運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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70話 「言葉一つ」

俺は、重たい気持ちを抱えたまま寮についた。

なおちゃんの意外な告白。


言われてみれば、なるほどって思うけど・・・


あの子だって勇気出したんだと思う。













俺は気持ちをすっきりさせたくて,風呂に入り
そのあとすぐに布団に潜り込んだ。













あの子がね・・・












あの子が・・・













惚れるとか、好きになるとかなかったけど。

万が一の可能性も心の奥で思ってたのかな。


なんかトゲが刺さってチクチクして気にしちゃうような
感じだった。


あの子がもし・・・今の仕事やめて性格がガラリと
温厚になったりしたら?













いやいや・・・・考えるのはよそう

俺は、えみの事もそうだけど・・・何一つ変えられる事が
出来ないんだ。









その時俺は・・・


「やばぃ、何でこんなに俺はネガティブなんだよ・・・
しっかりしろ!」










誰も居ない部屋で、1人声を出して心を軌道修正していた。
そういえば、明日は朝だけ、えみと一緒だったな・・・












さて・・・寝よう寝よう。






















ピピピピピピピッ!!




あ~~もう朝かよ・・・






旅館の朝はホント早い、毎回この時は
やってらんね~って気分><











さっさと身支度を整えて会社に向う。













「おはよぉございまぁぁす↓↓」






調理場にいかにも眠そうな声で挨拶をする。







レストランに向うと、すでにえみがセッティングしていて

俺が現れると。。。






「コータおはよぉ♪」



えみは・・・いつもニッコリ微笑んでくれる。








「ん・・・おはお・・・」












「コータすごい眠そう??どうしたの?」













「いや・・・なんでもないよ。俺の朝はいつもこうだよ。」













そして、しばらく2人で朝食のセットをしていると


えみが・・・

「昨日のテレビがさぁ~」とか






「昨日家の近くに猫がいてぇ~超かわいくて
抱っこしちゃった~~」 とか・・・











「うん」






「へぇ」






「そうなんだ」










まったくメリハリのない返事をしていて・・・









「ねぇ~~~~!!!コータなんで元気ないの?ねぇ~~~~」










えみが近寄ってきて、俺の制服のジャケットを
グイグイ引っ張る。






「ねぇ~~~~~」







「何でもないって・・・やめろ」(笑)



















「なおちゃんだ・・・」















ビクっ






俺の動きが一瞬止まる。




「違うって・・・、なんでもないよ!さぁ仕事仕事・・・」













「なおちゃん・・・」














ビクっ!










セットしている手が止まる。













今度は、それをえみが楽しみだして






「なおちゃん!」





ビクッ







「なおちゃん!」







ビクっ

「だぁぁ!!!いい加減にしなさい!」









「だって・・・コータ、なおちゃんって言うと
動きが止まるんだもん!面白くて(笑)」











たしかに悪乗りして後半はコントみたいになっていたけど
えみの鋭い感には、ビクビクしていた。





コータが元気なくて、落ち込んでると、あたしまで落ち込む。
よくそう言っていた。





すぐにコントとかやりあって笑えるところが
ほんと楽しくて。













なおちゃんと遊んだあとだから、余計・・・なのかもしれない。


えみとのやり取りが、ほんと楽しくて・・・

改めて、気が合うんだなぁって思う。








「なぁ、コーヒー入れてくるけど、えみも飲む?」












「うん♪コータの入れてくれるコーヒーは
あたし好みだから(笑)」










「あはは、オッケー!美味しく作るよ」












コーヒー入れるだけでも、なんか嬉しい事を言ってくれる
こんな事を言われて、俺も1人なんとなくニヤけてしまう。(単純)











コーヒーが入ると俺達は

しばし休憩を取る。











俺の入れたコーヒーを美味しそうに飲んでくれる





えみは、やっぱりあの事を気にしてるようで・・・




「ねぇ~ほんとになおちゃんと何もないの?」











「またか・・・何もないよ。知り合ったけど
メル友で終わるんじゃない?」












1回食事に出かけて、さらに衝撃の~~なんて
とても言えませんよ(汗)










なおちゃんとは、ダメっぽいような発言を聞いて
えみは、どことなくホッとしたような安心したような

顔を見せていた。








「お前のほうこそ・・・・旦那とは大丈夫なのかよ?」











「え・・・?」







逆に核心つく突っ込みを返して、えみは一瞬驚いた表情を見せる


「あの人は、まったく触れてこないよ・・・思い出したくないって
言ってたし、ぶり返したくないんだとおもう・・・」










タバコを点けていた俺は、えみのその発言と同時に
フゥーって煙をはく。













いくら旦那が思い出したくないって言っても
気にはしてるだろう。




真相の奥底を知ってはいないけど、一台の車で移動していたのは
バレてしまったわけで・・・






燻ってる物があるんだろうなぁ・・・









この事を考えると、ほんとに緊張感に襲われる。









「あ、ねぇコータ・・」












「ん?」














「そういえばね・・・・佐々木君辞めるらしいよ
退職届け出したんだって・・・」












「え!!??マジかよ・・・佐々木君が・・・」














「ほら・・・佐々木君って主任と合わないでしょ・・・?
それで決めちゃったみたいね・・・」













「そうなんだぁ・・・うーん、俺も辞めようとしてたのに
さき越されちゃったなぁ」











「え・・・・・ちょっとやめてよ!!コータは絶対辞めないでよ!!!
コータが居なくなったら、あたし・・・・あたし・・・」













「わぁぁぁ~~泣くなって、泣くなよぉ。冗談だよ
辞めないよ・・・・ごめんごめん。」














「コータ、気軽にそういう事言わないで!!」

















「はぃ・・・すいませんでした・・・」














軽く冗談でも言ったつもりだったけど、
えみには、ものすごく重要な事だったみたいで

とても、冗談で受け流すことなんて出来なかったらしい。









えみは一気に目に涙が溜まってしまい・・・・
落ち着く為に裏に引っ込んでしまった。














言葉の1つ1つで、これだけ人の気持ちを左右してしまう。

発言ってホントに恐ろしい。









「はぁ・・・・」














しばらくして、えみが戻ってきた。



「ごめんな(笑)」















「もぅ、バカ!!」



そして、お決まりのちょっかいをしてくる。











「痛いって~~(笑)ところでさ、送別会とか
するんだろ?」









「うん、話はあるみたいよ。」















「そうなんだ!是非やらないとね・・・
お世話になってるんだし。」













「もちろん♪」




職場の仲間が辞めてしまう事は凄く寂しい事

そんな事百も承知なんだけど・・・・













俺は、えみに軽く言った冗談を、ものすごく後悔した。








そんな寂しい事を、軽々しく言っちゃって
えみを傷つけてしまう。














今の俺は・・・えみと出会った頃から・・・

















だいぶ、変わってしまったのかな。













俺はホールに出ている、えみの後ろ姿を・・・





















寂しい眼差しで見つめていた。






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コメント

コンバンワァァァァァァ(´∀`*)
ランキング2位維持(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ
寂しい眼差しって何ですか?
それは不倫だから?
それとも今後の何かを決意したのかな?

とにかく続き楽しみにしてます(σ・ωゝ)σネッ!!!
コータさんp(#^∇°)q ファイトッ
2007-03-11 Sun 23:59 | URL | yuyu [ 編集 ]
言葉の1つ1つで気持ちが左右されてしまうのは、それだけ相手の事を大切に思ってるから・・・

別の人に言われたのなら、軽い冗談にできるような事でも、好きな人に言われたら、気になったり、傷つくって事あるよね・・・

相手の一言で、一喜一憂してしまう・・・
恋ってそれぐらいすごい事なんだな~・・・って最近よく思います。

2007-03-12 Mon 10:02 | URL | あおちゃん [ 編集 ]
やっぱ~(^-^)

ちょっとひみちゅがあるとぉ~「どきぃ」って
しちゃう~\(^0^)
2007-03-12 Mon 17:14 | URL | にゃん [ 編集 ]
えみさんの気持ちがちょっとした発言で簡単に左右されてしまうのは
やっぱりコータさんへの気持ちが、それほどに大きいからなんでしょうね・・・・
えみさんは今どういう気持ちなんだろうなあ・・・って、思うとなんだか悲しくなります。どういう気持ちで、コータさんと、そして旦那さんと接しているんだろうなあって・・・
今までも散々辛い想いをしてきたのに・・・

コータさん!優しくしてあげてくださいね!!(>_<)
2007-03-12 Mon 20:13 | URL | なち [ 編集 ]
日付変わったから押してみた
後15クリック差だったね
たぶん。

さあ、この恋の展開と
ランキングがきになります!
2007-03-13 Tue 02:05 | URL | end [ 編集 ]

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