運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

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91話 「決めるね」

「待って!!」







えみは俺の腕をグィっと掴んで引き戻した。








「あたし、コータの事ちゃんと考える・・・
考えて決める・・・これ以上はコータも苦しいもんね。

今まで、流されるままで優柔不断だったけど、
ちゃんと決める。」









怖かった・・・・









えみの発言は、NO=別れだから。

旦那と比べちゃ、情もあるし、結婚してるって事実もある。

状況は不利だし、別れが近くなったのかな?
そんな予感もした。






「決めるってどのくらいでわかるの?」







「え!?すぐには分からないけど・・・少しだけ待って・・・」








白黒はっきりしたいタイプの俺は、こういう返事が一番
うやむやで嫌なんだけど。





えみが決めるっていうなら待つしかない。

答えを求めてしまったのは俺だ・・・


「分かった。えみが答え出すまで待ってるよ。
せめて今年中には出して欲しい。」










「うん・・・わかった」







「じゃあ俺、いくよ・・・ごめんね。気をつけて帰りなよ
あんま飛ばしちゃだめだぞ。」











車から降りて、見送った。

お互い手を振ってバイバイする。












そういえば、キスとかしなくなったな・・・


フッと気付いた事に、距離が出来てるって実感させられる。


終わりが近づくってのはこんなもんなんだろう。







勝手に、別れを決めつけ、出会った頃からの
えみとの想い出が、走馬灯のように蘇る。







えみの、笑顔や仕草、あと・・・泣き顔も・・・
そして、えみの事が好きだったって事も・・・・









全部想い出になっちゃうのかな・・・










辛いけど、決断には従うつもりだ。







えみに振られてもいいように、気持ちの整理を
始めている自分がいた、




そして、その時のショックを和らげるために
何度も、もう終わるって言い聞かせていた。








弱気の虫は、俺の心を食い潰し、
奇跡の逆転なんて考え付かないぐらい蝕んでいた。







理由はないけど、なんとなくわかるんだよ・・・
俺の事選ぶなんて、ないって事が・・・





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テーマ:遠距離、婚外恋愛 - ジャンル:恋愛

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