運命の欠片

出会った時にはすでに遅かったのかもしれない。それでも運命の人と恋してしまうお話です この恋の結末はどうなっていくんだろうか・・・

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

95話 「不安×②」










桑田君が来てから、状況はおかしくなる一方だった。





大人しい男ならまだしも




昔えみが、俺にしたように、桑田君がえみに
チョッカイだしてる。




挨拶代わりに、あたまにチョップしたり・・・
腕を後ろに持っていって軽く捻ったり・・・




えみは、「ねぇ!!何するのよぉ~!!」

そう言って、顔は笑ってるけど桑田君の二の腕や
胸などを平手打ちする。





次第に仲良くなっていくように思えて、目を背けるしか
出来なかった。








もちろん、桑田君と俺は、仲が悪いわけではない。

仕事帰りにコンビニにいって夕飯買って、どちらかの寮の部屋で
飯食ったり、酒飲んだり・・・色々話をしたり

コータさん!コータさん!って慕ってくれている。

悪い奴じゃない。ただ・・・女クセが悪いっていうのか、

その辺は遠慮がないんだろう。




「お前、えみにチョッカイだすの止めろよ!!」




なんて言えないよ・・・・







そんな権利どこにもありゃしない。






俺とえみのドロ沼を説明して、遠慮してくれないか?
そんな事言えないよなぁ・・・





そんな心が燻ったまま、時は流れ・・・





えみから、答えも貰えないまま、



一ヶ月が経とうとしていた頃だった。











今日の俺は、飲料関係の集計の為、夕方の出勤だったけど
少し早めに職場に来ていた。







この日の昼間の出勤は・・・えみと、桑田君で





マネージャは、俺とえみが、あまり一緒にならないような
シフトにしていたけど、


あの2人は、あやしくもない訳だから、俺と違って
簡単にも、昼のペアになる・・・









事務所から集計のために、冷蔵庫にいた時の事。






「えみ!!えみ!!」







桑田君が、声を出しながら、こっちに向ってきた。


「あれ?コータさん・・・なにやってんすか?」




「あぁ・・・飲料の集計でね・・・ちょっと早めに出勤してんだ。」








「そうなんすか?ところで、えみ見ませんでした?」







「いや・・・見てないね」





桑田君は、すでにえみの事を、呼び捨てしていて、
彼の女性に対するスタイルなのかもしれないけど・・・

心が痛む(苦笑)






もっとビックリしたのが、えみの対応である。








「あ!!くぅ~ちゃん発見!!あれ~コータもいる・・・
何やってんの~~??」






「あぁ・・・おはよぅ。集計でね、ちょっと早くきたんだ。
あのさ、くぅ~ちゃんって桑田君の事?」






誰もがわかるようなことを、俺は確認するかのごとく
えみに聞いてみた。






「あぁ・・・桑田だから、くぅ~ちゃんね!」








「そう・・・なんだ・・・。」



あっさり、あだ名で呼んでるえみに
少し戸惑ってしまった。




「えみ!まだセッティング終わってないから
早くホールに行こうぜ。」







「うんうん、わかったょ」









「じゃあコータさん、また後で~~」





「バイバイコータァ~♪」









俺は返事もせず、2人に軽く頷いて、目をまた集計表に
向けていた。








「なんなんだよ・・・・一体。」







無意識にポツリと呟いてる俺がいた。

なんなんだよ・・・クゥちゃんって。



若い人ってこれぐらい普通じゃん!そうかもしれないけど・・・
なんだか2人の仲に嫉妬してるのは確かで・・・



桑田君が、言い寄るから仲良くなるのは仕方ないのかな?

拒否とか出来ないだろうし、そこで、気があっちゃえば
こんなもんなの?





少しは、俺に気を使って、どんなに桑田君がチョッカイだしても
ある程度は、距離保ってて・・・

そんな風にして欲しかった。



俺は、このままじゃ嫉妬の塊になってしまいそうだよ。











旦那とは仕方ないから、我慢できるけど・・・

そこでまた、別の男になると話は違ってきて




こんなの、いつも見せ付けられてたら気が狂ってしまう。













その後のレストランでは、俺は黙って、黙々と仕事を
しているしかなかった。












今日はカラオケ当番で、支度をしてる時だった。






俺の背中を、ボンっと叩く奴がいた。



振り返ると、







「へへへ~♪」 



そこには、ニコニコしているえみが立っていて






「コータこれからカラオケ担当?」









「あぁ・・・そうだよ」





数秒間の沈黙が続く・・・。






















「ねぇ・・・怒ってんの・・・?」










「別に・・・怒ってないよ」





つっ立ってるえみを横目に、俺は淡々と準備をしていた。





そして、最低な事に

お前、そこいると邪魔なんだよって目で、チラっと
えみを睨んでしまった。











一瞬、えみは悲しい目をして・・・・



「バカっ もういい・・・」





そう言って、えみはクルっと振り向き行ってしまった。













どう対応していいか、分からなかった。

せっかく、えみが上機嫌で俺に話しかけてきたのに。





何か納得できなくて、変な対応してしまう俺・・・




変わりなく、明るく対応出来る技量も・・・











心の寛大さも・・・















俺は持ち合わせていなかったんだ。



励ましの応援ポチっお願いします><b



FC2ブログランキング

スポンサーサイト

テーマ:婚外恋愛 - ジャンル:恋愛

未分類 | コメント:3 | トラックバック:0 |
<<96話 「懲りない悩み」 | ホーム | 94話 「新しい旋風」>>

コメント

コータさんの気持ちかなりわかります。。。
いったいなんなんだよっ。て。
すれ違いは悲しいよぉ。・゚・(ノД`)・゚・。
2007-12-11 Tue 10:23 | URL | ☆まな☆ [ 編集 ]
今の私の心境と同じです。
かなり不安でどうにかなっちゃいそうですよね・・・
私の立場は えみさんと同じです
そう彼の方が今は独身・・・W不倫でした。
絶対離さない、生涯愛し続けるといってくれてた彼が・・・私が彼をあまりにも求めすぎることから色々な罵声を浴びせてしまい、自分は私にふさわしくないんじゃないかって・・・少し離れてみたい、離れたとこで私を見てみたいって言われたけど、どうしても離れるの嫌だって説得して変わらずいるんだけど、表向きは・・・でも距離があいたような気がして・・・彼の中から私の存在が薄れていってるような気がして・・・
すみません・・・自分の事ばかり書いてしまいました。
依存しますよね、わかります。
2007-12-13 Thu 12:06 | URL | なぉ [ 編集 ]
コメントありがとうございます♪
<<まなさんへ
すれ違いってどうしても起きちゃうんですよね
お互い好きなら、ほんと悔やまれますよ
恋愛の醍醐味なんでしょうか・・・(笑)
また遊びに来てね♪

<<なぉさんへ
切実なコメントありがとです!!
恋愛のバランスってありますよね
罵声はちょっと怖いかも(笑)
説得しても、彼自身は距離置いてるんじゃないかな?
その時の気分や、我儘、相手を想う気持ち
そんなのが、もうグルグル回るんですよ
ご愛読ありがとです。
また遊びに来てくださいね~
2007-12-13 Thu 18:17 | URL | コータ [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。