運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

21話 「若さゆえ」

ガチャ・・・・













ドアを開け、俺は灯油缶をもって外に出た。




もうすぐ出るから、先に駐車場に行って待ってるね。
そんなメールをして、俺は車内でエアコンを点けて
待っていた。



寮生活なので、時間をズラして出たほうが
もしもの時も大丈夫だろう・・・・という考え。






しばらくして、えみがこちらに向かって歩いてきた。
街灯に照らされていたりして、遠くからでも
こっちを見て、ニコニコしているのが分かった。





「お待たせ~~♪失礼しまぁす」


そう言って、えみは俺の車に乗り込んだ。
初めて乗せたもんだから、えみは車内をキョロキョロ見てる




ダッシュボードとか、いきなり開ける始末。



「おぃっ! そういうとこ勝手に開けちゃだめだって(笑)」






「へへっ♪いいじゃん~~何が入ってるか気になるし
んじゃ~いこっ」








最近なんとな~く、えみのペースだけど悪い気はしなかった。











車を走らせて、少しすると、えみは携帯を見だした



「彼氏から電話きたの?」







「うん。あたしはもぉ寝てる事になってるけどね(笑)」





そんな会話をしながら、チラっとえみの携帯画面を見ると
待ち受け画面が、クリスチャン・ラッセンのイルカだった




「えぇ!!えみ、その待ち受けラッセンのイルカじゃん
俺もあの絵好きだし、ホラ・・・・イルカだよ」







「うそーー!!!! あ~~~同じだぁ
すごいね~あたし達(笑)イルカとか好きで動画もあるんだよ
また一緒だね~♪」






この時は、ほんとにビックリした。
絵こそ違ったが、この画家の絵を同じ待ち受けに使ってたなんて
些細なこと?だったけど驚いた。


口には出してなかったけど二人には何かあるのか?
そんな気持ちを思わずにはいられなかったのである。











そしてガソリンスタンドについた。



「ちょっと待っててね」




「うんっ」






えみは窓から顔をだして、俺の灯油を入れてる姿を
ずーーっとニコニコしながら眺めてる。

時たまホッペを膨らましたり、大きな口を開けたりして
何かをアピールしてる(笑)
こういう時、とても可愛く思えて俺も自然と笑顔だった。








灯油を買いに行ってるだけなのに、ほんとに楽しくて
えみと一緒にいるだけで俺は嬉しかった。








このスタンドは、24時間休憩所みたいな所があり、そこで
コーヒーも売っていた。



戻ってきて俺は





「えみ、コーヒー飲む?」





「飲む!飲む!」





「オッケー、じゃ買ってくるよ」












「あ、待って!あたしも一緒に行くっ」







こんなセリフも、俺にとっては嬉しかった。






えみは、生クリームたっぷりの、キャラメルマキアート
を頼んで、



「うまぁ~~~い♪♪♪」




とっても幸せそうな顔をしていた。




お互いの飲み物を交換しあって、間接キスみたいな事も
まったく違和感なく、照れもない

逆にカップルじゃないのが、不自然だと思うくらい
俺たちは自然で居られたんだ。







車内で会話していると、カラオケの話になった
カラオケはお互い大好きで、ノリで1~2時間ぐらい
行っちゃおっか??みたいな話になって











ドライブの予定が急遽カラオケって事に・・・・。





時間は二時間で、な、なんとえみは飲み放題を指定!!(オィ)







そう・・・・えみはまた酒を飲むらしい・・・俺は運転なのにぃ><






スタートから、えみは杏ロックを飲み続ける。



えみは、歌が上手く世代のズレはあったけど(笑)
盛り上がったり、バラードに聞き入ったりで
とても楽しかった、そして時間はあっという間に過ぎた。












でも・・・・・・










カラオケ終了まで、えみは杏ロックを飲み続けた為
かなり酔ったらしく、フラフラしていた。





「えみ~~~杏ロックとかって甘くて飲みやすいけど
結構アルコール度数あるから、そんなペースで飲んじゃ
酔っ払うよ・・・・・。」






えみは、頷いたかどっちなのかよくわからないぐらい
フラフラしてて、俺にもたれ掛かりながら、どうにか
車に乗せて、家路を急いだ。












えみはぐったりしていて、座席で力の入ってないような
座り方をしていた。








「おぃ、えみ大丈夫か?今度はもっとペース考えて
飲まないと・・・・酒に飲まれちゃうってこういう事だぞ
若いうちは、よくある事だけどさぁ・・・・」
















「・・・・・・・」




えみの返事はなかった。
















俺はかなり心配になって・・・・・
信号待ちの時、返事もないし、なんか顔色が悪いように見えて
座席と背中の間に手を入れてグイっとえみを起こして
ホッペを叩いてみた。














「えみ!! えみ!!ペシペシ・・・・ペシ・・・?」
























「・・・・・」











やばい、こいつ意識がない!!昏睡状態かもしれない・・・・





























急性アルコール中毒かもしれない・・・・。



スポンサーサイト

テーマ:秘密の恋愛 - ジャンル:恋愛

未分類 | コメント:2 | トラックバック:0 |
<<22話 「拒否」 | ホーム | 20話 「二度目」>>

コメント

ええっっ!!!
大丈夫なの???
・・・・・・心配です

コータさんもきっと慌てましたよね?
どうなるんだろ?
何もないことを願うばかり・・・

今、ちょこっと笑えることが・・・最近、キーボードのGの接触?が悪くて・・・
“願う”って入れたら“寝合う”って・・・(笑)

・・・えみちゃんの一大事かも知れない時に失礼しました(笑)
2006-12-22 Fri 00:40 | URL | saya [ 編集 ]
早く続きが読みたいっっ!!
超気になるよ~えみさんの容態。。
2006-12-22 Fri 17:52 | URL | まちこ [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。