運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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88話 「暴露」









「もしもし?」




「あ~~やっと出たぁ!!」







「なぁ・・・今から会えないかな?」












「え?うん・・・いいけど」










いつもと違う空気を、えみは感じたのか
声のトーンを合わせてくれたかのように

えみはポツリと呟いて返事をした。








好きな人って第一声でどんな調子か元気なのか、とか
すぐに分かるっていうかそれだけ意識してる存在なんだよね。






「えっとね・・・たぶん20分ぐらいでいけると思う。」





「わかった。じゃあ後でね。」



えみと電話を切ってから、タバコを取り出す。ジッポーライタの
「チンっ」って音が、静寂した夜空に響き渡る



火をつけて一息つく

俺は夜空に向って白い息を吐く・・・・

空に向って吐いた煙は鋭くうねりながら、
暗闇に飲み込まれるように消えていった。




その先に輝いてる星は何万光年も前の光を湛えていて
星に比べれば、人間の寿命なんてほんの一瞬に過ぎない・・・




こんな事思うなんて、



「・・・・俺、結構、今・・・寂しいんだな。」





心の中で呟いていた。






1人でいると、余計な事や、いつもなら気にしない事
とか考えてしまうよ。







しばらくして、俺は自販機に向った。

ポケットにあった500円玉で、コーヒーを2本買った。

尾崎豊の歌ってた100円玉で買える温もりって(古っ)
これだよなぁ・・・って1人で納得していた。





そろそろ20分かな?って頃に、明らかに飛ばしてるだろうって
思うエンジン音が聞こえてきた。






その車は眩しいヘッドライトをパッシングさせて
俺の前で止まった。




助手席のドアを開けて車に乗り込んだ。







フっと、えみを見るとニッコリ微笑んでくれて・・・
なんだかちょっとホッとしてしまう。






「お疲れ様!はぃコーヒー」







さっき買ったコーヒーを俺はえみのジュースホルダーに
ポンっと置いてあげた。



「あっ!いつもありがとう。。。」






えみは・・・またニッコリ微笑んで、俺の右手をギュっと
握ってくれた。



「ねぇ・・・コータお酒飲んでる?」






「ん?あぁ、ちょっとね」





「1人で飲むなんてめずらしくない?なんかあったの?」




「う・・・・まぁそんな時もあるさ。とりあえずここじゃ
ちょっと目立つから、いつもの駐車場に行こうよ。」






えみは、すぐさまギアーをDに入れて発進させた。

駐車場に車を止めても、いつもの楽しい雰囲気にはなれなくて、
カーオーディオから流れる曲をボーっと聴いて黙っていた。


えみもそれに合わせてくれてるかのように黙っていた。










その沈黙の間、俺はもぉ隠す必要もないだろうって
思い始めて、口を開いた。





「あ、あのさ別に嘘つこうと思ったわけじゃないんだ
ごめん、俺1人で飲んでないんだ。」










「え?誰と飲んでたの?」













「麻美さんと、トモ君と3人でね。まだ俺の部屋にいるよ
たぶん・・・今、部屋は入れないかな」








苦笑いした俺を・・・・・














えみは・・・・













真剣な顔で見詰ていた。







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テーマ:*不倫 de 純愛* - ジャンル:恋愛

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コメント

更新してすぐ(?かな)コメ(*≧∀≦)
ヒャア‥言っちゃった><
あぅ~えみさんの反応が読めない;w;
ドキドキ。。
2007-11-05 Mon 01:39 | URL | 皐月 [ 編集 ]

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