちゃんの心境は大分変わった。
「コータさん、ほんっとありがとう。あたし負けないよ
頑張る!! コータさんがこの会社にいてほんとよかった
この会社で頼れるのはコータさんだけだよ^^ありがとう。」


こんなメールが来て俺はホッとした。


「せっかく入社したのに、すぐ辞めてほしくなかったし
頼りにされたから、それに応えただけだよ。お礼なんていいよ
えみちゃんの辛い顔は俺だって見たくないし、笑顔でいて
欲しいからさ。」




こんなやり取りをして、2人の間には多少の絆みたいなのが
出来ていたと思う。





もしえみちゃんに彼氏が居なかったら、恋だの愛だの
生まれてたかもしれない。
でも、俺は自然と気持ちにブレーキをかけ続けていた。







そんなブレーキ、すぐぶっ壊れちゃうのに・・・・。






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